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【20卒】国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の技術職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.8168(国際基督教大学/男性)(2020/2/12公開)

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

2020卒国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)のレポート

公開日:2020年2月12日

選考概要

年度
  • 2020年度
結果
  • 2次面接
職種
  • 技術職

投稿者

大学
  • 国際基督教大学
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

ホームページとマイページ上での動画を何度も見返した。また、ウェブ上での会社説明会にも参加をし自分がやりたいことができる部署などをよくリサーチするようにした。国内では有名な企業であるが、その一方で一般企業でも宇宙開発をしている企業は増えている。なので、なぜそのような一般企業ではなく半官半民である企業を選ぶのかしっかりと説明できるように準備した。具体的には、一般企業ではできなくてJAXAでできることをプロジェクトなどの具体例を出して説明したり、大学での自分の学びを通してよりJAXAに興味が近いことを伝えるようにした。また、聞かれた質問に対してただ答えるのではなくいかに自分が宇宙という分野に興味をもっているか熱量を持って質問に答えることも重要だと感じた。

志望動機

私が御機構を志望する理由は主に3つあります。一つ目は宇宙に興味があるからです。宇宙に小さいころから興味を持ち、現在は留学先の大学で宇宙物理学を学んでいます。学ぶ中でなぜ私たち人類がこの場所に存在するのか、この広い宇宙の中で存在する理由は何なのかという疑問をもっています。御機構であればこれらの謎や疑問の答えやきっかけを見つけられるそんな仕事やプロジェクトに携わることができると考えます。
二つ目は夢のある大きなプロジェクトに携わることができるからです。私の夢の一つに宇宙旅行計画と移住計画の推進があります。私がこれを成し遂げたい理由は一見不可能であるように見えるからです。しかし、だからこそ人類の夢をのせた大きなプロジェクトであり責任と大きな達成感があると考えています。御機構ならこういった不可能を形として実現できる技術ノウハウ、世界中の機関との連携があり、夢を実現できると考えています。
そして三つめは御機構が人々の生活や社会インフラ等にも目をむけていることです。宇宙開発で得た技術やノウハウ、データを安全や社会インフラなどにも利用をすることで、宇宙開発のみでなく社会インフラや人々の生活の向上にも役立てることができることにとてもやりがいを感じました。御機構の「安全で豊かな社会の実現」が様々な形で成し遂げられていることに共感し、私自身も社会に還元できるような取り組みをしたいと考えています。以上のことから御機構を志望いたします。

エントリーシート 通過

実施時期
2019年04月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

趣味・特技・スポーツなどについて、自由にご記入ください。/サークル・クラブ・ボランティア活動などについて、自由にご記入ください。/自分の専門分野、専攻、或いは研究テーマ(ゼミや論文テーマも可)の概要を簡潔に説明してください。/この分野やテーマをなぜ選んだか(理由)、今後どのように活かしたいか(将来ビジョン)を具体的に説明してください。/JAXAへ入社を志望する理由をお書きください。/将来希望する職務・分野についてお答えください。/20年後のJAXAで実現したいことと、そのときの自分の役割についてお書きください。

ES対策で行ったこと

一度自分で書いたものを、就活会議や他の就活情報サイトを参考にして何度も修正をした。また、第3者に読んでもらうことで客観的な意見をもらった。

1次面接 通過

実施時期
2019年04月
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
不明
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

志望動機や大学時代のエピソードでいかに簡潔に考えを伝えることができるか見られているように感じた。また、宇宙や自分の興味があることにどれくらいの熱量を持って今まで取り組んできたのかも評価されたと思う。

面接の雰囲気

厳しい雰囲気ではなかったが、決して柔らかい雰囲気ではなく相槌や笑いなどはほぼなかった。また、面接官が私の話を聞いているようだったがどちらも興味がなさそうな態度だった。

1次面接で聞かれた質問と回答

挑戦には失敗が必要だと思うが、御機構ではどのように失敗を評価しているか。(逆質問)/今後宇宙開発に関してどのような取り組みが必要であると考えているか。(逆質問)

一つ目の質問についてだが、まず失敗は基本的に起こさない。というのも国や大きな団体が多くのお金をかけて行っているプロジェクトなので失敗があるとそれは大きな損につながってしまう。だからこそ失敗というものを起こさないために、何度も何度も細かいテスト・検討を行っている。これらをしつこく行うことで、失敗というものは起こさないようにしている。
二つ目の質問についてだが、いくつかのことが考えられうる。特に今後の宇宙開発をさらに発展させるにはライバルとされている企業や団体との協力が必要不可欠になるのではないかと考えている。競ってより質の高い技術を生み出すことは大事だが、それよりも各々ができることを協力してプロジェクトを行う方がより発展させることができると考えている。ただ、100%協力というわけにもいかないので、折り合いが難しい。

大学時代に力を入れて取り組んだことはなんですか。

私は部活に最も力を入れて取り組みました。入学時からバスケットボール部に所属していますが、中学や高校の部活とは違い、体格の差が大きく互角にプレーをすることがとても困難でした。私は他の選手と比べ細い分、どうしても当たり負けしてしまうということがありました。この問題を克服するため、身体面技術面でのトレーニングをすることを決めました。さらに、負けている部分だけでなく今勝てる部分を伸ばす事にも力を入れ、ランニングも始めました。具体的には週に4回の筋トレ、5kmのランニングを1年間続けました。また、練習以外の時間に自主練を行っていました。当初は一人でドリブルやシュートの練習をしていましたが、実戦と練習では状況が異なることに気づき、友人や部活の仲間にも時間を取ってもらいトレーニングに付き合ってもらうこともありました。これらを続けたことで、1年後には当たり負けせず、自分の勝てる部分でプレーができるようになり、スタメンとして試合でも活躍することができました。チームとしてもリーグ戦上位リーグ進出という目標を達成することもできました。この経験から、一度決めた目標に向かって努力し続ける力をさらにつけることができ、他者を巻き込み共に目標達成に向かっていく強みを身に付けることができました。

2次面接 落選

実施時期
2019年05月
形式
学生1 面接官5
面接時間
20分
面接官の肩書
管理職
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

まず自分が大学でしっかりと学んでいるか、それらに興味をもって主体的に学んでいるかということを評価されたと思う。また、それらをどのようにJAXAという企業で生かすのか論理的に考えていることも評価の一つだと思う。将来やりたいことについては、なぜそれがJAXAでなければならないのかエントリーシートとの一貫性も見られながら評価されていたと思う。

面接の雰囲気

二次面接ということで面接官の方も管理職の方が多く、厳かな雰囲気であった。ただ、私の話に相槌を打ってくださるなど学生の話に耳を傾けていたとは思う。

2次面接で聞かれた質問と回答

あなたの専門能力とそれを生かしてJAXAに貢献できるところを教えてください。

専門性は現在宇宙物理学を学んでいることもあり、理論的な宇宙物理学です。具体的には、様々な物理方程式や理論を用いて、惑星の形成や崩壊、質量や高度などの特徴の導出、また内部構造やその反応、エネルギーを理論的に推測することをしています。レーンエムデン方程式を用いた内部構造の導出やチャンドラセカール質量方程式を用いて惑星の最大質量やエディントン限界 を利用した最大光度の導出なども学んでいます。これらを生かして実際の観測を行い、観測衛星や惑星探査機そのデータから惑星や銀河の構造やその成り立ち、背景や寿命といった仮説や理論の組み立てに生かせると考えています。また惑星の構造や、太陽系の謎など私たちの身近な星や惑星についての情報を得るだけでなく、その仮説から次はどこを探査してどんなデータを得る必要があるかといった宇宙プロジェクトの立ち上げの提案もできると考えています。

あなたが将来やりたいことはなんですか。

宇宙探査プロジェクトや開発プロジェクトに興味を持っています。
特に、探査では開発中の火星探査MMXや運用中の水星探査みおに興味を持っています。私たちに比較的近い惑星でありながらまだ謎は多くあり、このプロジェクトの目的の一つでもある火星衛星の起源や惑星形成の謎の解明に貢献したいです。得られたデータからの惑星の形成やその進化を明らかにするだけではなく、長距離エンジンや、惑星探査カメラ・装置、火星面での有人活動といった今後宇宙開発にさらなる推進をもたらす技術の開発にも小さい部分から大きな部分まで関わりたいと考えています。このプロジェクトの中で実際の探査研究に関わりながらも少なからず技術面でも実際の技術を身に着けることができるような業務に関わることも視野に入れています。


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国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の 会社情報

基本データ
会社名 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)
設立日 2003年10月
資本金 5442億4900万円
従業員数 2,232人
売上高 3287億8100万円
決算月 3月
代表者 山川宏
本社所在地 〒182-0012 東京都調布市深大寺東町7丁目44番地1
電話番号 03-5289-3600
URL https://www.jaxa.jp/
NOKIZAL ID: 2650355

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