年間売上を以下の式で表す。
1日の売上(客数×客単価)×営業日数(平日)+1日の売上(客数×客単価)×営業日数(休日)
客数:以下のような利用状況を仮定する。()内は主な客層である。
平日 休日
10人(主婦) 24人(学生・ファミリー層)
客単価:ランチセットの価格である1200円と設定する。
営業日数:
1年間の火曜日の日数を52(7/365)日、年間休日を120日とすると、営業している平日の日数は193(365-120-52)日と推定できる。
以上よりこの店舗の1年間の売上は
10×1200×193+24×1200×52=3813,600 3813,600円と推定される。
【施策】
「平日限定 テイクアウトサービスの導入」
売上を20%(762,720円)増加させるにあたり、平日の客数の少なさがボトルネックになっていることが上の表からもわかる。この原因として私は、大きく以下の2つがあると考える。
①郊外にあり、学生やビジネスマンによる来店が少ない
②営業形態がートインに限られており、持ち帰りの需要を満たせていない
このうち、①を解決するには店舗の場所を変える必要があり多大なコストがかかる。そこで今回の施策では②に着目し、平日限定で新たにテイクアウトのサービスを導入することを提案する。
この施策では、平日1日あたり約4000円分、つまり3~4人のテイクアウト利用客を獲得すれば目標が達成できることになり、これは、現在の客数から考えて無理のない人数であると考える。
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