- Q. 志望動機
- A.
株式会社アイレップの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒株式会社アイレップのレポート
公開日:2020年7月13日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
[企業研究]
まず広告業界の業界研究は必須である。広告代理店は今転換期にあるので、時代の流れがどうで、それによってどのような影響を受けているのか、どういう課題があってそれにどう立ち向かっていくのか、というのはどこの面接でも自分の意見が求められると思った方が良い。
面接では今の社会の現状を踏まえた上でなぜ広告か、なぜアイレップなのか、ということを論理だてて説明することが求められた。
どの職種で働きたいか、というのは二次面接以降深堀りされる。企業ページだけではイメージがつきにくい。二次面接前に一度説明会があるので、そこで理解を深めておく必要がある。
[調べておいて役立ったこと]
広告代理店の面接を受けるにあたっては、好きな広告・嫌いな広告・最近気になったニュースや広告 をそれぞれ3つは用意しておくべきである。一次面接から聞かれたので自分が抱いた感情とその理由を説明できるようにしておいてよかった。また、斜め上からの深堀りがくるので多角的にその広告について考えておくべきである(嫌いな広告→自分ならどうする? 気になった広告→ターゲットと狙いはなんだと思う? 好きな広告→もっとよくするには? など)
[もっと調べておけばよかったこと]
他社との立ち位置の違い、他社と比べてアイレップはどうか、という比較。
これも必ず面接で確認される。応募してない、興味のない会社の名前を出され、その会社について知識があまりなかったので一瞬答えにつまってしまった。
[有益だった情報源]
就活会議の選考体験。どの投稿にも自分の長所、短所について3つずつ挙げてください、などという瞬発力と自己理解を求められる質問をされていたので、答えられるようあらゆる質問を準備しておいた。結果とても役立った。
志望動機
言葉の持つおもしろさに魅せられ、わたしは文学部に進学しました。学内外で毎日多くの文章に触れ、生み出すなかで、ツールとして言葉を操り商品やブランドに付加価値をつけることのできる広告業界に興味を抱きました。
中でも御社を志望しているのには2つ理由があります。
ひとつは、デジタルマーケティングが強みの御社で働けば、私のウェブコンテンツ作成のインターン経験が生かせると考えたからです。
もうひとつは、貴社の姿勢に感銘を受けたからです。アイレップはデジタルエージェンシーの中でも圧倒的な広告運用ノウハウを持ちながら、地位に安住せず進化し続けています。クライアントと真摯に向き合っているのも魅力であり、課題解決によってクライアントに事業展開する勇気を与えることで、利益拡大に繋がると確信いたしました。
入社後は主体的に行動することで幅広い知識を身につけた後、2018年より加わったクリエイティブ事業に挑戦したいと考えております。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2020年02月
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
気になった広告について聞かれたとき、用意していた広告がすべて電通の広告だと気づいた。
なのでなんとか博報堂の広告をひねり出して回答した。すこし古い広告を答えてしまったと反省した。また、別に競合他社の広告でも問題なかったように思う。そこで一瞬つっかえてしまったが、自分の言葉で話せたことで思考力があると感じてもらえたようだ。
面接の雰囲気
オンライン面接だったので他の参加者の人数については不明。
威圧感はなかった。が、アイスブレイクもなかった。
1次面接で聞かれた質問と回答
会社でまずやりたいことはなんですか
御社に入社後、どこに配属されても全力で取り組み結果を残す決意です。そして、たくさんの経験を積んだのち、クリエイティブをしたいと考えています。
私は、正直、広告はアートだという風に考えていた時期がありました。日常に根付いたものなのに、観賞用として考えていました。それでコピーなどをよく目に入るようになったんですが、コピーライターという職を知り、理解を深めていくにつれ、広告の役割は課題解決だという風に考えました。広告は手段である、と知りました。今の私だと広告を目的としか見れていません。なのでまずはいろんな角度から見て、スキルを身につけて、それからクリエイティブに挑戦したいというキャリアプランを持っています。
日常生活で気になった広告を教えてください
ワンダーコア(アイレップが属する博報堂の製作した広告)の広告が印象に残っています。実際そのCMを見て母が商品を購入したからです。
キャッチーな言葉を繰り返すので耳に残ったのと、実際に使っているシーンを切り取ったCMで使っている自分の姿がイメージできました。そこからパロディーもたくさん生まれたので、CMからまた新たなものができた、CMを起点に盛り上がることができた、という点で良いと思いました。
(ここで、母について、普段運動とか気にされる方だったんですか、と質問を受けた)
母はもともと運動などはしないタイプだったのに、このCMをたまたま見たから買ったそうです。そういった人からの認知度を得て、さらに購買行動につなげることができる広告のすごさを再確認できたCMでした。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
WEBテスト対策で行ったこと
『史上最強SPI&テストセンター 超実践問題集』を何周もした。
難易度は他の会社のウェブテストより難しかった。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、性格
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2020年04月
2次面接 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
「メディアで一番目にしているものは」と聞かれた時、この質問は「その中で気になったものは」という問いにつながると思った。気になった広告についてはいくつも回答を用意していたが、最初にしたプレゼンがツイッターを活用しているものなのでテレビかインスタを答えようと思った。そして、テレビの広告については一次面接で答えているのでインスタを選択した。
二次面接では志望職種についても聞かれた。説明会での職種説明を踏まえ、なるべく具体的に回答した。自分の経験や考え方を明らかにし、自分はこういう考えなのでこう感じました、という流れで回答した。経験に基づく回答方法が評価された。
面接の途中で第一志望かどうか聞かれた。なので最後の逆質問では熱意を込め、活躍する人材になりたいとアピールをした。
面接の雰囲気
オンライン面接。なので他に選考を受けた人の人数は不明。
アイスブレイクを挟んでくれたのでリラックスできた。
2次面接で聞かれた質問と回答
説明会で出した宿題を見せてください
二次面接の前の説明会で、「日常生活で気になった広告をひとつ挙げてください。その広告はどういう人に向けて作られたものなのか、背景も踏まえて説明してください」という宿題が出されていた。
とあるメーカーの商品のキャンペーンについて話そうと決めた。パワーポイントを作成し、画面共有をして発表をした。
7枚に分け、ターゲットは誰か→広告内の表現はどういう意図で使われているのか→なぜバズったか→その後の展開→時代背景、広告業界の流れについて私見を述べる
という流れで発表。
深堀り質問として「そのキャンペーンの改善点を教えてください」と聞かれたので、類似のキャンペーンと比べ、キャンペーンの参加ハードルが高いことを挙げた。
インスタで気になった広告は?
まず、メディアで一番目にしている広告はなんですか、と聞かれた。ツイッター、インスタ、テレビなどの中で一番自分が目にしているのはなにか、という意味である。インスタです、と答えると何に使ってる? と聞かれた。食べ歩きが趣味なので食べたものをひたすら載せて同じ趣味の人たちと繋がって情報交換しています、と答えた。
その流れで「インスタで気になった広告は」と質問された。
最近だと、化粧品とアパレルの広告について気になっています。コロナの影響を受け、どちらも不要不急の買い物で売り上げが落ちているからです。もともとこれらの業界は消費者の不安をあおるような広告が散見されるのですが、最近は需要の激減によって焦っているのか、その傾向が加速してきているように感じています。不必要に不安を煽って買わせる手法は「なんだかなあ」と思います。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 役員
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自己分析がよくできている、自分をきちんと理解しているところが評価できるとその場で内定をいただいた。通常は面接から1週間ほどで電話で結果連絡を行うそうだ。
また、アイレップと考え方が合っている、会社を好きでいてくれそうと思った、というフィードバックを翌日人事の方からいただいた。
面接の雰囲気
オンライン面接だった。面接を始める前に接続確認をしたのだが、その時第一印象で明るい方だと思った。面接は朗らかな雰囲気だった。
最終面接で聞かれた質問と回答
サイバーなどの他のデジタルエージェンシーは受けなかったのか、なぜアイレップなのか
総合広告代理店を中心に最初は見ていたが、これからはピンポイントでユーザーに情報を与えられるデジタルマーケティングが伸びていくと考え、デジタルマーケティングに強い代理店でスキル身につけ将来必要とされる人間になりたいというキャリアプランを描いた。
アイレップは博報堂と協業関係にあることで、成果物のクオリティが担保できる。アイレップなら成長企業の中でも地に足つけて働けると考えたので志望した。
デジタルエージェンシーは他には受けていない。例えばサイバーエージェントは数字至上主義で、顧客のためにならないと感じた。私は広告を通して顧客(クライアント企業)に貢献したいため、先義後利でクライアントの利益を一番に考える御社に惹かれた。
あなたの短所を教えてください
まず軽く長所とそれに関するエピソードについて聞かれた。あまり深堀りはされなさそうだったので簡潔に応えると短所について聞かれた。
私は御社での説明会や選考を通じ、御社の社員の方々は共通して論理的思考力を持っていると感じました。私は感覚的に物事を判断することがあるので、御社に入社し働く上で、論理だてて思考する能力が必要だと考えました。なので、今自分に足りないのは論理的思考力です。
という回答をしたところ手元に適性検査の結果があったらしく、それを確認して「柔軟性がないって適性で出ているね」と言われた。冷や汗をかいたが、「計画性があることが仇となり、柔軟性がないと感じることが今までに何度かありました。自己分析の結果でもそう出ています」と答えた。何度か頷いた後、役員の方は「粘り強さがでている(適性検査の結果に書いてある)ので、とてもいいと思います」と笑顔で言ってくれた。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
面接時に第一志望と言っていたので、電話では「これから就活は続けますか」と優しく確認されただけだった。圧などは一切なかった。もし続ける、と答えても応援してくれたと思う。
その後内定者懇親会があったが、出席者の中にはまだ就活を続けている人もいるようだった。
内定に必要なことは何だと思うか
説明会参加者の学歴はバラバラだった。学歴は重視されていない、関係ないと言える。
私はかなり準備をして挑んだが、それでも予想していなかった質問をされた。その時、焦りを見せず、「1分考えてもいいですか」などと言って頭の中で回答を組み立てて答えた。しどろもどろになったりちぐはぐな回答をするとかなり減点になると思う。真面目で誠実な社風なので、へらへらしたりせず、一生懸命答えようとする姿勢を見せるのが大事。
また、気になったことなどはあちらが聞いてくれるので、回答はなるべく簡潔にした方がいい。結論ファースト。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
自己分析と事前準備の差だと思う。
自分の今までの人生の選択とその理由を論理だてて話せるかが重要。エピソードを話したときも、結果でなくその過程、なぜその選択をしたか、なぜそれをやろうと思い立ったのか、というのを面接官は知ろうとしていた。
内定したからこそ分かる選考の注意点
説明会に参加したところ、参加者全員が一次面接の予約に進めた。
また、その面接の前日までにESを出せばいいので、説明会参加者は実質ES審査が免除となる。
適性をかなり重視される。性格検査で嘘をついたら面接でエピソードを深堀りされた時にボロがでてしまうと思う。
内定後、社員や人事からのフォロー
二次面接の後結果連絡の電話でフィードバックをくれた。また、その際、質問があればなんでもどうぞ、と真摯に最終面接に向けての相談に乗ってくれた。
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アイレップの 会社情報
会社名 | 株式会社アイレップ |
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フリガナ | アイレップ |
設立日 | 1997年11月 |
資本金 | 5億5064万円 |
従業員数 | 796人 |
売上高 | 174億3790万6000円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 小坂洋人 |
本社所在地 | 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号 |
平均年齢 | 31.5歳 |
平均給与 | 508万円 |
電話番号 | 03-5475-2720 |
URL | https://www.irep.co.jp/ |