- Q. 志望動機
- A.
アビームコンサルティング株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒アビームコンサルティング株式会社のレポート
公開日:2020年2月12日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- ビジネスコンサルタント
投稿者
選考フロー
企業研究
ホームページや動画などを何度も見返してリサーチを行った。特にコンサルティング会社でアビームは日系の企業であり、グローバルに展開しているビッグ4といわれるコンサルティング会社も存在しているのでその中でもなぜアビームを選ぶのかということを説明できるように準備した。具体的には日系としてアビームが強みにしていることや力を入れている産業、提供サービスなど他のコンサルティング会社と差別化できる部分を探すようにした。またホームページだけでなく、実際に企業説明会に参加したことでより詳細な情報や重なる部分などを把握することで、会社が強みとしている部分や特長を把握することができたと思う。コンサルティング会社は選考も変わったものが多いので、事前にどのような選考があるかは確認して早めに準備しておくべきである。
志望動機
私が御社を志望する理由は二つあります。
一つは日本に本社を置く、日系のコンサルティングファームであることです。
アメリカに留学をする中で、日本の製品やサービスを目にする機会がある一方でまだまだ日本企業の知名度や製品の普及率は低く、もっと日本の強さやよい部分を世界に伝えたいという思いを感じました。御社は日本に拠点をおくコンサルティングファームとして、課題の把握から実現その後のサポートまで一貫したソリューションを提供することができ、課題解決やビジョンの実現を可能にするノウハウや業界知識を有しています。さらに日本に拠点を置きながらも豊富なグローバルネットワークを持っており、このような御社であれば日本の課題や将来の新ビジネスのサポートを最後まで実現できると考えました。
二つ目に、御社がITを用いたコンサルティングに強みを持っていることです。ITはビジネスだけでなく人々の生活にも欠かせない重要なモノとなっており、私はITに対する知識を深めたいと考えています。AIやIoTなど新技術は日々進化をしており、これを通じて企業の業務効率化であったり、ビジネス創出を手助けしたいです。御社はITに関する豊富な知識や、実績がありこれらのことが実現可能であると感じました。
以上のことから御社を志望致します。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
大学時代にあなたが自分で考え行動し、結果(成果)を残した最も大きな経験を教えてください。/ あなたが一番苦労した場面と、それをどう乗り越えたのかを教えてください。/アビームコンサルティングを志望する理由と、希望するコースで入社後、何を実現したいかを教えてください。
ES対策で行ったこと
就活会議や他の就活サイト利用して、自分の書いたエントリーシートと比較修正した。また、他のコンサルティング会社のエントリーシートを参考にしながら深堀をしていった。
独自の選考 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
選考形式
skypeによるケースワーク
選考の具体的な内容
まず課題の内容に関するビデオを約10分間視聴し、それに対する自分の回答を約20分以内でまとめ紙に書きだす。最後に約20分ほどで自分の書いた紙を見せながら回答とその理由をプレゼンテーションする。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年06月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
面接の中でスラスラ答えることができない場面もあったが、それよりもまずは自分の考えを自分の言葉で伝える力を見られていると感じた。また、自分の意見に一貫性や論理性があることはかなり重要な部分であると思う。
面接の雰囲気
少し厳かな雰囲気ではあったが、雑談をしたり私の回答に対して相槌をしてくださるなど可能な限り話しやすい雰囲気を作ってくださったと思う。
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代に頑張ったことを教えてください。
私は塾講師のアルバイトに最も力を入れて取り組みました。生徒の科目指導だけでなく、カリキュラム作成や保護者様との面談も行っていましたが、特にカリキュラム作成を重要視していました。当初は直近の苦手を克服する内容を主に提案していましたが、それは塾として最低限であると考え、自分の経験から生徒の苦手を分析し、難易度を上げた将来の受験を見据えた内容を盛り込むことで、保護者様の求める100%ではなくそれ以上の内容を提案することを意識しました。その結果担当生徒は志望校に合格することができました。この経験から、求められているものだけでなく、その先を見据えて何が必要か検討し常に先を見通す力をつけることができました。
キャリアプランを教えてください。
将来は様々な業界の顧客の課題解決に携わりながら、デジタルテクノロジーに専門性を持つデジタルイノベーションコンサルタントを目指したいです。
また、経営コンサルタントではITだけでなく企業の経営やビジネス創造に関わるすべての要素に関わることができるのでそういった中で企業の経営に対する知識や課題を把握し、その上でITに関する専門性を磨きつつ、他の自分の適性や興味のある部分で一つ以上の専門性を持つコンサルタントを目指したいと考えています。
これらを実現するためにも、入社後は幅広い業界に関わりながら、常に技術に対する知識や企業知識を吸収します。また、企業の本質的な課題を見抜く力や提案力を身に着ける必要があると考えています。3年後にはチームのリーダーとして日本企業の案件を成功に導き、5年後には国内の企業の案件を中心にグローバルにプロジェクトマネージャーとして大企業や中小企業のグローバル進出を成し遂げたいと考えています。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年07月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- マネージャー
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
私の回答に対して少しきつめの意見を頂いたが、それでも自分が主体的に動いて信じてやってきたことを伝えたのでそのような行動力や意思を評価されたと思う。また、面接の中で回答に対して質問が来るので焦ることもあるが、その中でも一貫性をもって答えることができたことも評価につながったと思う。
面接の雰囲気
最終面接ということもありかなり緊張感のある雰囲気ではあったが、圧迫面接ではなく私の意見や考えをよく聞いてくださった。また、その上で意見をくださった。
最終面接で聞かれた質問と回答
会社としてはどこを目指していますか。また、ITなどの知識はどの程度要求され仕事の中で使っていくことになるのでしょうか。(逆質問)
まずITについては現段階で勉強しておくべきことや知っておかなければいけないものはない。ただ、コンサルタントとして仕事をしていく上でITを知り使えることは必須な技術であり、研修等を通して身に着けておく必要はある。仕事の中でもITを使って顧客の問題を解決することは少なくない。
会社として目指す方向は働いている社員によって捉え方の違いがあるかもしれないが、業界でナンバーワンになるということは目指していない。それよりも、アジア発のコンサルタントとして顧客の抱える問題に対して必要なソリューションを提供できること、BIG4などにはできないことができるようになることの方が重要であると考えている。信用と信頼を得ることがまず重要である。
この他にもいくつか質問をし、丁寧に回答をして下さった。また、回答の内容も説得力のある答えだった。
これまでに苦労したこととそれをどう乗り越えたか教えてください。
部活の副部長として部員一人ひとりの意識を把握し、一つにすることがとても難しいと感じました。副部長として下からチームを支える存在を意識し、特に部員一人ひとりと会話をする時間を私は意識していました。そこで一人ひとりの気持ちを理解し、実際にやりたいことをやらせてあげることで学ばせる環境を作ることができたと思っています。また、全ての意識を一つにすることは不可能なので、自分の経験やバスケが好きなことを話すことで、チームの目標や部活に対して前向きな気持ちをもってもらうことが少しずつできたと思います。
このとき大切にしていたことはまず聞く姿勢を見せること、そして尊重することでした。これらを実践したことで副部長としての役割に貢献できたと実感しており、このことは部活だけでなくビジネスの場面でも必要なことであると考えています。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定後約二週間で返答をするように言われたが、他企業の選考の兼ね合いもあり待ってくださった。また、分からないことや疑問に感じている部分はメールや電話などで対応してくださり最後まで真摯にサポートしてくださった。
内定に必要なことは何だと思うか
コンサルティング会社では一般的に言われてることではあるが、一貫性や論理的に考える力が必要であると感じました。日ごろから様々なことに興味を持ってそれらに対して受け身になるのではなく、自分なりに考える練習をしておくと面接や選考の場面でも役に立つと思います。また、グローバル企業ではなくあえて日系を選んだ理由は聞かれると思うので、その場しのぎの回答ではなく自分の中で説得力のある回答を用意しておく必要があると思います。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
内定が出た人は、自分の考えや行動を一貫性をもって伝えることができたと思います。また、面接官から面接後にアドバイスを頂きますがその時に、それらのアドバイスに対して反発するのではなく自分の中でよく考えて理解する姿勢が大きく評価されたと感じました。逆に内定が出なかった人は一貫性がなかったり、第三者意見に耳を傾けないなどの態度があったのかもしれません。
内定したからこそ分かる選考の注意点
質問そのものは一般的なもので、面接当日に難しい質問が来ることはほぼないと思う。ただ、日ごろからよく考えたり一貫性をもつことはかなり見られていると思う。また、ホームページなどを参考にしてなぜこの会社でなければならないのかよく考えることは必要であると思う。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定に対する回答を出すまで、待ってくださったり質問に対しては真摯に対応してくださった。
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アビームコンサルティングの 会社情報
会社名 | アビームコンサルティング株式会社 |
---|---|
フリガナ | アビームコンサルティング |
設立日 | 1981年4月 |
資本金 | 62億円 |
従業員数 | 6,646人 ※2020年4月1日現在:連結 |
売上高 | 932億円 ※2020年3月期:連結 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 鴨居 達哉 |
本社所在地 | 〒104-0028 東京都中央区八重洲2丁目2番1号 |
電話番号 | 03-6700-8800 |
URL | https://www.abeam.com/jp/ja/ |
採用URL | https://www.abeam.com/jp/recruit/top |