【振動と騒音の革新】【23卒】マキタの冬インターン体験記（理系/メカ設計１Day）No.26758（非公開/非公開）（2022/6/27公開）

自分が所属している研究室が加工関連の研究室であり電動工具にも何か通じるものがあるのではないかと思ったためマキタに興味を持った。さらに研究室にマキタの掃除機があったり、博士号を取得してからマキタに入社したOBがいたりと言った点も参加を後押しした。

参加するために夏の1dayインターンシップでマキタの会社説明などを受ける必要があったため、それに参加した。

選考は抽選なので重視された点は特にない。それまでのイベントにしっかり参加しておくと抽選に通りやすくなると思われる。

工具の振動と騒音の原因になっている個所を特定する。実機の使用や分解、製品図面を参考にしながら課題解決に取り組む。

・マキタ開発職（メカ設計）の職種説明
・製品機構の分解＆理解
・テーマ説明＆取り組み＆発表
・プロジェクトストーリー
・若手社員座談会

設計職のトラブルシューティング

工具の振動と騒音の原因になっている個所を特定する。実機の使用や分解、製品図面を参考にしながら課題解決に取り組む。

1日目にやったこと

マキタ開発職（メカ設計）の職種説明を受けた後、製品機構の分解＆理解を行い、電動工具の振動抑制手法についてのプロジェクトを行った。その後、マキタ新製品のプロジェクトを聞き、座談会を行った。

人事/設計の社員

なし

インターンシップワーク中の座談会ではない時間であっても、社員の方から職場の雰囲気や仕事内容などを聞くことができる状況であった。また、人事の方は座談会の席から外れており、より聞きやすい雰囲気であった。

「電動工具のモータはどこにあり、その周りのベアリングはどのようになっているか考察せよ」という課題を解決するのが難しかった。機械学科ではあるが、本格的な機械設計をこれまでやってこなかったたため全然アイデアが思い浮かばず、同じグループの優秀な人がポンポンとアイデアを出すのを指をくわえてみるだけになってしまった。

他の学生と協力しながら電動工具の機構について考察したが、優秀な学生がいろいろと考えだしてしまい、自分はあまり役立てなかった。

製品の分解や製品の図面を観察することで、製品のどの部品も欠かせない部品になっていることを体感できた。また、座談会の中で、設計職とは言っても性能の設計だけをするのではなく、試作時の不具合対応やコンセプト設計と言ったより広範な範囲を少人数で行うことができるのを知ることができたのは良かった。

インターンシップ前に、機械設計について勉強しておけば、実際の製品機構に触れた際にもっと深く納得することができたと思う。

マキタは残業が多いながらも、自宅から1時間半以上かかる場合以外は自宅から通う必要があるため、仕事によって生活がきちんと成り立たない可能性があると感じたため。また、同じグループで仕事をした人たちは、マキタへの志望度が高い優秀な学生が多く、その人たちと比較して設計職に向いていないかもしれないと思ったため。

本選考での志望動機をうまく組み立てられなさそうだと思ったから。志望動機として、「マキタでは製品のプロトタイプ設計から試作まで一貫して携われる環境であるから」というのを大筋として言おうと思ったが、なぜそれをしたいかと聞かれると返答に困ると感じたから。

インターンシップの仕事を通じて、自分は設計職より生産技術職をやりたいという点に気付いたため志望度が下がった。また、志望動機をうまく組み立てるのが難しいということに気付かされたのと、残業がそれなりにある中で自宅から1時間近くかけて通うのは厳しいと思ったのも志望度の下降につながった。

インターンに参加しても本選考の選考免除などはないため、インターンシップへの参加が本選考に直接的には有利にはならないと思った。ただし、工場見学のお誘いなどがあるため、間接的には有利になるかもしれない。

インターン参加前の志望業界としては、BtoBのメーカーのなかでも、建設機械・農業用機械・自動車部品メーカーあたりを見ており、生産技術職を選ぶだろうとは思っていた。それに加え、マキタやブラザー工業といった地元のBtoCメーカーも志望企業には入っていた。BtoB企業は製品の価値で判断されるため志望しており、地元のBtoC企業は純粋に企業として価値が高いと思ってみていた。

このインターンシップで、やはり機械設計職ではなく、生産技術職にしようと考えた。なぜなら、生産技術職は研究室の活動も役立つことがあるということで、設計職より生産技術職のほうがなぜその職種をえらんだかが話しやすいと思ったからである。また、マキタへの志望度は下がったが、その他の企業に対しては何も影響はない。