- Q. 志望動機
- A.
シスメックス株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒シスメックス株式会社のレポート
公開日:2020年7月20日
選考概要
- 年度
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- 2021年度
- 結果
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- 2次面接
- 職種
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- 総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
同業他社との違いを認識しておく必要があります。自分が大学で学んできたことを、どんなふうに仕事で活かすことができるのか、また活かすことができる部署はどこなのかを事前に調べて、「ここの部署ならば自分は活躍できそうだ」という自分のできるを伝えられるように準備しておくことが大切だと思います。また、なぜ医療機器メーカーなのかという点そして、なぜ血液検査機器、試薬メーカーなのかという点に自分の答えを持っておく必要があるため、自己分析を徹底的に行っておく必要があります。夏の二日間のインターンシップや工場見学、座談会は、そこでしかできない体験や、あるいは聞くことができない貴重なお話をきくことができるため参加すべきだと思います。
志望動機
私は、自ら携わった製品で世の中の検査・検体の技術を向上させて、早期発見・早期治療に貢献したいです。一昨年に親友の母が脳内出血で植物状態になりました。昨年の夏には私の祖母が家で倒れ、脳梗塞で半身麻痺を患いました。私の周りで連続して不幸が起こり、健康が阻害されることによって、やりたいことができない不自由さや孤独感に加えて、沢山の大切な人の日常が奪われる辛さを痛感しました。そこで私は、工学部出身として患者さんや医療にかかわる人や組織の「健康でありたい」という思いを実現するために、医療機器の開発に携わりたいと強く志すようになりました。貴社は、病気を未然に防ぐための最新の医療機器技術を有しており、また患者さんと医療従事者に寄り添いながら、医療を提供されています。医療を支える人と受ける人の両方の信頼に応え、幅広く健康を支えている貴社に魅力を感じ、私の活躍の場にしたいと考えたため志望させていただきました。私は検査しても判断できないものを可能にすることで事前に病を防ぎ、患者さんや医療従事者の負担を減らしたいと心から考えています。また低コストで高機能な製品を普及させて、医療の地域格差を無くし、人と医療の距離を縮めたいです。
インターン
- 実施時期
- 2019年08月
座談会・懇親会
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 実施時期
- 2019年10月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年02月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
希望職種/当社で成し遂げたいこと、達成したいことは何ですか/将来目指す人物像と、それに向けて今後取り組むことを教えてください。
ES対策で行ったこと
自分が仕事で成し遂げたいこととその手段としての会社、業務とを結びつけることで志望動機を創った。友達と話し合いながら自己分析を行った。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年02月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 人事
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自分のエピソードを簡潔にかつ要点を抑えて伝えることができたところが最も評価されたと感じました。WEB面接だったので画面を見すぎずにカメラを見ることも意識しました。
面接の雰囲気
WEB面接でした。面接官の方が緊張をほぐす声掛けをしてくださったので、比較的落ち着いて面接に臨むことができた。
1次面接で聞かれた質問と回答
自己紹介を1分程度でお願いします
私は○○大学大学院○○研究科○○専攻の○○○○と申します。私は現在、シリコンという元素のナノサイズのMOSトランジスタと呼ばれる電流を止めたり流したりするスイッチング素子の中の弾道電子と呼ばれる電子の計測手法の確立のための研究を行っています。また私は学生時代に3年間、軽音楽部でバンドを組んでライブをしたり、チームでロードバイクのレースに出場したり、組織のために尽力する経験をしました。加えて4年間飲食店のホールスタッフとして、スタッフが働きやすい環境を創ることに心を配りました。これらの経験で培った、様々なことに挑戦するチャレンジ精神を発揮し、自分の成長だけでなく様々な分野の方々とチーム一丸となって成長し、成果を出すことで貴社に貢献します。何卒よろしくお願いいたします。
大学入学以降で、もっとも誇れる経験、自慢できることを教えてください。
サイクリング部のロードレース大会で優勝を目指して活動したことです。「挑戦する人や組織の可能性を最大化すること」を目指して行動します。その中で、周囲のために自分がすべきことは何か考えて実践します。大学からロードバイクに乗り始めた私は、部員ではありませんでしたが、人数が足りないということでサイクリング部の方からチームでレースに出場してほしいと依頼され、参加しました。自主的にヒルクライムや集団走行の練習を行い、自分に足りない能力を身につける努力をしました。また、自身初のレースだったため、部員の方と交流する機会を増やし、私個人の考えだけではなく、周りの意見を聞くことで視野を広げロードレースに対する知識や考え方を学ぼうとしました。加えて、メンバーと話し合い各々が果たすべき役割を認識し、そこに注力することでチームワークを高めました。結果、13チーム中3位入賞に貢献することができました。貴社においても、自分の成長だけでなくチームとして成長し成果を出すことで貢献します。
2次面接 落選
- 実施時期
- 2020年03月
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 人事/総合職の部長クラス3人
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自分が思う医療に対する思いと現在ある課題を驕らず、自分の目線で伝えることができ、どの解決策も出すことができたことが良い評価につながったと思います。重めの質問が続いたため苦労しながら答えたため、まとまりのない回答になることがあった。
面接の雰囲気
一次面接とは異なり、自分の志望動機や医療への思いや考えについて深く掘られる質問が多かった。会話のテンポを落とさずに自分の言いたいことを伝える練習をしておくと良いと思います。
2次面接で聞かれた質問と回答
あなたの考える医療の存在価値とは何でしょうか?
私は、医療の存在価値は「健康でありたいと願う人々」や「健康であってほしいと願う人々」の可能性を最大化するために必要不可欠なものであると考えます。医療があることで、多くの人々が健康を維持し、豊かな生活を送ることができます。また医療によって、患者さんの周りの人々も元気な姿を心の支えにして、前を向いて生活することができます。医療が健康や命が守ることによって、患者さんはもちろん、その周囲の人々の生活も豊かにします。そのため、多くの健康に生活する人々の可能性を最大化する手段として、医療は必要不可欠な手段と言えます。私は、健康が妨げられることによる辛さ、あるいは、医療の必要性・重要性をこれまでの学生生活で身をもって経験しました。私は、大学3年生の春、交通事故に遭いました。頭と首、背中を強打し、9か月間リハビリに通う生活を送りました。これまで取り組んでいたアルバイトやサークル、趣味に打ち込めない日々は非常にもどかしかったですし、孤独で辛かったです。また、昨年の夏には私の祖母が自宅で倒れ、一命はとりとめましたが、脳梗塞で半身麻痺を患いました。祖母は車椅子生活を余儀なくされ、現在もリハビリに励んでいます。私の母は、祖母の介護をしており、これまでに無い苦労を経験しています。このように、私の周りで連続して不幸が起こり、健康が阻害されることによって、やりたいことができない不自由さや孤独感に加えて、多くの人々の日常が奪われる辛さを痛感しました。それと同時に、医療のおかげで守られた健康や命があり、日々前に進もうと思える希望を得ることができるという経験をしました。そこで私は、工学部出身として患者さんや医療にかかわる、人や組織の「健康でありたい」という思いを実現するために、医療にかかわる製品の開発に携わり、医療の存在価値を高めていきたいと考えております。最後に、医療が存在する今日においても、この世の全ての健康や命を守ることは難しいですが、私は最大限、健康や命を守ることができるような、医療の進化を実現するために尽力し、御社そして社会に貢献したいと考えております。
その医療価値を最大限に引き出すためにあなたならどのような行動をしますか?
私が考える、医療価値を最大限引き出すための行動は大きく2つあります。1つ目の行動は、患者さんと医療や病院との距離を縮めるために、高機能な医療機器を開発提供することです。先ほどお話させていただいた、祖母は、病院で診察や定期健診を受けることよりも、仕事や家事など、自分のやりたいことを優先し、健康を後回しにしていました。また祖母には、病院への恐怖心や、通院に時間をとられること、診察・治療による体への負担が大きいことなど、医療や病院に対するマイナスイメージが多くありました。このような患者さんと医療の間の壁を無くすために、患者さんの生活の負担を可能な限り減らし、低コストで信頼性の高い早期発見・早期治療に繋がる検査検体製品の開発・提供に、自分の電気系の知識を活かし、他の専門分野の方々と協力しながら取り組みたいと考えています。また患者さん一人ひとりに合った個別医療の普及にも貢献したいです。2つ目の行動は、医療従事者の医療技術を高性能な検査検体製品で支援し続けることです。また医療従事者の身体的・精神的負担を減らすことでも医療ミスのリスクを減らしたいと考えています。私は、医療現場の声を聞きながら、独自のコア技術を武器に医療機器を生み出し続けておられる貴社で、ニーズに合った製品を提供し続けることで健康を支えたいです。そして私は、これによって医療技術が発展することが、上記の医療や病院に対するマイナスイメージの払拭にもつながると考えています。また医療価値を高めるために、自分の知見を広げたいと考え私は、弊学の医工学特別プログラムに参加しました。そこで、様々な器官の医療機器の開発に携わった方々から、各器官の基礎知識を教わると共に、最先端の医療機器のニーズや技術的なお話、医学と工学が連携する重要さや難しさについてのお話を伺いました。私は、貴社で製品を生み出していく中で、これまでの経験を活かし、世の中に高価値で高品質な製品を普及させていきたいと考えております。
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シスメックスの 会社情報
会社名 | シスメックス株式会社 |
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フリガナ | シスメックス |
設立日 | 1968年2月 |
資本金 | 128億7700万円 |
従業員数 | 10,252人 |
売上高 | 4615億1000万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 浅野薫 |
本社所在地 | 〒651-0073 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目5番1号 |
平均年齢 | 42.4歳 |
平均給与 | 874万円 |
電話番号 | 078-265-0500 |
URL | https://www.sysmex.co.jp/ |