【製品改善の挑戦】【23卒】マキタの夏インターン体験記（理系/ワークB）No.23688（非公開/非公開）（2022/4/22公開）

このインターンシップに興味を持った理由は、マキタへの理解をより深めたかったためです。株式会社マキタのインターンシップはすでに一度開催されており、そこに参加した際に、園芸工具と電動工具どちらの方が今後将来性があるかという業界全体に対する理解を深めることができました。しかし、株式会社マキタで行われている機械設計の業務に関してはまだ理解を深めることができておらず、製品に関するより深い具体的な理解をするためにインターンシップに参加しました。

インターンシップの参加には、特に選考がありませんでしたので、単に申し込みを行うだけで参加することができました。

申し込みのみでしたので、特に重視されたポイントはないと感じています。

グループディスカッション

まずは会社説明会が実施され、その後、各チームでグループディスカッションに取り組みました。

具体的な製品と、そのこだわり方の理解

製品をひとつ選び、その重要な点を指摘せよ

1日目にやったこと

まずは、会社の説明会が実施されました。会社の説明会は、通常の会社説明会で実施されるものと比較して、非常に短い時間でした。その後、グループディスカッションに取り組み、各チームでひとつ製品を選択し、その製品に対して与えられている様々な改善要素に対して、どのような改善要素に取り組むか優先度を指摘するようなワークでした。ワークのレベルは比較的高く、事前に与えられている答えと比べて、どのような優先順位で取り組んだかということが点数になり、また、各チームの発表を人事が評価するようなシステムになっていました。

人事

なし

インターンシップの中で、直接社員の方と話す機会はありませんでした。しかし、各チームが各製品をどのように改善するのかという案をまとめた結果に関しては、発表し、その後人事の質疑応答に答えたり、人事がそれに対して思う意見を述べたりといった点では、フィードバックを得ることができました。そのため、人事から各製品や考え方に対して、マキタの製品に対するフィードバックを得ることができました。

インターンシップで大変だったことは、誰の学生も理解をしていない製品や改善要素に対して、どのように議論を進めていくかが難しかったことです。また、参加している学生は、ほとんどすべてマキタの製品に興味を持っていたものの、実際に製品を使ったことがある学生は少なく、どのような部分を改善していくかという優先付けについては、重みを適切に評価できなかったため、そこをどのように代替するかという議論が難しかった部分です。

他の学生とはグループディスカッションを通して話す機会がありました。グループディスカッションの時間以外にも、若干の休憩時間があり、その時間にも学生と雑談のような議論をすることもできました。そのため、話す機会自体はあったというふうに言えます。

インターンシップに参加した結果、各マキタの製品に関する理解を深めることができました。また、各製品の、どのような改善が行われているかということから逆算的に、マキタでの業務内容を知ることができ、その優先順位の決定方法から、マキタの企業理念や業務を進めていく方針など、社風的な部分、方針的な部分を理解することもできました。それらの点は、参加して良かったという風に感じられました。

インターンシップに参加する前に、マキタの具体的な製品がどのような経緯を経て進化していったなどを事前に見ておくことができれば、インターンシップに参加した際にも、どこを重点的に注力して改善していたかを事前に知ることができ、そういった点で有利だと考えました。しかし、こういった事前理解がなくてもインターンシップで十分学べるとも考えられます。

入社後の自分を想像することができました。私は物事に比較的積極的に取り組むタイプです。しかし、これは会社によって受け入れられるかどうかは異なっています。マキタは非常に短いサイクルで一貫体制を行って政策をしているため、入社した後も自分がバリバリ最前線で物をどんどん改善し、製品開発に取り組んでいる様子をイメージすることができました。そのため、入社後の自分の姿を想像することができ、さらに、インターンシップに参加している他の学生から会社の社風をイメージすることができたため、そういった点でも入社後の自分を想像することができました。

本選考では自分は内定が出るという風に感じました。その理由としては、参加している学生のワークを通して、マキタへの業務内容の理解を深めることができ、また、インターンシップに参加している人数は多かったものの、本選考に対して少なかったことからも、インターンシップに参加して、そこに全力で取り組むことができている時点で、内定が出るのではないかという風に考えました。また、参加している学生の学歴としてはあまり高くない人たちが多く、学歴の面でも本選考で自分の内定は出やすいのではないかという風に感じました。

インターンシップの参加によって、マキタへの志望度は上がりました。その理由は、マキタの活気だった雰囲気があり、物作りに全力で取り組む姿勢が見てとれたためです。さらに、インターンシップ内で開示されている様々な資料が非常に具体的でわかりやすく、マキタが重視している点が、自分の重視している製品開発における要素と一致している、という風に感じたことも志望動機が上がった理由です。これらの価値観が一致している企業であれば、入社した後もギャップがなく働くことができるのではないかと感じております。

インターンシップへの参加は本選考に有利になるように感じられました。なぜならば、インターンシップを通して、製品に関して具体的な理解を深めることができ、特にB to Bの製品であることもあり、事前に製品を持っていないような業界であるため、志望動機を言う段階で、具体的な話をできるだけでも、インターンシップを通して本選考は有利になると感じられました。

インターンシップに参加する前には、ロボット業界や要素メーカー、完成品メーカーなど幅広く見ていました。インターンシップを通して、これらのどのメーカーであっても自分が活躍できることが感じられた一方で、特に要素系よりも完成品に取り組む方が自分の強みを活かすことができるのではないかと感じるようになりました。そのため、ロボット系に関しては特に揺らぎはありませんでしたが、要素系のメーカーよりも完成品のメーカーの方を重視して企業を見るようになりました。

このインターンシップの参加によって、マキタのイメージは思っていたよりも柔軟な企業であり、最先端の技術にしっかりと取り組んでいる企業であることが感じられました。また、実際に手を動かして、ユーザーニーズを意識した設計を行っていることが理解できました。さらに、会社の社風として、積極的に製品を作ることを邪魔しない、むしろ助け合うような雰囲気であることが理解できました。そのため、これらを通して、志望業界自体の変化はあまりありませんでしたが、マキタに対する志望度は大幅に向上しました。