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株式会社オースビー

【情報清流、生産力底上げ】【23卒】オースビーの総合職の本選考体験記 No.23063(京都大学大学院/男性)(2022/4/19公開)

株式会社オースビーの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2023卒株式会社オースビーのレポート

公開日:2022年4月19日

選考概要

年度
  • 2023年度
結果
  • 3次面接
職種名
  • 総合職

投稿者

大学
  • 京都大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
  • リクルートホールディングス
入社予定
  • 未登録

選考フロー

選考情報

OB・OG訪問
実施していない
リクルーター
あり

選考時の新型コロナ感染症対策

面談含め全てオフラインでした。地方組にかなり不親切です。検温、パーテーション、アルコール消毒などは徹底されていました。

企業研究

個別説明会に参加するだけでかなり詳細な企業研究になるので可能であれば参加したほうが良い。少人数で社員の方に質問する機会も設けてある。またホームページにもかなり詳細な企業理念が載っているので目を通しておくと良い。
各面接の間に2時間程度の面談が設けられ、40代の人事の方や現場の管理職クラスの方と1対1で話す機会が設けられる。内容は人によって異なると思われる。自分の場合、1回目の面談でこちらの過去のエピソードなどから価値観や思考プロセスを紐解いていく内容であった。そこで気に入ってもらったのか、2回目の面談以降はオースビーの会社を魅力づけするようなインプット的な内容の比重が大きくなった。面談、面接に共通して「日本の社会はどうあるべきか」、「日本の企業はどうあるべきか」という内容を聞かれることが多いので説明会でインプットした内容に自分の考えを肉付けして話せると評価を得られやすい。

志望動機

私がオースビーを志望する理由は、「組織情報技術」によって組織の情報を清流化、また整流化し、組織の生産力を底上げするというビジネスに共感したためです。仕事をする過程でそれぞれの「判断基準の違い」や「淀んだ情報伝達」、「自信を正当化しようとする心の動き」によって本来進むべき方向に進めないということはしばしば起こり得ることだということを日々の研究活動で感じています。例えばネガティブなデータが出た時、どのタイミングで報告すべきかという問いが自分の中で生じたことがあります。早く上司に相談すればいいものを「解釈が不十分で頭が悪いと思われたらどうしよう」などという余計な感情が生じることがあります。責任の所在が不明確な大企業ではこのようなことが日常的に起きていることが想像できます。これらを改善することで組織の生産力を上げるというビジネスは本質的な価値を持っていると感じ、オースビーを志望しました。

説明会・セミナー

時間
120分
当日の服装
スーツ
実施時期
2022年01月 下旬
実施場所
京都ホテルオークラ

セミナー名

オースビー企業説明会

セミナーの内容

一部:経営幹部による起業理念の説明。二部:企業改革例の紹介。三部:少人数グループに分かれての質疑応答。

参加前の事前準備や注意したこと、感想などを教えてください。

スーツで40分以上話を聞くというなかなかしんどい経験。宗教っぽいが我慢。雰囲気に慣れるためにも早めに会場に行くことを進める。(私は2分遅刻した)

このセミナーは選考を受けるにあたって参加必須でしたか?また、選考に有利に働きましたか?

必須ではないが、かなり情報をインプットされるので志望動機で役に立つ。また人事責任者も参加しているので積極的に質問すれば顔を覚えてもらえる。

1次面接 通過

実施時期
2022年03月 上旬
面接タイプ
対面面接
実施場所
大阪本社

形式
学生1 面接官1
面接時間
20分
面接官の肩書
人事40代
逆質問
あり

通知方法
電話
通知期間
1週間以内

会場到着から選考終了までの流れ

受付、専用の部屋に案内、面接、筆記試験

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

組織コンサル、特に人に着目した広義の情報処理を価値提供している会社なので、人や組織に対する関心をアピールすると良い。

面接の雰囲気

雰囲気はピリついていて緊張感があったが、温厚な方。淡々と短い質問が繰り返される。はじめに端的に質問に答えるように指示があるのでコミュニケーションをとるつもりのぞむと良い。

面接後のフィードバック

なし

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

1次面接で聞かれた質問と回答

なぜ研究をやめて就職しようと思ったか

研究では一人で仕事を行うことが多く、成果までの時間がかかる割に最終的なアウトプットのインパクトが小さいです。研究は筆頭著者と言ってプロジェクトの責任をとる人が明確に決まっていて、研究の成果はその人のものになります。そのため、多くの人に責任が分散するような研究の進め方は推奨されていないという制度的な問題があります。研究をやめて組織に属する理由は、組織の場合、個人というよりもチームで仕事を行い、短い時間でより大きなインパクトを残す仕事ができると感じたためです。【追加質問】Qチームで仕事をすることについてどう思うか?A組織に所属するからにはチームで出す価値を最大化させるような振る舞いをしていきたいです。

今の日本の社会をどう思うか

生き生き働いている人が少ないと思います。主体的に就職先を選んだはずなのに、やらされているという感覚で働いている人がほとんどではないでしょうか。自分の考えでは「幸福度」は「自分で選んでやっている感覚」つまり主体性のみによって決まると考えており、行っている仕事の内容やインパクトの大きさは幸福度に関係ないと思っています。失いかけている主体性を呼び起こす、自分の仕事に誇りを持って働く人が増えれば、日本全体の生産力は上向きになるのではないかと考えています。【追加質問】Qそう思うきっかけは何かありましたか?A就職した大学の同期が口を揃えて、職場の愚痴ばかり言っていたためです。日本全体でこんな感情で働いていたらそら生産力低いよなと感じました。

筆記試験 通過

実施時期
2022年03月 上旬
実施場所
大阪本社
通知方法
電話
通知期間
1週間以内

筆記試験対策で行ったこと

オリジナルテストであるため対策はほぼ不可能。強いて言えば自分の考えを述べる問題が多いので構造的、論理的に文章を書く練習をすると良い。

筆記試験の内容・科目

一般常識(ひらがな→漢字の変換、四則演算、「必要条件、十分条件、必要十分条件」を説明せよ)、小論文(「論理的とは何か」、「あなたのこだわりは」)

筆記試験の各科目の問題数と制限時間

一般常識は3問くらい。40分ほど。小論文は非常に抽象的な問題が2問x2ほどで1時間x2。

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

2次面接 通過

実施時期
2022年03月 中旬
面接タイプ
対面面接
実施場所
大阪本社

形式
学生1 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
人事50代
逆質問
あり

通知方法
電話
通知期間
3日以内

会場到着から選考終了までの流れ

受付、専用の部屋で面接

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

過去の自分の選択に対して深堀りされるので、考えを整理しておくと良い。時間が短いのでコミュニケーションを取るつもりで短い回答をした方が好まれる。

面接の雰囲気

緊張感あり。アイスブレイクはなし。はじめに面接官の方の経歴などの簡単な自己紹介があり、その後すぐに面接に入った。

面接後のフィードバック

なし

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

2次面接で聞かれた質問と回答

どんな高校生でしたか

高校は卓球漬けの毎日で364日卓球していた。中学で卓球をやっており、その時県でベスト8だった。もっと強くなりたいと感じて県で一番強い高校に進学した。強豪校でかつ、寮にも入っていたので軍隊のような2年半を過ごした。【追加質問】Qその時の経験はどのように感じているか。Aもちろん卓球は強くなったし、自分を律する心や組織として最適な動き方を学べた。一方で、いわゆる恐怖政治という側面があり、今振り返っても理不尽な指導が横行していたことは間違いない。どうしてもなぜをそれをやるのかわからないまま、言われた通りにやるという習慣がついてしまい、思考停止で受け身になりがちな教育だったのではないかと感じる。どの程度自主性に任せるかは生徒によって対応を変えるべきだと感じる。

なぜ農学部に進学したのか

子供の頃から生物が好きだった。「おたまじゃくしはなぜカエルに変態するのか」「なぜ人は睡眠時間が8時間も必要なのか」という疑問を抱いており、分子レベルで理解したいと感じ、農学部に進学した。【追加質問】Qなぜ大学に進もうと思ったか?A日本トップクラスのサイエンスをしている人たちがどんな仕事をしているか知りたいと感じた。勉強すればするほど、まだ分かってないことがたくさんあるということに気づいた。また、38億年の歴史の中で最適化されてきた生物の機能的な美しさに気付き、その理解に微力ながら貢献したいと感じた。また正直にいうと、当時の自分が生き生きしながら働いているイメージを持てる会社を見つけることができなかった。

3次面接 通過したが辞退

実施時期
2022年03月 下旬
面接タイプ
対面面接
実施場所
大阪本社

形式
学生1 面接官1
面接時間
20分
面接官の肩書
人事40代
逆質問
なし

通知方法
電話
通知期間
1週間以内

会場到着から選考終了までの流れ

受付、面接

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

三次面接ということもあり、志望度を評価していた。単純に第一志望か?ということは聞かず、就活の軸、業界に対する印象と外堀から埋めてくるので、論理的に回答できるように準備が必要。

面接の雰囲気

緊張感あり。女性で冷たい印象。こちらの回答に対して深堀りすることはなく、次々に質問をして、これまでの面接内容と相違がないかを確認している様子。

面接後のフィードバック

なし

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

3次面接で聞かれた質問と回答

就職活動の軸は何か?

1つ目は様々な業界に関われること。大学院に進学し、社会との関わりが薄かった分、いろんな業界の価値観やビジネスに好奇心が向いている。また、業界を跨いだ改革を行うことによって、異なる業界の知見を生かした提案ができる。2つ目はアプローチする方法が決まっていないこと。特定の目標に対して、技術ベースや打ち手ベースで考えるというよりかは、あらゆる方法を試したり、自分でやり方を考えるという仕事の方が向いていると考えている。そのため、やり方が一つでない業務で、現場に一定の裁量権が認められている環境が望ましい。3つは成果が可視化しやすい方がいい。成果が見えるので数年ペースだとどうしてもモチベーションが続かなかったり、仮説検証を高速で回すということができないため。

今受けている業界を教えてください

今受けている業界はコンサル、広告代理店、ITサービス系、メーカーです。【追加質問】Qそれぞれの業界の印象を教えてください。Aコンサル、広告は幅広い業界に携われるという印象です。両者の違いとしては、コンサルはロジカルに、広告はクリエイティブベースで課題を解決しているという点です。コンサルは特別なハードスキルがない分、論理的思考力や言動、着眼点など一般的なスキルを高いレベルで求められ、短期間で成長できるという印象があります。ITサービスやメーカーは先述のアドバイザリー業界と比較して、当事者意識を強く持てるというメリットがある一方で、会社の持つ製品以上の価値を提供しにくい、また、個人レベルで見たときに与えれる価値の範囲が狭いという印象を持っています。

辞退理由

他社に内定が決まったため。

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オースビーの 会社情報

基本データ
会社名 株式会社オースビー
フリガナ オースビー
設立日 2007年2月
資本金 5000万円
従業員数 160人
売上高 19億600万円
決算月 10月
代表者 松島裕一郎
本社所在地 〒541-0047 大阪府大阪市中央区淡路町3丁目6番3号
電話番号 06-6228-6150
URL https://www.aus-be.jp/
NOKIZAL ID: 1346438

オースビーの 選考対策

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