【模型から現実へ、創造の舞台】【16卒】パナソニックホームズの本選考体験記 No.1460（千葉大学/）（2017/6/13公開）

製図試験

30分間の平屋の製図試験

余計な緊張がないか、質問したことについてキチンと返答出来ているかなどが見られていると感じた。会社についての疑問を解きたいようで、御社はこの技術でこの設計の自由度を生み出しているんですねといった風に特徴を理解していることを主に話した。

面接というよりは雑談で、会社についての疑問や気になることをなんでも聞いて不安をなくしたいからこの場を設けたと言っていました。とは言っても志望動機や理由などよく一次面接で聞かれるようなことは軽く聞かれました。

なぜ住宅施工職なのですか

私は建築学科で学んでおり、設計の他にもその模型製作等を行っていました。自分の目の前でものが立ち上がっていくという意味で設計よりも模型製作の方が私には魅力的に写り完成した時の達成感も多いものでした。同じにして家が立ち上がるその様子を一番に自分が見て、監理出来るから住宅施工職を選びました。それにスーパーゼネコンよりお客様との距離感が近くよりよい理想の家を友に作り上げていく過程にも魅力を感じたためです。

この面接の前にうちの社員の人と話をしてもらったけど疑問はどんな話をしました？会社について疑問はなくなった？

はい。御社にはどんな部署があってそれぞれがどんな業務についているか教えて頂き、大体のイメージが沸きました。中には企業のサイトからはわからない部署もあり、他の部署の精鋭が集まる部署があることを知って、一つまた目標が増えました。様々な部署があり入社してからも幅広い業務に携われる可能性があるので楽しみです。会社についての疑問もほぼなくなりました。話を聞いて同業他社との違い、主に商品や家を設計する上での自由度なども理解できました。

「いま内々定を出したらわが社に決めてくれるか」という質問に対しては「はい第一志望ですので可能ならぜひ」と言いました。面接官の雰囲気から少しでも迷いを見せたらダメなような気がしたので間髪入れず答えました。

一番最後の「内定あげたらうちに決めてくれるか」という質問以外は圧迫感を感じるようなことはありませんでした。

履歴書に企業理念に共感したとありますが、ではわが社の企業理念にどう共感しましたか。

家と言うのは人が住むためだけの場所ではなく、人に安心を与えかつ人を成長させるという今までに私が思いつくことのなかった考え方であったため、ああそういった考え方もあるのかと感じました。住宅施工職に就いたときには単なる家つくりとしては捉えず人の安心成長をつくる家でもあることを考えながら仕事をしようと考えるようになりました。（企業理念は長めで完全には暗記していなかったため、理念の内容を自分の言葉に直しながら話しました。）

この設計課題の図面についてプレゼンをしてください。

この課題の中の家族設定を読み込みいくつか希望が満たされるように設計しました。全ての要望を満たすことは難しいためやはり順序をつけながら父親の「家にガレージが欲しい、家族4人が集まり易い場所が欲しい」という要望と母親の「キッチンからゴミ捨て場までの経路を行き易く」という要望を踏まえた上で住宅の配置を決め、ガレージの場所を確保し、家の勝手口からゴミ捨て場までを最短にしました。加えて家族の集まる場所としてダイニングテーブルを窓に向け開くようにラッパ型にして外に生える桜の木が見られるように設定しました。（図面がなく表現が難しいですがラッパ型のダイニングテーブルは評価してもらえました。）