【21卒】東海旅客鉄道（JR東海）の冬インターン体験記（理系/総合職　運輸系統）No.10168（慶應義塾大学/女性）（2020/7/13公開）

「人」と「安全・安心」の二つが非常に重視されていることを、講義や社員との交流を通して強く感じることが出来た。
そして中央新幹線計画やテキサスなど新しい取り組みを行う革新的な側面も垣間見ることが出来た。しかし一方で会社自体の考え方が古い印象も受けた。研修センターでは一部の部屋を除き、部屋の中にトイレやお風呂が無いため、大浴場等で共同利用する必要がある。また部屋も二人で一部屋を使う。インターン参加生が相部屋なのは理解出来たが、正社員も相部屋だと聞いたときは驚いた。あとは、社員の服装や、西暦で無くて和暦を用いているなど。

運輸系統の仕事内容について予め調べておくように、事前に指示される。
この作業を怠らずに行っておくことで、質疑応答や座談会に役立つと思う。

女性で総合職の社員が圧倒的に少ないこと。
また大浴場など、高校生の合宿みたいだった。
将来こういう職場で働いている自分を、正直想像することが難しかった。
ただ幅広い運輸系統の仕事について理解を深めることが出来た。
その点では入社後の想像がしやすくなったと思う。

他に見ている企業や業界からして、JR東海が第一志望だとは伝わりにくいと思ったし、社員からも言われた。他の参加生は、本当にJR東海が第一志望で、他に選考を受けている企業としてはJR東日本とかインフラ系って印象を受けた。
一方私は鉄道業界の中でJR東海しか見ていないし、他の志望企業との関連性も見えづらかった。

良くも悪くも企業理解が深まったから。
たしかに古い体質を感じたといったが、それ以外の良い点もたくさん見ることが出来た。
特に社員の方が魅力的だった。みなさん自分たちの仕事を楽しみながらやっており、社交的でおもしろい方が多かった。
また仕事の幅広さにも魅力を感じた。

インターンシップに参加している学生としていない学生とでは、企業理解度に大きく差があると思う。そのためインターンに参加しておくことは、本選考で有利に働くと思う。
特にここの企業は、本当にJR東海を第一志望として志望しているかを重視しているという話も聞いたので、志望度の高さを示すためにもインターンに参加しておくべきだと思う。

・懇親会
インターンシップ３日目の飲み会の時に、社員と日程調整をする。
この懇親会は大学別の開催で、そのインターンに参加していたA大学の生徒と、A大学出身のOB及びOG社員で行われる。
・面談
本選考対策として、ES内容を一緒に見ながらいろいろアドバイスをくれる社員がいた。
これはインターン参加→本選考エントリー→電話で連絡くる
といった流れである。

幅広い業界を志望していた。そういえば鉄道系の企業一つも見ていないなあと思い、JR東海のインターンシップに参加した。
他に見ていた業界としては、IT業界や損害保険業界、不動産業界、飲料業界、銀行などである。その中でも特にIT業界を中心に企業を見ていた。
鉄道業界の中だったら、給与の高さや知名度の面からJR東海を選んだ。

鉄道業界自体に対する興味が高まったというわけではない。ただJR東海には魅力を感じた。
他の業界や企業では出来ないような仕事も多く有り、それら一つ一つに魅力を感じた。
そのためIT業界や不動産業界を中心的に見ようとは思うが、それにぷらすしてJR東海だけ受けてみようかなと考えるようになった。せっかく宿泊型のインターンにもいったし、多くの魅力的な社員と話せたし。