22卒 本選考ES
CRA
22卒 | 熊本大学大学院 | 女性
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Q.
学生時代もしくはこれまでの人生を振り返り、あなた自身の価値観および倫理観に最も影響を与えたことを教えてください。(800文字以内)
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A.
これまでの人生で、私自身の価値観および倫理観に最も影響を与えたことは高校で所属していたバスケットボール部の顧問の先生に「自分が善いと思ったことをする」と言われたことです。コート外での行動が試合中のパフォーマンスに影響するため、という理由でした。その考え方を定着させるために、部全体でのボランティア活動として、毎朝校内のトイレ掃除を行うことになりました。最初は全員言われた通りにトイレ掃除を行っていました。しかし、「試合中のパフォーマンスに影響する」ことが理解できていなかった、監視する人がいなかったという理由で、トイレ掃除をしない部員が現れました。私はチーム全体での決定事項を勝手な理由でやめるのは考えられず、さらに「試合中のパフォーマンスに影響する」ということを理解したかったためトイレ掃除を続けました。そして続けるうちに、「監視する人はいなくても自分が自分の行いを見ている」ということに気が付きました。授業の準備でトイレ掃除ができなかった日があったことがきっかけです。そして自分が見ているために、「善いと思ったことをしなかったという罪悪感が、雑念となりプレーに影響する」ということを学びました。この学びを部員に共有し、全員でトイレ掃除に取り組みました。その結果、試合中のパフォーマンスも良くなり、最後の試合で県ベスト8をキープすることができました。私はこの経験から次の3点を学びました。①まず行動することで理解できることがある、②実際に行動に移すことの難しさ、③チームで協力することで目標を達成できること、です。また、この経験から、「善いと思ったことをする」は私の座右の銘となっています。貴社に入社後は、最善なことは何か考え日々の業務に取り組みます。そして、患者様の安全を確保し、効率よく治験を進めることで、一日でも早い新薬の承認に向けて尽力します。 続きを読む
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Q.
AI時代が到来しています。この先、医薬品開発がどのように変わっていくのかは誰も予測は難しいです。 様々なAIが急速に導入されAIがヒトに代わる時代が来ると言われておりますが、医薬品開発においてこの先も「ヒト」にしかできないことには何があると思いますか。また10年後を想像して、あたなはその時に向けてどのように備えようと思いますか。(800文字以内)
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A.
私はこの先も「ヒト」にしかできないことは3点あると考えます。1点目は「相手の気持ちを考え、適切な対応をすること」、2点目は「例外事象に対応できること」、3点目は「AIの新しい活用方法を考えること」です。10年後は、医薬品開発の分野でも今よりもさらにAIが活用されるようになり、治験の効率化が進んでいると考えます。しかし、先ほど述べた3点についてはAIには難しいと考えます。まず1、2点目の理由について述べます。AIは大量のデータを分析し、ある一定の法則や傾向を導くことはできます。しかし、そこには人間の感情が排除された結果が出されます。また、AIに蓄積されたデータに存在しない事例には対応することができません。AIができないことを補うために私は、医師やCRC、看護師の方々とディスカッションする際、常に相手の立場で考え、迅速な対応ができるCRAを目指します。また、AIが予測できていない例外はないか、自分だったらどのような解決策を考えるか、と思考し続けることで、例外事象に対応できると考えます。最後に3点目の理由を述べます。AIを正しく活用することで、治験のさらなる効率化が可能になると考えるためです。既に、AIの画像識別の技術を用いて、医療の現場で活躍しています。治験においてもデータの分析でAIやIT技術を活用しています。医薬品開発の現場で働く一人の「ヒト」として、患者様のもとへ一日でも早く新薬を届けるという目標を達成するために、AIを活用して業務の効率化を実現できるか考えなければいけないと考えます。AIができること・できないことをしっかりと把握した上で考えられるように、AIに関する正しい知識を身につけます。 続きを読む