【学生の人数】2人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】人事【面接の雰囲気】ESの提出はなくその場で質問されたことについて答えるだけでした。2人で30分のため質問数も少なく非常にアットホームな雰囲気でした。【学生時代に最もがんばったことはなんですか】「『演奏者100名全員で最後までやり遂げたこと』です。大学2年生の時、札幌地区の10大学合同で行う吹奏楽の演奏会の運営をしました。プログラムには大学ごとの演奏に加え各大学の有志100名による合同演奏を組み込み、私はその練習の運営を担当しました。最も大変だったことは参加者の意識の違いによる衝突の解決です。全国大会で金賞を受賞するために活動していた人や、地域のお祭りに参加し町の人と交流することに重点を置いていた人では演奏に対する向き合い方も異なります。衝突が起こったことで練習の欠席者が30名近くまで届いたこともありました。この演奏会の目的『他大生との交流を通し音楽の素晴らしさを再確認すること』を達成するためには、欠席者に戻ってきてもらい全員でステージを作らなくてはいけないという使命感から、欠席者・出席者へのヒアリングとそれに基づく練習環境の改善を行いました。具体的には演奏会の目的を再確認する場を設けたこと、練習進行リーダーの設定、練習を撮影しインターネット上にアップすることで全員が練習の反省を行えるようにしたことなどです。これらを通し100名全員で音楽づくりを行い本番のステージを迎えることができました。」問題意識と問題発生時何を考えたか、そして何を行ったかを明確になるよう意識して話しました。【学生時代に頑張ったことをもう1つ教えてください】「『塾講師のアルバイト』です。大学3年生の時から1年間、小中学生の個別指導塾の講師をしていました。そこで学んだことは『相手の目線になること』と『主体的に行動を起こすこと』の大切さです。私の担当していた小学生は勉強が嫌いで机に向かうことも嫌がりました。そこでまずはどうすれば机に向かえるようになるか考え、小学生の間で流行っているキャラクターを机の周りに飾りました。そして自分で授業後に毎回確認テストを作り取り組ませることで何が理解できていないのか細かく把握できるようにしました。その結果勉強に対しての嫌なイメージを払拭し勉強にも前向きに取り組んでくれるようになりました。」学んだこと、そしてその根拠を明確になるよう伝えました。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】最初に人柄重視の面接だと言われました。1次面接では志望動機についても聞かれず自分についてひたすら聞かれ深堀されました。時間も2人で30分のため、自己 PRを兼ねた自己紹介と学生時代に頑張ったこと2つで終わってしまいました。短い時間で自分を伝えるには、自分が質問に答えている間以外にも、もう1人の学生が質問に答えている間もそちらを向きしっかり話を聞くことで真摯な態度を取るべきだと思います。
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