17卒 本選考ES
技術
17卒 | 東北大学大学院 | 男性
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Q.
現在の研究テーマとその詳細
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A.
私は、粘性流体中での螺旋形細菌の運動解析というテーマで研究を行っています。衛生環境の改善により、先進国では感染症などの病気にかかる機会は減少しました。しかし、発展途上国においては、汚染した河川や下水などから感染症を引き起こす例は未だ少なくありません。細菌の感染メカニズムと細菌の運動性には大きな関係があると考えられており、私の研究する、スピロヘータに代表される螺旋形細菌は、環境中の粘度により、その運動能力や運動方法を変化させることが分かっています。しかし、バクテリアが自然環境から生体内に感染する場合、そこには多数の粘度の変化が存在し、そのような場所での細菌の運動については、未だ明らかになっていません。そこで、私は、スピロヘータの運動を粘度変化の存在する環境で観察・解析することで、実験的にスピロヘータの感染メカニズムを解明し、病気の予防などに役立てることを目的に研究を行っています。 続きを読む
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Q.
学生生活で最も力を入れたこと
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A.
私は、大学生活で、漕艇部での部活動に最も力を入れました。 続きを読む
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Q.
学生生活で最も力を入れたことで、何を目標にしたか
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A.
私は、漕艇部での活動で、全日本選手権の花形種目で優勝し、日本一になることを目標にしました。 続きを読む
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Q.
目標を達成するために工夫したこと
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A.
私は、大学入学までスポーツ経験が全くありませんでした。そのような状態から、「スポーツで日本一」という高い目標を掲げ、今までとは全く逆の世界で日本一に挑戦し、自分の可能性を広げたいと考え、ボート競技で日本一になることを目指しました。しかし、スポーツ経験の全くなかった自分にとって、いきなりスポーツで日本一と言っても現実味がなく、まず何から始めたらよいかわからないことが非常に大きな壁でした。そこで、自分が大学を受験した時の経験から、まず得意科目から得点を上げることで、自分に自信がついたことを思い出し、スポーツにおいても、何か武器が必要ではないかと考えました。そこで、まず自分の得意な分野を探し、その分野を集中して伸ばすことに決めました。その結果、大学2年の冬には、得意分野では、部内で一番の成績となり、自分に大きな自信と達成感を感じることが出来ました。このような経験から、私は、新しいことを始めるときは、まず自分の強みや得意分野を探すことを重視しています。この学びは、現在、研究を行うにあたって、自分の研究の意義を見出すために活かされていると感じています。今後も、何かに挑戦する時の自信を持つきっかけとして活かしていきたいと考えています。 続きを読む
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Q.
研究の際に心がけていること
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A.
私は、研究の際、定量的に正確なデータを測定することを心がけています。私の研究はバクテリアを扱い、顕微鏡を通してバクテリアの細かい形状を測定します。このような測定では、細胞の微妙な変形を一つずつ任意性なく測定することが必要です。そのため、定量的に正確な測定を行うことが重要だと考えています。 続きを読む
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Q.
10年後のブリヂストンでどのような存在になりたいか
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A.
10年後、私はブリヂストンの「少数精鋭」という環境で仕事をすることで、自分にしかできない強みを持ち、周囲に影響を与えられる人間になりたいと考えます。また、自分の携わったタイヤを世に出すことで、世界に「タイヤにはこんなことが出来る」ということを見せられるようになりたいと思います。 続きを読む