【未来を創る熱き挑戦】【18卒】ＮＴＴドコモの夏インターン体験記（新ビジネス創造　テクニカルコース）No.709（早稲田大学/女性）（2017/12/14公開）

インターンの内容が面白そうだと感じたから。自分は専攻にかかわらず、内容が充実していて自己成長につながりそうなインターンを探していたが、前評判もよく、学生も優秀だという話を聞いていたので応募した。

自分は情報系専攻ではないが、この企業は個性を重視していると考えていたので、情報系ではないからこそ何が強みなのか、ほかにはない自分の個性は何なのかをよく考えた。

１０年後を想定して、ドコモの強みを生かした新しいビジネスを創造せよ。

1日目にやったこと

最初に学生が１人ずつ自己紹介をする。自己紹介といっても小道具使用可でかなり自由なので、笑いが起こることも多く、ここで学生たちの個性の強さが感じられる。その後、自分が３日間でどのようなことを達成したいか記し、次に、６人グループで「ある具体的なターゲットを想定して全く新しい靴下を考えよ」というプレ・グループワークに取り組む。そしてドコモの技術紹介を受け、先程と同じグループで「１０年後を想定して、ドコモの技術を生かした新ビジネスを創造せよ」という本題に取り組む。

2日目にやったこと

基本的には１日目の最後に行った本題に引き続き取り組むことになる。２日目からは各グループに１人ずつグループコーディネーターという社員さんがつき、サポートを受けながら自分たちの考えをまとめる。中間発表が３回あり、社員さんの厳しい意見を受けながらブラッシュアップしていく。

3日目にやったこと

午前中はパワーポイントやホワイトボードの準備など、全体発表の準備が中心となる。くじびきで全体発表の順番を決め、インターン参加者と社員さんの前で発表する。１チーム優勝チームを決めた後、各グループに講評が伝えられる。その後、初日に書いた達成したいことは実現できたかフィードバックする。最後には懇親会もあった。

人事の社員さん

ドコモダケグッズ詰め合わせ/1人ずつに小さなトロフィー

中間発表などでかなり深く突っ込まれたが、実際に１０年後に社会に出せるくらいのものを期待しているのだなと感じた。最終的には社員さんはどの企画もよく考えられていて面白かったと言って下さったが、社員さんの厳しくも真剣な意見もあってこそだと感じた。

どの班も真剣で妥協を許さなかったので、毎日遅くまでグループワークを続けていた。遅くまで作業した上、家でもプレゼン資料を作ったりしていたので体力的にもハードだったが、その分終わった時の達成感は大きかった。

参加している学生たちがみんな積極的に意見を出し合っていて、何度か白紙に戻ることもあったが、みんなが必死に考えて本音でぶつかっていたので、だんだん良い企画が出来上がってきているという実感があった。人の考えを受けて、それをふまえて自分の考えもきちんと出していくことが大切だと感じた。

インターン中でも多少紹介はあるが、ドコモがどのような分野に力を入れているかをもっと知っていたほうが企画・発想の幅が広がったのではないかと考えた。

今回のインターンは学生が意見を出し合って企画をまとめるというものが中心で、課された課題も実際の業務ではなく今回のためのものなので、実際にどのように働いて何をするのかはあまり見えなかった。しかし、社風はすごくあたたかくて真剣で良いなと感じられた。

インターンに参加していたほかの学生たちが優秀だったことと、社員さんも学生１人１人がどんな長所を持っていて、何を目標としているのかをきちんと見ていると感じたので、今のままでは内定は出ないと思う。就活の際には自分がどのくらい成長したかを見せなければならないと感じた。

インターンは内容重視で参加していたのだが、実際にこの企業に行ってみて、あたたかで個性が強い社風が本当に大好きになった。これからずっと働いていく上で、自分は社風はかなり大切にしたいポイントなので、志望度が上がった。また、この企業は様々な分野の企業と提携して幅広い分野でビジネスを行っているため、自分の専攻も活かせる仕事があるのではないかと感じられたため。

インターンに参加することで直接的に選考に有利になることがあるかはわからないが、インターン中の社員さんとの距離はかなり近く、自分がどのような人間であるか事前にアピールできる点は有利だと思う。

志望業界に特にこだわりはなく、自分の専攻に関係あるか否かに関わらず、幅広い業界を志望していた。ただ、社風が自分に合うか、給与はどれくらいか、大企業であるか否かなどは多少気にしていた。

元々社風は気にしていたが、このインターンに参加して社風や福利厚生などをより重視するようになった。このインターンで、社員さんがどの方も一緒に働きたいと思える方ばかりで、今後長年働く環境は自分が仕事をする上でのモチベーションにも大きく関わるだろうと考えるようになった。