16卒 本選考ES
総合職
16卒 | 早稲田大学 | 男性
-
Q.
設問1.学生時代に時間をかけて取り組み、やり遂げた重要な実績を2つあげ、 各実績について、あなた個人が創意工夫した点を含めて600字以内で述べてください。
-
A.
実績1 (全角入力50文字まで) 赤字続きだったフットサル大会の黒字化達成 実績1の内容 (全角入力600文字まで) 【状況】周りの支えで学びたい学校に通うことができた。私も誰かの「思いの実現」の支えになりたいと思い、ネパールへ図書室建設のための資金援助を行う団 体に加入した。その団体ではフットサル大会を開催し、参加料で資金を稼いでいる。大会が赤字続きと知り、リーダーとして改善策を提案したが、多くの人が納 得せず、提案は通らなかった。実は「支援方針と大会の目的」に関して考えが二分していた。【工夫:徹底的に話し合い、相互理解】案に反対した人の話を聞く ことに専念し、2つのことがわかった。1つは図書室建設の価値に疑問を抱いていること。もう1つは彼らが大会を「収益確保の場」よりも、「参加者がネパー ルへの興味を持つ契機」にしたいこと。まずは自分の思いや経験を伝え、図書室建設の価値を認めてもらえた。しかし、彼らがネパールへの興味喚起を重要視す るのは変わらない。大会の目的を話し合ったが、平行線をたどった。価値観に根差した意見は簡単には変わらないのを感じた。【工夫:折衷案の提案】彼らの興 味喚起ための企画は費用削減と相反するものだったが、単に私の案を伝え続けるだけでは何もできない。そこで計画の一部を変え、費用は少しかかるが、彼らの 目標に貢献する企画を練った。これで信頼を得て、改善策を実行に持ち込んだ。結果、黒字化を達成し、図書室建設を実現させた。「相手を尊重し、両者の目標 達成を考えること」の大切さを再認識した。 実績2 (全角入力50文字まで) キャリアデザインサークルの立ち上げと組織の基盤づくり 実績2の内容 (全角入力600文字まで) 【状況】私はキャリア選択に2つの疑問を感じてきた。1つは学生が将来を考え、話し合う場の少なさ。もう1つは情報格差。問題を解決するべく、私は組織を 立ち上げ、基盤づくりを行った。卒業後も活動が続くように、先輩が後輩を支える仕組みを考えた。1つの方法として上級生の経験を伝える会を行っている。運 営にあたり、重要な点が2つあった。1つは多様な交流のため、参加者を増やすこと。もう1つは信頼関係を築き、参加者から協力者を増やすこと。0からの立 ち上げで苦労もあったが、試行錯誤を繰り返して取り組んでいる。【工夫:様々な考えを活かして良い物をつくる】まずは集客のため、魅力的な集まりを目指し た。「多くの人の考えを活かすことが良い物をつくる」と意識して改善を重ねている。例えば、事前の出欠登録が心理的負担だと聞き、出欠確認を廃止した。更 に入退場自由にしてハードルを下げた。また、社会人の助言を求める声を参考にして、民間に勤める講師の方を招き、講演会や相談会を定期的に行っている。改 善を重ねた結果、計80人の同期が参加し、多様な交流を実現した。このように率先して仕事を行い、熱意を行動で示すことで信頼を獲得し、協力者を増やし た。同期とは次の世代に向けての取り組みを始め、現在は後輩50人が参加している。この経験を通して「良い物をつくるには様々な考えを活かすこと」と「熱 意を行動で示すことが信頼に繋がること」を実感した。 続きを読む
-
Q.
設問2.あなたが国際協力銀行で取り組みたい仕事を2つあげ、各仕事について、 なぜ取り組みたいと思うか、あなたがどのような役割を果たしたいと考えているのかを含めて600字以内で述べてください。
-
A.
仕事1 (全角入力50文字まで) インフラ案件に関する交渉・インフラ案件の組成 仕事1の内容 (全角入力600文字まで) 【理由】私は2つの理由からインフラ案件の交渉及び組成を担当したい。1つはインフラ整備によって日本企業が活躍する場を整えることができるからだ。もう 1つは他国からの日本への信頼を大きく高める可能性を感じたからだ。案件を通じて長期的な関係を築く中で、「相手政府や関係者との信頼関係」の強化になる という話を伺った。また、私自身も「相手国に住む人々からの信頼を高める」ことを感じた。高校時代に台湾に行った際、現地の方々から日本が造ったインフラ の話を伺った。遠い昔のものだが、現地の人の日本への信頼を支えているのを感じた。今後、信頼がより重要になる中で、相手国との信頼関係を強化して日本に 貢献できることに魅力を感じている。【果たしたい役割】インフラ案件は相手国政府や自治体が大きく関与するため、政治的な要因や法規制など民間企業だけで は難しい障壁が多いと伺った。私は関係者との話し合いを通じて、日本の企業が活躍できるように条件を整えていきたい。特に政策対話などを通じて案件の組成 に携わり、直接的に日本企業の活躍の場を増やしていきたい。そのために、関係国との信頼関係構築に尽力していく。「相手を尊重し、お互いの目標達成を考え ることで信頼を得る」という強みを生かす。相手の要望をくみ取りつつ、話し合いを進めることで、信頼関係を構築していく。そして、民間企業が活躍できるよ う案件を整えていくことで日本に貢献したい。 仕事2 (全角入力50文字まで) 審査を担当し、日本企業の活躍の場を増やす 仕事2の内容 (全角入力600文字まで) 【理由】私は2つの理由から審査を担当したい。1つは多くの案件を審査は支え、企業の活躍の場を増やすことに繋がるからだ。日本企業の国際競争力が低下す れば、多くの人の生活へと影響することを中学時代に実感した。人々の生活を支えるために、私は「日本企業の活躍の場」を増やしたい。もう1つはサークルで 審査の大切さを実感したからだ。ネパールにいる支援先の信用・実行力が問題になり、資金援助を見直すことになった。多くの人から資金を集めた以上、できな かったでは済まされない。しかし、私たちには審査力やリスク調整力がなかった。私は実現可能な計画を潰す恐ろしさと資金を無駄にする怖さの間で無力さを感 じた。この経験から審査やリスク調整の大切さを実感した。民間金融機関では難しい案件でも、貴行が積み重ねてきた知見や相手国との関係を活かして審査や審 査に基づくリスク調整を行い、日本企業の活躍の場を増やしたい。【果たしたい役割】周囲の人や事例などから学び、経験を積む中で案件を見る力を磨いてい く。「様々な考えを活かし、良い物をつくる」という強みを生かすため、多くの関係者と話し合い、情報収集を行う。得た情報を適切に選別し、問題を発見する ことで「強固な案件」をつくりたい。融資担当者と協力してリスク分配やリスク削減を考え、案件を実現させていく。私は審査と融資を経験する中で、日本企業 の活躍の場を増やせる人になりたい。 続きを読む
-
Q.
設問3.あなたのこれまでの人生における喜・怒・哀・楽を象徴する出来事について、それぞれ150字以内で述べてください。
-
A.
喜」について (全角入力150文字まで) 「リーマンショックの影響で私学は無理かもしれない」と父から伝えられた。もともと家計的に厳しかった中で、無理をして受験を許してもらった高校だった。 諦めるしかないと思った。数日して、事情を知った祖母から電話がかかってきた。「出世払いで貸してあげる。」、この言葉に私は救われ、希望の高校で学ぶこ とができた。 「怒」について (全角入力150文字まで) 大学時代、学費をアルバイトで稼ぎつつ、勉学と課外活動を両立してきた。入学直後は望んだ環境に身を置いているにも関わらず、学費を稼ぐことに日々追わ れ、もっと何かできるはずだと苛立ち、何もできない自分に怒りが募っていった。自分を見つめ、目標を意識し直すことで気持ちを切り替えて前向きに努力する ことができた。 「哀」について (全角入力150文字まで) 高い目標を掲げる中で成長したい。目標のため、前例がない学部・修士を4年で修了する飛び級に挑み、経済学を習得しようと思った。3年では学部と修士の授 業を取り、論文も執筆。周囲にも助けられた。結果を残せず、大変情けない。落ち込んだが、「挑戦せず成長なし」と考え、反省を生かしつつ、前を向き、挑み 続けていく。 「楽」について (全角入力150文字まで) 中学の頃から抱いていた「日本を支えたい」という思いから、社会保障や労働・産業・教育分野等について、班で政策提言を考えるゼミに所属している。本気で 話し合い、時に意見をぶつかり合わせるゼミが毎週、楽しみで仕方がない。苦労もあるが、時間をかけ、力を合わせて1つの論文を完成させた時は充実感を感じ る。 続きを読む