17卒 本選考ES
技術職(機械系)
17卒 | 東北大学大学院 | 男性
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Q.
あなたが学生時代に最もタフに取り組んだこと(個人でも組織でも可)について、あなたらしさがわかるように、具体的なエピソードを結果も含めてお書きください。 200文字以上400文字以下
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A.
私は、企業との共同研究において苦しい逆境に直面しても粘り強く取り組み、その壁を乗り越えて結果を出した経験があります。学部時代、金属材料のナノ構造体である金属ナノコイルウェブの質量を水晶振動子で計測する研究に携わっていました。 しかし、初期の実験では計測結果を出すことができませんでした。何とか結果を出そうと思い、約1ヶ月の間、平日・休日を問わずに食事・睡眠以外の時間を全て研究に注ぎました。そこで、研究室のメンバーと何度も議論を繰り広げることで、測定できない原因をショートと分析しました。対策を講じるために水晶振動子に絶縁膜を製膜し、質量計測に臨んだ結果、遂に所望の計測結果を得ることができました。 この成果を共同研究先の企業に提供できたとき、自分の研究が役立てられたことを実感し、大きな壁を乗り越えたという達成感を覚えました。この経験から問題解決能力とチームにおける協調性が培われたと思います。 続きを読む
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Q.
研究・卒業論文テーマ・講義名 1文字以上40文字以下
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A.
MEMSグレーティングを用いた波長選択スイッチの開発 続きを読む
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Q.
あなたが大学で取り組んでいる研究テーマ(卒業論文含む)について具体的にご記入ください。内容 1文字以上400文字以下
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A.
微小電気機械システム(MEMS)を波長選択スイッチに応用するための研究に取り組んでいます。波長選択スイッチは、高速かつ大容量な光通信の実現に寄与するデバイスとして開発が行われています。 先行研究では、従来のものよりも高速かつ省電力での駆動を実現する波長選択スイッチを開発するため、MEMSグレーティングを製作しました。しかし、デバイス表面にたわみが発生し、光の反射の精密な制御が困難であるという課題があります。 本研究では、たわみの原因となる残留応力を評価するためのデバイスを製作し、製作条件の最適化を図ります。この製作を進めていく中でエッチングという加工を行いますが、その加工によりデバイスが損傷を受けるという問題に直面しました。ここで、保護膜を塗布すれば損傷を防ぐことができると考え製作した結果、デバイスへの影響を防ぐことに成功しました。今後はデバイスを完成させ、残留応力を評価する予定です。 続きを読む
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Q.
あなたは、①なぜ富士重工業を志望するのですか。 また、②入社後にあなたらしさを活かしてどのようなことに挑戦したいですか。 その理由は何ですか。それぞれについて、具体的にお書きください。
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A.
① 貴社を志望したのは、自動車開発において非常に優れた安全技術を生み出したことに大きな魅力を感じ、その技術開発に携わることで自動車を利用する人々の生活に安心を提供できるエンジニアになりたいと考えたからです。 中学生の頃、私は、最初の小さな揺れの時間が長いほど、主要動という次の揺れの大きさが小さいという地震の知識を学びました。最初の揺れが長い地震が起こったときにその知識を家族に教えたことで、動揺していた家族を安心させた経験があり、そのときに大きな喜びを感じました。この経験から、これまでの自分の学びを人々の安心や安全に貢献することができるフィールドで大いに活かしたいと考えています。また、現代では高齢社会が進んでおり、認知能力が衰えた高齢者による交通事故が深刻になる恐れがあります。 この背景の中で、貴社はアイサイトを開発し、信頼性の高い安全技術を自動車に搭載することで、交通事故による被害を未然に防いできました。貴社には安全性への強いこだわりがあり、安全技術に積極的に取り組まれている姿勢に大いに共感しました。私は、自動車における安全性を今後もより揺るぎないものとして発展させたいという思いがあり、その夢を実現できる場が貴社にあると考え、志望いたしました。 ② アイサイトの技術を活かして究極の安全性能を実現した自動運転を開発したいと考えております。今日、認知能力が衰えた高齢者による交通事故の問題がより深刻化し、事故を起こさない自動車が求められると考えたからです。また、運転免許取りたての頃、自動車を運転しているときに、自転車に乗っている人に誤って接触事故を起こしそうになり、急ブレーキで事故を防いだ経験がありました。この経験から、運転技術が未熟でも交通事故を起こさない技術を生み出したいと考えました。 私は、自動運転の技術開発として2つの観点から自動運転の安全性に貢献したいと考えています。1つは、万が一、自動運転に不具合が出た場合にその不具合を検出するシステムを開発し、自動車に導入していきたいと考えています。仮に自動運転が暴走したときに人々が交通事故に巻き込まれる恐れがあっても、そのシステムを導入することで自動運転システムの安全性を確実にし、不具合による事故を未然に防ぐことができると考えています。 もう1つは、運転手の身体状態を管理する人工知能を導入し、緊急事態時に救急車としての役割を果たすことができる自動運転を開発することです。最近の交通事故では、運転手の身体状態が正常でないために、車内で意識がなくなり、交通事故で運転手自身だけでなく、周囲の人々も巻き込んでしまうというケースがありました。人工知能を有した自動車が運転手の身体状態を認知し、緊急事態と判断した場合に自動的に病院に搬送するシステムを実現できれば、運転手の命を早急に救うことができると考えられます。 続きを読む
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Q.
自身の強みと弱みを両方踏まえて自己PRをしてください。
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A.
私の強みとして、私は、自分が決めた目標に対して、粘り強く行動し、最後までやりきる粘り強い姿勢と集中力があります。その一つの取り組みとして、学業に精進しております。大学に入って将来のキャリアや専攻を考えるためにも、多くのことを深く学んでいこうと考え、講義を受けておりました。しかし、最初は納得できるような成績を残せませんでした。それまでの学びへの姿勢を見直したところ、まだ本気で取り組んでいなかった部分があると思い、自分が納得できるように、より真剣に学業と向き合うべきだと考えました。週5日の居酒屋のアルバイトをスケジュールに組み込みながらも、講義の試験日やレポート期日を逆算し、1日に十分な勉強ができるように計画し、実行に移してきました。また、勉強でひたすら考え続けてどうしても理解できなかった部分は教授や他の学生に聞き、理解を深めていきました。その結果、学部二年次に成績優秀者として学生表彰式で表彰され、学部三年次には後期の成績がGPA3.8を超えるようになりました。その後も、学業に励んだ結果、学部卒業時には日本機械学会より畠山賞を受賞いたしました。この経験から、学業への意欲が促進されたとともに、目標達成のために今の自分がするべきことを具体的に考え、生産的に時間を活用するマネジメント能力が培われたと思います。 一方、弱みとしては、頼みごとを断れないところがあります。忙しいときでも、困っている人が自分に助けを求めたときに放っておけず、頼みごとを聞き入れてしまいます。これを改善するために、一度立ち止まって自分のことも考えるように心がけています。 続きを読む