【薬の未来を拓く】【21卒】中外製薬の夏インターン体験記（理系/開発職）No.12793（広島大学大学院/女性）（2021/2/12公開）

研究室の先輩方に製薬関係に行かれている方が多くいたので少し興味を持ち、製薬企業のインターンに参加したいと感じた。私の性格上ＭＲは向いていないと感じたのと、研究職ではさすがに採用してもらえないだろうと思っていたので、開発職で見ていた。

ＥＳは大学の就活を支援してくださる方にかなり確認・訂正をしてもらった。その後の選考はＧＤだったのだが、ＧＤが得意なほうでは全くなかったので、とにかく中外製薬のインターンの選考体験記を見て、どのような人が通過しているのか確認して挑んだ。

医薬品はどのように社会課題を買いけるするか？

1日目にやったこと

グループディスカッションや開発職に関する講義が主に行われた。
講義内容な少し難しいところも多かったように感じる。
ちょっとした発表はあるが、一日目のＧＤでは特に大きな発表はなかった。

2日目にやったこと

１日目と同様グループディスカッションや開発職に関する講義がほとんどであった。１日目、２日目のＧＤの集大成のような感じで、最後のＧＤが行われるので、ＧＤの時間が多かった。

人事・開発職・研究職

なし

「医薬品開発で患者さんをパートナーと考え協同する」という言葉は開発職であればひょっとしたら当然のことかもしれないが、中外製薬の方は心を込めてそれをおっしゃっていたのが非常に印象に残った。

私自身薬学部ではないこともあり、薬の知識が全くなかったので、講義の内容やグループディスカッションの話し合いについていくことに非常に苦労した。特にＧＤでは開発職らしい、「薬の有効性・安全性」といったテーマで進んでいくことが多かったが、最初は全く分からなかった。

製薬業界についての知識ももちろんだが、中外製薬の方は学生に対しても非常に穏やかで温かい人が多く、働いていくうえで患者さんや相手の立場に立つことの重要性を非常に学んだように感じる。
また、就活生である学生一人一人の論理性や協調性も非常に高く、就活をしていくうえでも必要な能力を身に着けるきっかけになった。

薬や開発職についても知識を少しでもつけておけば、講義の理解度も上がり、ＧＤにも積極的にもより積極的に参加できたと思う。

私にとっては講義の内容が難しかったこともあり、理解があまりできず働いている姿を想像するに至らなかった。また、２日間という短い期間では実際に立案をグループでしてみる、といったところまではできず、開発職の方が具体的にどのように働いているのかつかむのが難しかった。

ＧＤではチームのメンバーに非常に助けられていて、まったく活躍できなかったから。おそらくインターンシップで活躍できなかったために本選考で落とされるということはないと思うが、私の場合は人事の目に留まるような活躍をしていなかったので、本選考で有利になるといったことはなかったと思う。

製薬企業の開発職に対する難しさを感じたため。
企業の人や参加している学生は非常に素敵であり、企業イメージとしては非常に良かった。一方で、２日間の講義は非常に難しく、患者さんの命を背負っているという責任もある中で私自身が開発職として活躍できるとは思わなかった。

夏のインターンシップに参加したが、３月の選考まで特にフォローアップ等はなく、企業側は学生に「中外製薬について」「開発職について」少しでも知ってもらいたいというスタンスでやっているように感じた。

製薬や食品・化粧品といったメーカーを中心に見ていた。その中でも食品に行きたい気持ちが強かったが、製薬にも少し興味があったため、業界や企業について知るためにも製薬企業のインターンシップに参加していた。ただ、製薬にどのような企業があるのかについてはあまり知らなかったのでしっかりとしたインターン（２日間以上）を開催している企業にできるだけ応募した。

そこまでは食品・製薬・化粧品の３業界を見ていたが、インターンシップを通して開発職の難しさを感じたため、製薬業界に対する志望度は下がった。ただ、関わる人たちは非常に魅力的な人ばかりだったので、私自身にもっと知識があったり、社会に出て知識を付けて活躍したいと思えるくらい製薬に魅力を感じていたら、製薬企業の志望度は非常に上がったと思う。