- Q. 志望動機
- A.
【論理的思考を活かす舞台】【22卒】マッキンゼー・アンド・カンパニー・インコーポレイテッド・ジャパンのビジネスアナリストの本選考体験記 No.14523(東京大学大学院/男性)(2021/6/15公開)
マッキンゼー・アンド・カンパニー・インコーポレイテッド・ジャパンの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2022卒マッキンゼー・アンド・カンパニー・インコーポレイテッド・ジャパンのレポート
公開日:2021年6月15日
選考概要
- 年度
-
- 2022年度
- 結果
-
- 2次面接
- 職種
-
- ビジネスアナリスト
投稿者
- 大学
-
- 東京大学大学院
- インターン
-
- オークワ
- モトックス
- 野村総合研究所
- アクセンチュア
- IGPIグループ
- 日本M&Aセンターホールディングス
- 中外製薬
- KPMGコンサルティング
- アサヒビール
- 内定先
-
- 未登録
- 入社予定
-
- 未登録
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施していない
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
選考は最初からオンラインでした。
企業研究
他の戦略系コンサルティングファームにも言えることだが、ESの内容はほとんど関係ない。独自のウェブテストをすることは前提。ルールを把握し、そのルールに従って最適な行動を考えて行う。最大の鬼門はやはり戦略系コンサルティングファーム特有の面接であるケース面接のであり、この出来がほぼ100%選考を左右すると言える。なので、筆者なりのマッキンゼーのケース面接の見解を書きたい。マッキンゼーのケース問題は、他者の単純なフェルミ推定やざっくりとしたお題のケース問題とは異なる。かなり詳細に背景が決まっている。なので、わからないことはどんどん質問しよう。全部で3問出題される。1つ目は、現在を分析する質問。現在与えられている課題を解決するためには、まず現状何を把握する必要があるかを問われる。一般的な常識に従って、論理的にMECEに誰が聞いても最低限の納得感はあるように分析しよう。個人的な感覚でいうと、この問題があなたの第一印象になるので最も大切な問題ではあると考える。2つ目はデータを与えられ、それを元に計算させる問題。これはデータをきちんと理解できれば誰でも解ける難易度。データについて説明してくれる面接官の話をきちんと聞こう。3つ目は、そこから考えられる打ち手を考える。1つ目と2つ目の問題は3つ目の問題を解くためのヒントになっているので、それを元に考える。対策としては、マッキンゼーのホームページにある3つの例題を用いて行うことをお勧めする。なぜ、3つの例題があるのかというと、「政府の課題解決」「企業の新規事業戦略」「企業の合併戦略」の3つに分類されるからだと考える。この3つのテーマから出題されるので、それぞれに合わせた対策が必要だと考える。特に「政府の課題解決」は他の戦略コンサルティングファームでは出題されにくい問題であるので、対策を勧める。
志望動機
面接で志望動機を話すことはなかったが、私なりのマッキンゼーについて思うことを書く。マッキンゼーの他のコンサルティングファームとの違いは、圧倒的なブランド力である。実際、政府レベルの案件において、アメリカなどのシンクタンクのような仕事を担っているのは、日本では日系シンクタンクよりもマッキンゼーであると感じる。その現れとして、ケース問題でも政府系の案件が出題されているのだと思う。関わる案件も他ファームよりも大きいものであることは間違いない。また、その他の点である転職市場での価値、報酬、社会的ステータスにおいて、かなり上位の企業であるのも当然だが魅力である。特にやりたい仕事はないが、論理的な思考が得意で考える事が好きな人にとってはとても良い環境であると思う。では、なぜマッキンゼーそのような会社であるのか。そこにマッキンゼーの志望動機として然るべきものがあると思う。私なりの見解では、それはコンサルティング業務は労働集約型の業務の典型であるので、会社にいる「人」であると考える。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年11月 上旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
職歴の中で、特にリーダーシップを発揮した経験とその際あなたの役割を記入/マッキンゼーのコンサルを志望する理由/長期キャリア(10年後程度の先に将来でやりたいこと)について/これまでの経験で、達成したことユニークなエピソードリーダーシップを発揮した経験
ESの提出方法
採用サイトのマイページから提出
ESの形式
webで入力
ESを書くときに注意したこと
字数が短いのでできるだけ簡潔に書くことをこころがけた。
ES対策で行ったこと
この段階ではほとんど読んでいないと思われる。選考が進み、ケース以外の面接があると使われるかもしれないと考え、真面目に書いた。字数が短いため簡潔に書く。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2020年11月 中旬
- 実施場所
- 自宅
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
企業オリジナルの問題であるため、対策は不可能。
WEBテストの内容・科目
企業オリジナル
WEBテストの各科目の問題数と制限時間
大きく3問。制限時間は1時間程度。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年12月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 不明
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
1問目の構造化の筋の良さ。論理的思考力。瞬発力。最低限の計算能力。コミュニケーション能力が見られていると感じた。論理的思考力に突出していない場合でも、他がきちんとこなせれば十分に選考は通過できる。
面接の雰囲気
非常に柔らかい印象。ただ忙しそうであたふたした雰囲気があった。アイスブレイクなどはなく、すぐにケース面接が始まる。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
マッキンゼーのホームページ
1次面接で聞かれた質問と回答
与えられたケースについての現状分析。関係者に何を質問して現状を分析するべきか?という質問と計算問題
とある工場の改善策についての問題であった。設定が下請けの工場であったため、上流の企業が求める質、量、納期の3つについて掘り下げる形で質問した。この3つに分解して質問を始めた時点で面接官の対応がさらに柔らかくなったように感じたので、1問目の筋の良さがとにかく大切であると感じた。取り上げられた課題が発生する構造を仮説を立てて、論理的に整理した。数字計算は、簡単であるが、桁数が大きいタイプの問題であったので、桁数を間違えることのないように注意した。なぜそのように計算したのかも聞かれるので、答えを計算するだけでなく、答えまでの過程もスラスラと答えられるように準備しておくことが大切。電卓は使えないので、注意。
これまでの考察から考えられる打ち手
最後に打ち手の幅だしが求められる。1問目で考えた構造と、2問目で与えられたデータが示す事実から、仮説を元に打ち手を導く。当然、仮説を検証することはできないので、多くの仮説を出し、そこを元に打ち手を考えることになる。この量の多さが大切である。特にここがボトルネックだと感じている点について他よりも深く考察していると、メリハリがあってさらに良いと思う。そのためにはやはり1問目の構造化が明確にできている事が大切で、そこからボトルネックになりそうな点に着目する。面接官はただの面接官ではなく、面接をサポートしてくれる役割。質問には、基本的になんでも答えてくれるので、どんどん質問をして自分に有利に進めることを心がけた。
2次面接 落選
- 実施時期
- 2020年12月 中旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 不明
- 逆質問
- なし
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
1問目の筋の良さに尽きる。これが悪かったため、そのあとの質問でも面接官のやる気が薄かったように思う。
面接の雰囲気
1次面接の時よりも緊張感があった。ただこれは会社が意図したものではなく、面接官個人によるものであると思う。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
2次面接で聞かれた質問と回答
与えられたケースについての現状分析。関係者に何を質問して現状を分析するべきか?という質問と計算問題
とある国の温暖化対策についての問題であった。クライアントの設定が政府であった。原因を探るため、B(businessとC(consumer)に分類し、その国の産業や国民の生活スタイルについて掘り下げる形で質問した。この質問の出来が悪かったため、面接官の対応が厳しくなったように感じた。やはり1問目の筋の良さがとにかく大切であると感じた。取り上げられた課題が発生する構造を仮説を立てて、論理的に整理した。数字計算は、簡単であるが、計算量が多いタイプの問題であった。なぜそのように計算したのかも聞かれるので、答えを計算するだけでなく、答えまでの過程もスラスラと答えられるように準備しておくことが心がけた。電卓は使えないので、注意。
これまでの考察から考えられる打ち手
最後に打ち手の幅だしが求められる。基本的には1次面接と同じである。1問目で考えた構造と、2問目で与えられたデータが示す事実から、仮説を元に打ち手を導く。仮説を検証することはできないので、多くの仮説を出し、そこを元に打ち手を考えることになる。仮説と打ち手の量の多さが大切である。ボトルネックだと感じている点について他よりも深く考察する子おtでメリハリが出るように心がけた。やはり1問目の構造化が明確にできている事が大切で、そこがうまくいかなかったために、3問目で苦労した。1問目で面接官のやる気を失わせてしまったので、よくなかった。面接という短い時間であるが、面接官とよい関係性を構築することも求められる。
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マッキンゼー・アンド・カンパニー・インコーポレイテッド・ジャパンの 会社情報
会社名 | マッキンゼー・アンド・カンパニー・インコーポレイテッド・ジャパン |
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フリガナ | マツキンゼーアンドカンパニーインコーポレイテツドジヤパン |
従業員数 | 320人 |
代表者 | ジョルジュ・デヴォー |
本社所在地 | 〒106-0032 東京都港区六本木1丁目9番10号アークヒルズ仙石山森タワー |
URL | https://www.mckinsey.com/jp |