【夢のある事業創造】【19卒】三菱商事の冬インターン体験記（文系/総合職）No.2162（早稲田大学/男性）（2018/4/4公開）

総合商社とはいかなるものか自分の目で確かめたかったから。当初総合商社にいる人はいけ好かない人ばかりだと思って避けていたが、実際に自分で確かめないで判断するのも間違っていると思い一日で雰囲気を知ることができるいい機会だと思った。

事前に選考体験記を読んでおいたくらいである。特別難しいことは問われないが、リーダーシップを大事にしていると思ったのでそのエピソードをESに取り入れた。

三菱商事が化学分野分野で参入すべき事業を考えよ

1日目にやったこと

午前中は三菱商事、およびその化学領域でやっていることの説明講義があった。午後は新規事業立案のワークがあり、社員の前で発表した。最後の2時間は30分×４で社員との座談会の時間だった

化学系に携わるベテラン社員

なし

学生には私たちには思いつかないような夢のある事業を創造し発表してもらいたい、というフィードバック。ありきたりなことは考えつくしているので、ユニークさや目新しさが求められているのだと感じた。

メンバーのモチベーションである。2時間という限られた時間ではあったが、自分の班はあまり熱心にワークができていなかった。それはこのワーク自体が選考と関係ないことがかなり大きいと思う。実際にそういう旨の発言も見られた。それによりプレゼンの内容がかなり大雑把な内容になってしまった。

実際に総合商社、三菱商事で働く人がどんな人なのかが身をもって体感できたこと。これは当初自分がこのインターンシップに参加する目的であり、それが叶ったのはとてもよかった。総合商社は実際に何をやっているのかわかりにくい仕事だからこそ社員の話を聞けることは貴重だった。

全くない。しいて言えば実際に三菱商事が手掛けている事業にどんなものがあるのかといううことに関しては調べておくと時間が節約できると思う。

まず私は僻地に飛ばされたくないと感じた。アフリカに行くなどというのは半ば冗談だと思っていたが本当で、若手のうちのトレーニーでトルクメニスタンやミャンマーに行くと聞いた時に、そのようなことがしたいわけではないと思った。また、参加していたメンバーが自分のタイプと違うと感じた。インターンに参加している層は少なからず商社を志望している人でありその人と合わないと感じた。

インターンシップに参加する学生たちを見ていると、具体的に何とは言えないが自分が持つ雰囲気と相いれないような人が多かったように思う。商社とはそういう人が志望する業界であり自分とはタイプが違うのだろうなと肌で感じた。つまり、会社としての風土と自分がマッチしないと思ったということである。

志望度が下がったのは間違いなく班員の士気のなさである。選考ではないのはわかっているが、何のためにインターンシップに参加しているのかわからない学生が集まっていて正直かなりやりにくかったし一刻も早く帰りたくなった。社員の方はスマートな人が多く印象は悪くないが同期になるかもしれない人たちがこのような人だったら嫌だと感じた。

今までもそうだし今回もそうだが、再三このインターンシップは選考と全く関係なくキャリア教育の一環としてやっている。経団連の言う通り、規則を守って6/1から面接選考を行うと言っていた。

インターンシップに参加する前は主に金融業界、特に三井住友海上火災保険のような損害保険や三井住友銀行のようなメガバンクとコンサルティング業界を志望していた。モノで勝負するのではなく自分自身で勝負する無形商材を扱う業界に魅力を感じていた。その流れで同じく自分自身で勝負する総合商社を見てみようということになった。

総合商社自体はビジネスとしては面白いかもしれないと思った。ただ、その業界を志望する人たちと仲良くできるかにかなり不安が残った。また、これから先どうなるかわからない中で会社の人間としてではなくて、自分の足だけで自立して自分の名前で仕事ができるような仕事がしたいということをインターンシップの後から強く思った。更に商社で働く時の自分の専門性が営業になってしまうのが残念だと感じたのもある。