【笑顔と信頼、共に成長】【20卒】三井住友トラスト不動産の総合職の本選考体験記 No.7886（桃山学院大学/女性）（2019/7/19公開）

青い表紙のSPI対策の参考書（今は後輩に渡してしまいタイトルを忘れてしまいました、、）を11月頃からコツコツ続けていました。三井住友トラスト不動産はwebテストで、言語・非言語、自宅受験でした。非言語は電卓使用可でしたが、時間が足りず焦ることもあるかもしれません。あきらめず取り組むことが必要です。

まず非言語からでした。SPIで出てくるような内容のものが多かったです。言語も同じで、熟語などの問題の後、読解問題でした。合わせて65分ありました。

笑顔で話すことを心がけました。ありのままに話し、面接というよりコミュニケーションという意識が大事だと考えます（人事部の方も、そのようにおっしゃっていました）。

一般職の方が緊張してますか？など私たちの想いにまで寄り添っていただき、緊張をほぐしてくださったように感じました。

あなたの意外なギャップは何ですか。

常に笑顔を心掛けていますが、本当は負けず嫌いなところです。人と関わるうえで、笑顔は大切と思い、自分が笑顔だと相手も笑顔になることが多いと感じていました。アルバイトのレストランホールスタッフとしてでは特に心がけました。周りの友人からも明るいと言われることが多いです。笑うことが大好きです。しかし、中学校・高校のスポーツ経験から培った粘り強さや試合に負けるくやしさは人一倍あります。何か物事をするからには中途半端ではなく貫きたい、そのような精神が芽生えました。スポーツ経験（卓球部）を通して、負けてはすぐに泣くような選手でしたが、誰よりも早く朝練に参加したり、練習後ランニングをしたり、地道な努力を重ね、メンタルコーチに試合への取り組み方なども教わり、先輩と通した試合は県で三位、最後の引退試合は結果は出せませんでしたが、笑顔で終わることが出来ました。

どこで三井住友トラスト不動産を知り、興味を持ったか。

初めて知ったのはテレビで放送されているコマーシャルでした。耳に残るソングと、トラをモチーフとしたトラストさんの存在から、三井住友トラスト不動産を知りました（人事部の方にとっては、悲しくなりそうなソングだよねと笑い混じりで対応くださいました）。不動産業界を見ていく中で、貴社からメールを届き、文字の大きさや、カラーで書かれ、見やすかった印象を覚えています。一度誤作動でしょうか、ご多忙中だとも存じますので、○○さんという箇所を修正なく送られました。その際でも再び修正メールが届き、細かいところまで気にかけてくださる丁寧な会社だと感じ、参加しようと決心しました。貴社は銀行とのグループ会社でもあり、お客様からも信頼を高く得ていると見受け、興味がありました。

なぜ不動産か、その中でもなぜ仲介業か、深堀されたので、その点企業分析や今後の見通しを立てて、話したことが評価頂けた点かと考えます。

前回から、営業部長が加わり、以前より少しフォーマルな雰囲気はありました。しかしそれでも面接というよりコミュニケーションを取りながら話を進んでいくような気持ちでした。

不動産業界に興味を持ったきっかけは何ですか。

母親の姿があったからです。私たちが住んでいる家は、それほど新しい家ではなく、母は理想の家を描いては私に語りかけるのです。ペットを飼っているので、庭付きの家や、料理が好きなので広いキッチンがいい、周りは住宅街ではなく、自治会なども少ないところがいいなど、そのように描く姿を見て、母に素敵な家を住んでほしいなと思ったことがきっかけでした。一生に一度かもしれない大きな買い物に、さまざまな想いは詰まっていると思います。そのような想いをくみ取り、一人として同じ人はいないお客様に、一つとして同じものはない一番合った家を提供できることは大変やりがいに感じると思っています。また、住まいはほとんど毎日過ごす居場所であり、一番自分らしくいれる場所と考えます。そのような住まい選びに携わりたいと思ったこともきっかけです。

不動産業界の中でもなぜ仲介業を志望しているか。

私自身が人と関わることが好きなので、お客様と直接関わり、大切な住まい選びをサポートしたり、様々な想いがある売却の不安を解消したいと考えています。その仕事ができるのは、仲介業ならではだと思います。貴社は仲介専業だからこそ、お客様への関わり方に力を入れるために研修や教育が厚いことから、仲介業を志望しています。また今後、AI等導入されていく中でも、お客様に合った住まいを提供したり想いに寄り添いながら対応したりすることができるのは、人だと思います。細やかなニーズや、人の暖かみを持ちつつ、お客様と関わっていくことができると考えています。今後に目を向ける中で、ハウスメーカー等は、新築の数が減っていき、リフォーム事業が増えていくと聞いています。その中でも仲介業は無くならない仕事で質を求められていくことを挙げられているので、その中で挑戦して参りたいです。

営業職なので、自信を持ち、はっきり明るく話すことが大切だと考えました。学生時代に力を入れたことを、やりきったことと聞かれたので、自信を持って、そのようなエピソードを具体的な数字を用いて話せたことも一つ評価いただいたと感じました。

営業部長が加わり、以前よりフォーマルな雰囲気でした。しかし、人事部の方が緊張をほぐしてくださったり、丁寧な対応をしてくださりました。

学生時代に力を入れたこと、やりきったことは何ですか。

学生時代は学生の本業である勉学、そして体育会レスリング部のマネージャーとしての活動、文武両道に注力しました。やりきったと感じられることは、勉学を通して成績優秀者の奨学金を三年連続いただくことができたことです。親孝行をしたいと思い、入学した大学で、成績優秀者に選べれることが私の目標でした。学部ごとに優秀者が選ばれ、私の社会学部社会学科は約1,500名いる中で17名が選ばれます。難関だとは感じましたが、毎日少ない時間だとしても復習を怠らず、試験前は集中して勉学に励んでいました。そしてレスリング部のマネージャーとしては、チームを支えることはもちろん、選手22名一人一人のサポートに注力しています。もともとマネージャーとしての事務作業をこなすことに精一杯でしたが、選手となかなか仲良くなれず、次第には選手が練習に無断で休んだり、遅刻が増えたりしていました。そこで選手と信頼関係を築くことが大切と感じ、連絡を取りながら、積極的にコミュニケーションを取りました。外部のスポーツ心理学の講義に参加し、チーム力向上のために学んだ結果、現在はチームで１つとなり練習に励み、目標である一部昇格に向かい、練習に励んでいます。

（留学をしていたので）英語を勉強しようとしたきっかけは何ですか。

グローバル化である現在で必要なスキルと考えたからです。しかしもともと、私は中学生の時はbe動詞すらも分からず、高校生の時は補習に引っかかるほど英語が苦手でした。そして大学受験になり、一番苦手であった英語を重点的に勉学に励みました。そこで英語が理解できるようになり、少しずつ興味を持つようになりました。桃山学院大学は国際体験に力を入れており、留学経験のない学生用の初心者向けプログラムがあり、初めて、私はベトナムへ異文化体験研修へ行きました。その現地で学んだことが英語の重要性でした。ベトナムの公用語はベトナムで、日本の公用語も日本語です。しかし私たちが外国に行くと、外国人となり、ホテルや飲食店で話す言語は世界共通である英語でありました。私はその時に英語の必要性を肌で実感し、英語を使えるようになれば、世界の人々とも繋がることができると考え、英語を勉強しようと考えました。

営業所訪問

実際に定めらた営業所に行き、社員の方に質問ができます（一時間）。私は女性なので、女性総合職の方と話すことができ、働いている事務所を見せていただき、実際の会社の雰囲気を肌で味わえました。

一言一句はっきり話すことを意識していました。人事部長から、体育会だからかな、はっきり話すね。と評価いただきました。キャリアプランをしっかり立てることも重要だったと思います。

大変穏やかな雰囲気でした。人事部長が私を上座に座らせてくださり、まずは深呼吸から始めよう、など本当に素敵な人事部長でした。

キャリアプランを教えてください。

1年目は、真っ白な気持ちで、たくさんのことを吸収し、先輩方から学び、その姿を超えられるような人になりたいです。また同期とは互いに刺激しあえる関係になりたいと考えており、研修や会うたびに成長する姿をお互い感じることができ、同期との信頼関係を築いていきたいです。失敗もあるかもしれないですが、くじけず、素直な気持ちで前へ前へ進んでいきたいです。5年目は、結婚をして出産をしているならば復帰する環境を整えたいです。そして、女性でもこのように働く方法があるのかと後輩の女性社員や、周りの方に評価していただけるよう、また、頼っていただけるような人になり、働きたいです。10年目以降は、キャリアアップできるチャンスがあるならば、無駄にせず挑戦していきたいです。また、長く働いていくと慣れなども出てくるかもしれないが、貴社の指針でもある自己研鑽を忘れず、日々新たに成長し続けていきたいです。

レスリング部で大変だったことは何ですか。

選手と信頼関係を築くことが大変と感じました。私が二年生の時は、マネージャーの先輩は引退しており、新入部員のマネージャーもなかなか入らず、女一人のみでチームを見守っていました。あとの約20名が男子選手でしたが、レスリング部の男子選手は以前まで男子の世界の中で練習を取り組んでいたり、なかなか話すことすらも難しいような環境でした。その中で新しい仕事を初めて一人で行う責任の大きさや、仕事の量に圧倒され、選手とほとんど距離を縮められずにいました。その中で、選手は無断欠席や遅刻が増え、どのようにチームを支えていこうと考えました。そこで、選手一人一人と向き合うことに気づき、連絡を入れたり、練習に来てくれた日は、積極的に話したり、一緒に試験の勉強をしたり、選手の悩みなどに寄り添いながら、信頼関係を築きました。その結果今ではマネージャーも新しく入り、チーム一つとなり、活気溢れる中で練習ができています。