【地域課題を解決！】【23卒】東日本電信電話（NTT東日本）の冬インターン体験記（文系/営業職冬季インターンシップ）No.29842（非公開/非公開）（2022/8/9公開）

通信業界の大手の肌感を感じたかった。通信だけではなく、地方創生ビジネスにも着手しており、この企業のノウハウやどういう学生が志望するのか、そしてどういう考え方の社員さんがいるのかを知りたかった。この企業は優秀な学生が集まると聞いていたので、経験を積む意味で応募した。

ESでは先輩に添削してもらい、短い文章で伝えることを意識した。グループディスカッションが鬼門だと聞いていたので、多くのサイトでお題を調べ、セミナーや友人とグループデスカッションの練習をした。

グループデスカッションが鬼門なので、自分の意思を周りに伝えるのはもちろんのこと、周囲への気配りやまとめ役を自然とやっていた学生が合格者に多かったと思う。

地域の課題を見つけNTT東日本の強みを活かしたビジネスプランの説明

まず全体で説明があり、途中座談会等を挟むが、ほとんどがグループワークだった。

商品企画における市場調査や競合調査の考え方

地域の課題を見つけ、NTT東日本の強みを活かしたビジネスプランの説明

前半にやったこと

前半は、オリエンテーションや事業紹介、課題の課題分析、オンラインフィールドワークを行った。途中人事や社員との座談会も入った。前半の最後は中間ミーティングがあり、ここで社員さんからフィードバックを貰い、ブラッシュアップする。

後半にやったこと

後半はグループワークの時間がほとんどで、最終プレゼンに向けて、資料の作成や、事実確認等に時間を使った。最終プレゼンは作成したプレゼンを基に、学生と社員の前で発表する。最後は、個別フィードバックや社員座談会があった。

人事部の社員、各部門の社員

ワイヤレスイヤホン

人事の社員さんは途中アドバイスを下さるぐらいで、チームの動きをずっと見守っているようだった。途中チームに１人の現場社員さんがメンターとして就き、実際の自分たちの案は自社で行えるのか、行うために他社と協業するにはどうしたらいいかをアドバイスくださった。

ビジネスプランを練っていく上で、実現可能性や課題分析のため、実際に役所や企業の方たちに直接電話やメールを行わなければならなかった。企業名は出さないでと言われていたので、時間が無い中、ノーアポで電話やメールで質問を送らなければならなかったのは少し大変だった。

５日間中ずっとチームで動くので、各々の役割分担を詳細に行った。それぞれのメンバーは主体性があり、かつ優秀な学生だったので、コミュニケーションに何ら問題もなく、自分としては楽しくインターンに参加できた。

通信だからできることを徹底的に体感した。実際に、通信を介して会社が何を実現し、どういう貢献をしてきたか、そしてこれからどう貢献していくかを肌で感じたので、創造性かつ実現可能性のバランスが大事だと感じた。また人数も多く、部署も多かったため、多様な人が且つ多様な考え方が入り組んでいると感じた。

地方が抱えている問題をくまなくリサーチしておけばよかった。また、かなりの額の予算の内訳をどうするかは当然経験がないため配分の仕方等を事例をインプットしておきたかった。

今回のインターンは、地域活性化という共通の課題を通して、チーム一体となり、実際に課題を抱えている顧客や協業パートナーとなる役所の方や、上司役の社員さんと多くの時間をかけて具体なプロジェクトまでに落とし込むとこまで尽力したため、スピード感や上司との距離感をイメージすることができた。

この企業のインターンは参加することで、早期本選考に直結する。通信業界で何ができ、自分がどう貢献できるかは、このインターンに参加することでより具体的にイメージし、面接官にアピールできると思ったから。また、地方創生と通信を絡めた志望動機を考えている人は他の学生にあまり見受けられなかったから。

Wi-Fiの促進やインフラ整備のイメージしか抱いてなかったが、大手だからできる地方創生プロジェクトや様々な新規事業立案等新しいことにチャレンジしている姿勢があることが良いと思った。しかしながら、何事も進めるにも責任をあまりとろうとする姿勢が無いのが大手企業らしいとも思った。

インターン参加者はおそらく、ほぼ全員ES、ＧＤの後の最終面接に呼ばれると思う。年内にインターンを行い、年明けからＥＳ提出→ＧＤ→最終面接という流れである。この最終面接では多くの学生に内定が出される。

IT業界や金融業界、通信業界を幅広く見ていた。自身のアルバイト経験や自己分析による自身の強みや弱みからこの３つの業界のインターンに参加していた。中での、金融業界では、インターンに参加したことで、自身の裁量権や仕事の面白みから自身は向いていないと感じ、より自己分析にもう少し時間を割けようと考えるきっかけとなった。

大手企業では、若手は上司の方たちと同じ裁量で働けないと思っていたが、そういう社風ではなく、皆社員が一体化となり、通信のインフラを整えるだけではなく、地方創生といった新規事業にも続々取り組んでいることが分かり、イメージが変わった。しかし、インターン中の会話から、責任を進んでとらない姿勢などが見受けられ、そこは自分が思う裁量と乖離していると思った。