【未知の挑戦、信頼構築】【22卒】住友電気工業の冬インターン体験記（理系/総合職）No.15288（早稲田大学/男性）（2021/6/16公開）

隣の研究室の先輩が内定を頂いた企業でおすすめされたのがきっかけです。
あまり知名度は高くはないですが非常に良い会社だと言っていたので参加を決めました。
また自分自身インフラ系の企業に関心があり、エネルギー系とともにメーカーも視野に入れていたので事業内容に惹かれました。

インターンシップの選考に面接はなく、ESのみで合否が決まるのでESの内容、文章表現などに注意し、自分の満足いくものに仕上げ提出しました。
インターンシップに参加したい熱意と自分自身をさらに成長させたいということを特にアピールしました。なぜ参加したいのかの理由も明確に書きました。

面接がなくESのみで合否が決まるので、なぜ参加したいか、そして熱意がしっかり文章に反映されているかに気をつけました。
またグローバル企業で英語力をかなり重視しているのでTOEIC900点越えは高く評価されたと思います。本選考においてもTOEICの点数が重視されるので未受験の方は受験をおすすめします。

ヨーロッパの国境をまたぐ海底ケーブル敷設の業務体験グループワーク

海底ケーブル敷設に関して、受注を行うという業務の体験ワークを行いました。
グループでメンバーと協力して受注にこぎつけることを目標として行いました。
ワーク終了後はどうだったか、代表者が全体に向けて発表するという形式でした。

グローバル企業における大規模プロジェクトの難しさ、やりがい。
前例のないプロジェクトを推進することの意義。
どう見ず知らずの土地で現地の人々と信頼関係を構築していくのか　など。

国境をまたぐ海底ケーブルの敷設の仕事体験ワーク

1日目にやったこと

まずは簡単に業界のこと、そして住友電工の事業内容についての説明がありました。
その後、海底ケーブル敷設に関して、受注を行うという業務の体験ワークを行いました。
ワークの後は代表者が発表を行いました。

人事部　営業職の社員

なし

人脈や知名度のない海外という土地で、どう現地の人々と信頼関係を構築していくかが大切だと伝えられました。ただモノを売るだけでは他社との競争には勝てないと言われたのが特に印象に残っています。

海底ケーブル敷設に関して、同じ条件の中でどう他のグループではなく自分たちが契約を取れるか、どう差別化するかに非常に頭を悩ませた。ワークの途中で営業職の社員に質問できる機会があるので、実際に経験を持った社員からアドバイスをいただき、自分たちのワークに反映させた。時間こそ短いものの非常に内容が濃く有意義なワークであったと言える。

かなり活発な学生が多かったので、埋もれないように議論では積極的に意見を出すことを心がけた。

インフラ系のグローバルメーカーで非常に高い技術を有している企業であることがわかった。
異なるバックグラウンドを持った人と信頼関係を構築するため、語学力以外に必要なことは何かを考える機会になった。そして本当に若手の内からグローバルに活躍できる環境があり、自分自身を成長させるのに良い場所だと感じた。

過去に住友電工がどのような事業を行なってきたのかなどの歴史を学んでおくと、事業内容説明の時にさらに理解が深まると思う。ワークメインなので、事業内容や業界についての理解を事前に深めることが大切だと思う。

実際の業務を追体験するワークなので非常にリアリティが高かったと思う。しかし、海外での国境を跨いだ海底ケーブルの敷設というのは百戦錬磨のベテランの社員が多く関わっていたそうなので、ここまでのレベルの仕事にいつになったら携われるのだろうかと少し疑問が残った。しかしこういう厳しい環境でも結果を残す社員の優秀さを肌で感じ、自分もそうなりたいと強く思った。

正直、インターンに参加する前はBtoBのメーカーで知名度が異常に高いというわけでもなく、穴場だと思っていたが、インターンには非常に優秀な学生が集まっていた。
語学力を強みとする学生が多く、帰国子女や留学経験のある人に対して、自分のTOEIC900点が霞んでしまった気がした。やはり英語を話す能力があるかないかで大きく変わる気がした。
また人間的にも魅力の多い人が多く、少し自分の自信を失ってしまうような感じがした。

住友電工では若い内から海外で仕事をするチャンスが多く、グローバルに働きたいという自分の想いが実現できる環境があるとわかったため。また世界に誇る技術力やネームブランドがあり、この会社なら本当に世界に影響力を持って、仕事ができると思ったため。
ただ部署を跨いでの異動は少なく、希望する部署に配属されるかどうかは少し懸念点ではあると感じた。

面接の際に、秋インターンシップに参加したことを話すと面接官から良い反応を得られた。
インターンシップに参加してどう感じたかについて聞かれたのでうまく言語化することが大切だと思う。

参加前はエネルギー（電力・石油）系の企業を中心に見ていたが、住友電工のインターンシップに参加して、インフラを支えるメーカーも非常に面白い業界だと感じた。そして電工系や重電系、重機械系のメーカーにも目を向けるようになったため、自分の就活の中では一つの大きな転換点になったと思う。
本選考ではエネルギー系に加え、こうしたメーカーを中心に受けた。

メーカーというとやはり年功序列の印象が強く、海外で仕事をするには数年は日本で下積みをする必要があるという印象を持っていましたが、住友電工においては若手を海外に積極的に赴任させ成長させるという風土があるので、希望すれば海外の業務を経験し、若手から成長できると強く思った。また社員も優秀な方が多いと感じたので、この環境なら周囲と切磋琢磨し飛躍的に自分自身を成長させられると確信した。