【銀行提案の挑戦】【19卒】三井住友銀行の夏インターン体験記（文系/法人営業）No.2155（早稲田大学/男性）（2018/4/4公開）

一番の動機は夏の時期だったので選考の練習をしておきたかったということ。実際に選考フローはウェブテストとESから始まり、グループディスカッション2回と面接1回でありしっかり選考がある。勝ち残る人はそれ相応に優秀な人でありそういった人とつながることができることも目的だったと思う。

事前にどんな選考フローがあるのか選考体験記などを参照していた以外には特に対策はしていない。ただESで書いた内容をしっかりと覚えて言えるようにはしていた。

ある企業について詳しく調べて、銀行として役に立つ提案を考えよ

前半にやったこと

前半はとにかく担当になった企業についてリサーチを重ねた。その中で問題点だと思われる観点を探しメンターの方に発表したのが初日。メンターの方による個人面談もあり、そこでこのインターンで自分がどうしていくべきかということについて話した。

後半にやったこと

後半も引き続き発表の準備に取り掛かった。ここでは実際に大阪にある本店に赴いて自分たちが担当する企業を実際に担当する行員にむけて発表を行うこともあった。最終日には10分程度で人事社員やベテラン行員の前でプレゼンを行った。

入行歴20年近くのベテラン行員2人

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その提案は果たして銀行がしなければならない提案なのか、ということ。こちらが見つけた課題に対するソリューションは銀行ならではのものでないと意味がない、と言われ何回も案を練り直したことを覚えている。

体力面に尽きると思う。神戸での5泊6日のインターンということでワークの時間は自然と長くなっていた。具体的には朝9時には始まり、20時に解散するものの宿泊所に帰ってからもディスカッションを行っていた。この時自分というよりも班員がかなり辛そうにしていて日中のワークで如何に気を張って皆でワークできるか、というところは難しかった。

チームをいかに上手く機能させるか、ということ。私は最初のメンターとの面談でリーダー役としてワークを進めてほしいと言われた。実際自分もそうしないと前に進まないと思っていたのでかなりそこを意識しながら班員と向き合っていた。その中で長い間ワークする時に必要なのはモチベーションを如何に保つか、ということだと感じた。時に休憩を入れ時に皆を鼓舞する。そうした地道なことが大事になってくるし、実際そこを高く評価していただいた。

あまり準備をすることもないが、少し財務諸表などに慣れておけば少し数字に対するイメージも変わったのだろうと思う。

今回のインターンシップは実際の法人営業のプロセスまんまだと行員の方がおっしゃていた。実際にはもっと長いスパンでやることらしいがそのイメージは少なからずついた。また、メンターについてくれる社員の方は会場でも宿泊所でも私たちのワークに気を配ってくれて一緒に夜遅くまで議論に付き合ってくださってとても熱心な方が多いと感じた。

求められているのは金融の知識ではなく、どれだけコミットメントできるかということだと「感じられたからだ。インターンシップ自体も何も知らない状態から如何にキャッチアップできるか体力に負けずに詰め切れるか、その気概を見せるところだと思う。行員の方もフランクで優しいがかなり熱心な印象を受けた。

志望度は上がった。それは銀行業界というとかなりお堅いイメージがあったがそれが払拭されたからである。インターンシップで関わった行員の方はどの方もフランクだがとても私たちに真摯に対応してくださった。正直体育会系なのではないかと思っていたが、自分は特にそういった印象は持たなかった。

インターン参加者限定のイベントがあること。そこで再会したメンターの方にエントリーしてね、と個別に呼びかけられた。また、非常に優秀な行員の方（同じ学部卒のOB）を紹介していただき選考のアドバイスをいただいた。

インターンシップ参加前は金融業界、その中でも銀行（法人営業）や損害保険とコンサルティング業界を中心に手広く見ていた。具体的には三井住友海上火災保険や農林中央金庫から広告代理店のADKなどまだあまり絞らずに見てみようという感じだった。一貫していたのはモノで勝負するのではなく自分で勝負できる業界が自分には合っていると思っていたので無形商材を扱う企業を受けたいた。

このインターンシップ自体でいうと三井住友銀行に対する印象は高くなった。ただ、時代の潮流や色々なニュースを通じて金融業界自体どうなのだろうという結論になった。これから先、どうなるかわからないからこそ自分がいち早く成長しスキルを身に着けて自分の足で立っていけるよいになることが重要だと思い、コンサルティング業界を強く志望するようになっていった。