【19卒】積水ハウスの冬インターン体験記（理系/技術職）No.2967（名古屋市立大学/女性）（2018/4/10公開）

ハウスメーカーにもともと興味があり、どうせならハウスメーカーの中でも最大手の様子を知って見たいと思ったのが一番の動機です。六日間ということで、企業説明や支店研修、即日設計があり、インターンの内容自体も充実しているだろうと思い、応募しました。また、ハウスメーカーはインターンが内定に直結しやすいという話を聞いていたので、そこのメリットも考慮して参加しました。

エントリーシートには、自分らしさが現れる写真を紹介する欄があり、そこで他の人と差をつけて興味を持ってもらえるような内容にすることを心がけました。面接に関しては、企業のことを前日に調べていましたが、企業のことについての質問はあまり無く、学校でどう過ごしているかなどの自分自身についての質問が多かったため、学校で頑張っていることや考えていることなど、自分の意見をしっかり話せるようにしておくことが大切だと思います。

WEBテスト → エントリーシート → 最終面接

自分の考えや意見を求められる質問が多かったため、予め考えてきた内容をそのまま言うのではなく、その場で考えたことをしっかりと伝える力があるかを見ているように感じました。面接は終始和やかな雰囲気で、質問の内容というよりは喋りかたや、表情など人柄を重視しているようでした。自分についての質問にしっかりと答えられるように、自己分析などしていくことが大切だったと思います。

今もし自由に建物を建てれるとしたら、どんな建物を建てたいですか。

私は、昔から自分の家を自分で設計するという夢があります。そのため、もし自由に建物を建てれるならば、庭を広くとれるような見晴らしの良い土地を選び、インテリアなど細かい部分までこだわり抜いた、自分の夢を詰め込んだ住宅を設計したいと考えています。また、エクステリアにも興味があるので、家の中からでも自然を楽しめるような、緑豊かな庭を作りたいです。

あなたが思う建築とはなんですか。

私は、建築学科に入るまでは、建築とは中の人だけに影響を与えるものだと考えていました。しかし、大学で建築学科に入り、様々なことを学んでいくうちに、建築とは建物を利用する人だけで無く、周囲の環境や、その建物を利用する人たちの人間関係にも影響を与えるものだと考えるようになりました。そのため、今の私は、建築とは社会において大きく影響与えるものであり、その影響は設計次第で良くも悪くもなりうるものだと考えています。

敷地図や家族構成や要望が書かれた紙をもとに、住宅設計実習を行う

前半にやったこと

最初の二日間は、企業の説明を聞いたり夢工房の中を見学したり、積水ハウスのことについて詳しく学びました。３日目は二人ずつくらいに別れ、支店を見学しました。支店では住宅展示場を見たり、分譲地の現場などに連れて行ってもらいました。

後半にやったこと

四日目は、支店の設計長から製図実習を受け、５、６日の設計実習に向けて注意することなどを教えていただくことができました。５日目は、グループの中で自分の設計の案について発表していき、意見交流する時間がありました。各グループにアドバイスしてくれる社員の方がついてくれていて、設計の完成度を高めていくことができます。6日目には、設計案をグループでプレゼンし、グループで代表に選ばれた一人が全体でのプレゼンを行います。

人事部の社員　設計部の社員

なし

クライアントに提案する設計においては、その人が求めているものだけでなく、それにプラスαし、クライアントが求めている以上のものを提案することで、興味をもたせたり、心をつかむことができるということを教えていただき、そのことが非常に印象的でした。

最終日のプレゼンに向けて、設計を完成させる際に夜遅くまで作業することがあり大変でした。また、泊まりの学生はホテルで遅い時間まで作業することが多く疲れた様子の人も見られました。1日目から2日目にかけては全員京都で宿泊をし、3,4日目はそれぞれの支店へ行き、5,6日目は大阪で即日設計をしに行き、移動が多くて大変でした。