【地方創生の挑戦】【23卒】東日本電信電話（NTT東日本）の夏インターン体験記（文系/つなげて、うみだせ（事務系)）No.23763（非公開/非公開）（2022/4/20公開）

興味のある業界・職種が全く決まっていなかったため、とにかく色んな業界に応募していて、そのうちの1つだった。一応、このインターンの内容である地方創生には興味関心があったのでESの志望動機は書きやすかった。

ESの設問にこのインターンの志望動機があったが、実体験を踏まえて書いてより納得感を出すように心がけた。ES・Webテストの次はGDだったが特に対策はしなかった。他企業の選考である程度GD慣れをしていたのかもしれない。

特に感じなかった。人気企業なので、第一段階のES・Webテストと第二段階のGDの両方でかなり絞っていると思われる。つまり、どちらも重要だった。

地方創生がメインテーマ。地方の課題が10種類ほどあり、チームで話し合って1つに決める。課題解決型グループワーク。

6、7人が1チームとなり、各々選択した地方課題に対して解決策としての新規事業を立案する。ソリューションは数多くあり、1日目前半での座学で学ぶNTT東日本の強みが初めとなる。最終日にグループワークの集大成を発表する。

新規事業立案における、市場や需要など現状調査、アイディアのブラッシュアップ、利益への考え方など

10種類くらいの地方の課題の中から1つ選び、その課題を解決する施策を考えよ

前半にやったこと

前半の概要としては、座学、グループワーク、インタビューである。1日目の午前中に、NTT東日本の強みや特徴、ビジネスモデルなどの座学がある。その後、自分たちが選択した課題を解決するというテーマでグループワークが始まる。2日目は、自治体などに自分たちでアポを取ってインタビューする時間が設けられた。私のチームも実際に、1日目の後半に複数の自治体にインタビューのアポを取り、次の日に各々インタビューを行った。それらの内容も含めつつ、グループワークを進めた。

後半にやったこと

後半の概要としては、引き続きグループワーク、発表の準備（論理の飛躍や矛盾がないか、PPTなど資料作り）、社員の方からのFB、発表である。上記のように、最終日の発表に向けてグループワークや資料作りを進める。途中に、現場社員の方に壁打ちしていただき、FBをいただく時間もあった。最終日に全チームが発表し、最後に軽く懇親会を行い終了。

プレゼンを聞く審査員は特別に最終日だけ来てくださり、ビジネス開発部の部長か課長であったと思う。

なし

社員との関わりは大きく3つ。1つは、チームに専属で人事社員が1人付く。しかし常にブレイクアウトルームにいるわけではなく、1日に数回ルームに入ってくる程度。2つ目は、チームに専属で付く現場社員である。全体を通して2，3回あった現場社員への壁打ちなどでFBをいただける。こちらも、5日間を通して1日ほどついていただいた。3つ目としては、最終日の懇親会である。懇親会を通して2人の現場社員の方とお話しした。

とにかく内容が難しく、後半は毎日夜中まで取り組んでいたため体力的に大変だった。朝から夕方までフル稼働し、夜ご飯を食べた後にまた集まって夜中までグループワークをしていた。資料作成というよりも、論理の飛躍や矛盾が無いか、この意見を持ってくる根拠は何かという内容面で多く躓いた。

5日間も、とても難しい課題解決のグループワークをするため、全員と密に関わった。他の学生の考え方や発言に感心することも多かった。

2つある。1つは、新規事業立案においてその案の妥当性、インパクト、本当に需要があるのかを深く何度も問う必要性である。現状分析においてデータを鵜呑みにしすぎたり、案の妥当性やインパクトを軽視していた節があったが、上記のような指摘をいただいて、新規事業立案においてのそれらの重要性を実感した。2つ目は、誰かに自分でアポを取ってインタビューをする機会である。完全に外部の人間にそのようなことを経験したことが無かったが、”自分で主体的に一次情報を取りに行く”という社会人の姿勢を学べたと思う。

MECEに考えるためのフレームワークを知っていれば、より構造的に漏れなく課題を捉えられていたと感じる。

地方創生という、NTT東日本が注力しているテーマに関するインターンではあったものの、新卒として入社してこのような新規事業立案に携われるのはかなり先だと感じたため。かつ、懇親会などを通して、様々な社員の方のキャリアを伺ったが、自分の思い描くキャリアを必ずしも歩めないという可能性を感じた。

周囲の学生のレベル感が高く、内定を取れる自信は湧いてこなかったため。学生とは、自分のチームのメンバーとしか関わらなかったが、各々強みを持っている、ファシリテーションが上手な人が多い、論理的思考力を持っているなどを感じた。そのため、本選考でもこのような優秀な学生に埋もれると思った。

かなり内容が難しく体力的にも思考的にも疲れたが、自分自身も感じてきた地方の課題に対し、ソリューションとして新規事業を考えられることができて達成感を感じたから。入社すれば、いずれはこのようなビジネス開発に携われるかもと思うと志望度は上がった。

インターン参加者のみが招待されるイベントが秋と冬に開催された。さらに、冬のイベントと同時に行われたGDを通過した者は、2月と3月組に振り分けられてそれぞれいきなり最終面接となる。

夏のインターンシップであるため、志望業界は全く絞っていなかった。インターンを通して実際に業務体験をしたり現場社員の方のお話を伺いたいと思っていた。具体的には、通信、人材、保険、銀行、マーケティング、リサーチなど本当に多岐にわたる。また、会社の規模も絞っておらず、大企業からベンチャーまで幅広く応募していた。

複数の社員さんの実際のキャリアを伺って、2，3年で周期的に部署異動をしている方が多く、強みとしての専門的なスキルが身に付かないのではと感じた。また、自分が成し遂げたい目標を必ず仕事を通して出来るかは運要素もあると思った。当初は会社の規模にはあまりこだわりが無っく幅広く見ていたが、大企業となるとこのようなことも起こり得ると実感し、規模感も重視しようと思った。