
23卒 本選考ES
総合職 技術系
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Q.
自己アピールとして、ご自身の性格や「こんなことができる!」ということを教えてください。
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A.
私は諦めずに努力を続けることができます。私は中学、高校と6年間バスケットボール部に所属していましたが、一度もスタメンに選ばれたことはありませんでした。そのため、誰よりも朝早くに自主練を始めたり、目的を持って練習に取り組むことで常に努力し続けました。また、練習中や試合中に大きな声でチームを引っ張ることでチームを活気づけ、成長しやすい環境を作ることにも注力しました。結果的に6年間でスタメンに選ばれることはありませんでした。しかし、高校では練習へ取り組む姿勢の手本やムードメーカーとして、監督や先輩方から副キャプテンに推薦されました。貴社へ入社後も、どんな困難にも諦めず努力する姿勢で取り組みます。 続きを読む
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Q.
大学時代に熱中したことと、どのように熱中されたのかについて教えてください。また、結果としてそこから学んだことも教えてください。
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A.
私が大学時代に熱中したことは炉端居酒屋のアルバイトです。私はそこでキッチンを担当していました。同店はカウンター席のお客様とキッチンとの距離が近く、キッチンのスタッフがお客様と会話をして楽しんでいただくことが魅力の一つです。私は当初、人見知りでした。それを克服するには、より多くの人と会話をできる環境に身を置くべきだと考え、その居酒屋のキッチンでアルバイトをすることに決めました。私は「コミュニケーション能力の高い人とは聞き上手ではなく、喋らせ上手である」という言葉を耳にしたことがあります。そこで私はお客様と会話をする上で3つのことを意識しました。1つ目は、自分がお客様について知ることです。始めに「今日は寒かったですね」などの何気ない会話を少しすることで、そのお客様がどのような雰囲気の人なのかを知ることから始めました。そして、そのお客様に合った話し方で会話をすることで「この人とは話しやすい!」と感じて頂けるように心がけました。2つ目は話の流れの中で気になったことなどを質問し、話題を展開していくことです。お客様の話に興味を持つことによって「もっと話したい!」と感じて頂けると考えたからです。その為、お客様の話す内容を熱心に聞き、その内容からキーワードを見つけ、それに対しての質問をしました。しかし、質問攻めばかりでは質問をされる側が煩わしく感じることは実体験より学んでいました。そこで、3つ目に意識したことは会話の中に自分の体験談や考えを組み込むことです。その為、ニュースなどを見ることで情報量を増やし、自分の考えの幅を広げることによって対応しました。また、会話中にユーモアを含めることによってお客様に笑ってもらえるようにも意識しました。キッチンの仕事に慣れないうちはお客様と会話をしながら調理をすることができなかったため、オーダーが通っていない時にこの3つを意識しながら会話をしました。初めは常連のお客様とスムーズな会話ができるように努力しました。それによって、初めは苦戦をしましたが、段々とお客様に楽しんでいただける会話を無意識にできるようになっていきました。また、新規のお客様を楽しませる会話もできるようになっていくことを実感できました。それに加えて、キッチンの仕事にも慣れてきたため、調理をしながらでも会話をできるようになりました。その結果、お客様の方から話してきて頂けることが増え、4組のリピーター様を獲得することもできました。この経験により、相手に話しやすいと思ってもらえるような対応を学ぶことができました。貴社に入社後には、この能力を活かして先輩からは仕事を与えて頂きやすく、後輩からはわからないことなどを尋ねやすい、社員同士の円滑な連携を取れる存在になります。 続きを読む
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Q.
今後の大学教育はどうあるべきか、複数の関係者の視点から理由も含めて述べてください。
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A.
私は今後の大学教育について、大学に通う意義を明確にする必要があると考えました。具体的には大学卒と他の経歴で明確な違いを示すべきだと考えました。私は大学2回生の頃からコロナウイルスの感染拡大対策により、座学の授業はオンライン授業で受講する経験をしました。そのため、移動時間、交通費をかけずに自宅で勉学に励むことができました。私は理系大学生であったため、実技科目として学生実験がありましたが、実技科目の少ない文系大学生はコロナ禍に関わらず、わざわざ大学に足を運んで講義を受講する必要がないのではないかと考えました。その方が学内施設の維持費なども必要とせず、パソコン1台で学問に励むことができるからです。また、座学のような知識を学ぶだけであれば大学へ通わずにオンライン受講できる講座は多く存在します。これらの考えによって、大学の存在意義が薄まってきているのではないかと感じました。そこで大学の存在意義を明確にするためには、大学でしか得られない経験を積む必要があると考えました。具体的には今後の大学教育ではそれぞれの学部で、それぞれの専門性に合った実技の講義を取り入れるべきだと考えました。例えば、法学部であれば模擬裁判のような実技を活発に行うことで、就職した後に即戦力として活躍でき、大学卒の経歴を持たないものとの明確な差別化ができます。しかし、実技講義を増やすことによって2つの問題が生じます。1つ目は、大学の現在の雇用状況では教授一人当たりの講義への負担が大きくなることです。そのため、教授とは別の枠である秘書や事務などの新規雇用を増やし、専門性が低い部分の教授の負担を減らす必要があります。また、非正規雇用の専門家による講義を取り入れることも教授の負担を減らす解決策のひとつであると考えました。2つ目は実技科目を行う施設の新設です。これにより建設費、維持費がかかるようになります。これらの新規雇用の人件費、建設費、維持費などにより、授業料は上がってしまいます。しかし、現在の学費で大学卒の経歴が他の経歴との間に、経験の差別化を明確に行えない方が問題であると感じました。そのため、これらを要因として学費が上がることは止むを得ないことであると考えました。結果、私はどの学部学科でも、学生は実技科目を通してより深い専門性を身につける必要があり、今後の大学教育はどの学部学科でもその専門性に合わせた実技講義を取り入れるべきだと考えました。 続きを読む