- Q. 志望動機
- A.
ALL DIFFERENT株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒ALL DIFFERENT株式会社のレポート
公開日:2020年6月30日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- コンサルタント
投稿者
- 大学
-
- 東京大学大学院
- インターン
-
- 類設計室
- 朝日新聞社
- オースビー
- リンクアンドモチベーション
- データX
- ウィル・シード
- 一般社団法人共同通信社
- ネオキャリア
- 三菱総合研究所
- エル・ティー・エス
- 大和ライフネクスト
- 入社予定
選考フロー
企業研究
会社説明会で聞いた内容をもとに、会社の理念や雰囲気と、自分の経験や考えがリンクするところを探しました。特に、人材育成に対する想いの強さは、社員からも感じるところであり、面接でも問われているところです。ラーニングエージェンシーは、子どもを対象とするペダゴジーではなく、大人を対象とするアンドラゴジーの会社です。そのため、なぜ大人にアプローチしたいのかという点を明確にしておくと良いと思います。ホームページからの情報も良いですが、説明会やOB訪問を通して、社員から聞いた生の声の方が、よりアクチュアルで、参考になります。ただ人材育成がしたいというだけではなく、人材育成を通してどのような社会を作りたいのか、というところまで視野を広げて考えておくのも有効です。
志望動機
もともと教育に関心はあったが、学部時代のNPO法人での活動を経て、人が変わることで組織が変わり、その結果として高いパフォーマンスが発揮されるということを学んだ。そのため、説明会で「人が成長することで、企業が成長し、そして社会が発展する」という考え方に共感した。また、私の就職活動の軸は、私自身が今持っているものとこれから学ぶことを用いて他者貢献ができる仕事というものだ。人材育成の仕事は、自らの成長や工夫が求められ、かつその成果をお客様に還元することができるため、この点も実現できると考えている。今の社会で、大人からは諦めの印象を受けるので、最終的には、大人が生き生きと仕事をすることで、子どもたちが将来に希望を持ち、大人になりたくない、ではなく、早く大人になって活躍したいと思えるような社会創りに貢献したい。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2019年10月
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2019年10月
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
WEBテスト対策で行ったこと
説明会に付随していて、当時の志望度は高くなかったので、対策はしていない。
WEBテストの内容・科目
性格診断
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年11月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- リクルーティングチーム社員
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
一次なので、自分のことが素直に伝えられれば良いと思います。自分をよく見せることよりも、経験から自分が学んだことを言語化できることが大事な気がします。
面接の雰囲気
面接官はハキハキした印象の女性で、さほどアイスブレイクがあったわけではなかったと思います。最後にフィードバックがありました。
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代頑張った経験を一つ教えてください。
岩手県陸前高田市に拠点を置くNPO法人で1年間、現地の中高生と一緒にプロジェクトをしていました。大学生メンバーは出身も大学もバラバラで、中高生に価値を出すために一つのチームとしてまとまるのは大変でした。また、中高生とは一緒にプロジェクトを行う仲間であると同時に、少し年上のお姉さんでもあり、通える範囲に大学がない地域での活動なので、一種のロールモデルになることも求められました。具体的には、夏に中高生の「やりたい」をもとにしたイベントを実施して町の大人にも来てもらったり、クリスマスに約1000世帯に手作りのプレゼントを配布したり、春に町を出ていく高3の子たちの卒業式のようなものを企画したりしました。一つ一つの企画にそれぞれ中高生の想いが込められていて、それを形にすることに力を注ぎました。
その活動の中で、一番大変だったことを教えてください。
一緒にやっていた大学生メンバーと折り合わなかった時のことです。イベントの日は事前に決まっているので、私は、期限までにタスクを終わらせるために今やるべきことをやるのが当然だと思っていました。それに対して、別のメンバーは、やりたくないからやらないと主張していて、対立しました。しかし、プロジェクトの目的はあくまで中高生に価値を残すことであり、大学生が喧嘩をしていても仕方ありません。そこで、そう思う背景まで含めて話し合ってみると、彼女は本気でいいと思えるものを描いてから具体的なタスクを進めたい、そうしないと、満足のいくものができる気がしないと考えていることがわかりました。そしてお互いに納得して、まずは最高のゴールを描くことにしました。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2019年11月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- リクルーティングチームの社員
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
前回のフィードバックを踏まえて、ただ何かを意識したというだけではなく、具体的なアクションをしてみたという点だと思います。
面接の雰囲気
一次と同じような雰囲気でした。特にアイスブレイクはなかったと思います。再び最後にフィードバックがありました。
2次面接で聞かれた質問と回答
前回のフィードバックの内容を覚えていますか?それに対応して何かしましたか?
笑顔を大事にするようにというフィードバックをいただきました。自分としては意識してもなかなか難しいので、強制的に、見ず知らずの人に笑顔で接しなければならない状況に自らを置いてみようと思い、イベント派遣会社に登録をして、サンプリング、つまりティッシュ配りのアルバイトをしました。7時間かけて2500個くらいのティッシュをひたすらに笑顔で配り続けたのは、とても大変でしたが、相手に慣れてから笑顔を見せるのではなく、笑顔を見せることで相手との距離を縮めるという逆転の発想に立てる経験だったと思います。その後、大学でも廊下ですれ違った先輩に自分からいつもよりも笑顔を意識して挨拶をしてみると、会話がしやすくなった気がしました。
なぜ戦後教育史を専攻したのですか?
大学1年生の時に教育史に出会いました。その時学んだのが、養護学校の義務化反対運動です。養護学校の義務化は、それまで就学免除や就学猶予という形で教育を受ける権利が剥奪されていた障害児も全員教育が受けられるようになるという政策でしたが、その一方で、当事者からは、自分たちは地域から切り離されてしまう、近所の友達と一緒に普通学校に通いたい、という反対の声が上がりました。それを知って、視点を変えることで、正史とは異なる歴史の描き方があるのだと気づき、教育の中でも、歴史に興味を持つようになりました。また、そのように考えた時、公文書だけではなく、当事者の聞き取り調査を含めて考察するのが面白そうなので、当事者が存命の時代を扱いたいと思っています。
3次面接 通過
- 実施時期
- 2019年12月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- リクルーティングチームの社員
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
質問に対して、自分の経験を絡めた考えが言語化したところだと思います。誰かの論を借りてきたのではなく、自分の言葉で語ることができました。
面接の雰囲気
面接官の年齢が少しずつ上がってきていたので、親しみやすい印象は減ってきていたような気がします。相変わらず最後にフィードバックがありました。
3次面接で聞かれた質問と回答
なぜ人材育成の会社を志望したのですか?
NPOでの経験を通して、一人ひとりが成長し、お互いを信頼することで、構成メンバーは変わっていなくても組織の力が格段に高まり、それが社会にインパクトをもたらすことを実感しました。また、最初は頼りなかったメンバーがものすごい勢いで成長していくのを見て、現在のパフォーマンスで人を評価するのではなく、人の可能性を信じて接することの大切さを学びました。教育学を専攻していてもともと人を育てることには関心がありましたが、さらに一歩進んで、人の可能性を信じて伸ばすことを通して社会に貢献したいと考えるようになりました。説明会で聞いた「人が成長することで、企業が成長し、そして社会が発展する」という考え方が、ぴったりだと思っています。
一人一人を伸ばしたいというが、研修はパッケージ型。その辺りはどう考えていますか?
パッケージ型の研修の中で、一人一人をみることは、自分の中での課題になっていくと思っています。以前、アルバイトで塾講師をしていました。集団授業をしていると、どうしても個別指導とは違って、一人一人のために最適化した指導はできません。しかし、その中でいかに一人一人の興味を引き出し、授業の進行に巻き込み、面白いと思ってもらうか、成果を上げてもらうかという視点を持つことは可能です。そのため、商品自体はパッケージ化された研修であっても、登壇する講師の力量次第で、そのパッケージを参加者にヒットさせることは考えられるし、より良い研修にするために必要なことだと思います。それは入社後、講師として立つ時に目指したい姿の一つです。
4次面接 通過
- 実施時期
- 2020年01月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- リクルーティングチーム社員
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
言葉遣いには気をつけながらも、ラフに、素直に自分を見せたところだと思います。そうすることで、学生に優劣をつけるというのではなく、一緒に働きたい人かどうか、という視点で見てもらえるのではないでしょうか。
面接の雰囲気
はじめにアイスブレイクがあり、吟味されるというよりも、入社して齟齬が生まれないかどうかの確認というイメージでした。
4次面接で聞かれた質問と回答
最近おすすめの映画か本はありますか?
「僕たちは希望という名の列車に乗った」という映画をおすすめします。東ドイツで、高校生が行った黙祷が政治的行為として問題になり、最終的には西ドイツに亡命するというお話です。私自身、特にそういった問題に関心が強いわけではなく、人にすすめられて観たのですが、教育を志す人間の1人として、考えさせられるものがありました。東ドイツというと遠い世界のことのようですが、子どもの発言や行動を大人がどう解釈するのか、どれだけ制限するのか、現在主体性を育む教育が謳われている中で、本当に子どもたちが主体性を発揮したら大人の管理下には収まらなくなる、その時どこまで彼らを尊重できるのかといったことは、常々考えなければならないことだと思います。
今の社会の大人は、どのように見えていますか?
一言で言うと、「諦め」です。子どもに夢を持ちなさい、将来の夢はなに?などといいながら、大人自身は、僕はもう年だから、今更、などと言って、夢を持とうとしないし、楽しくないことを仕事だからと仕方なくするような印象を持っています。子どもたちは大人を見て育つので、大人が生き生きしていないと、子どもは夢を持とうとか、それを叶えようとはなかなか思えないと思います。また子どもに夢を持たせる実践をしても、周囲の大人がどうせ無理だと決めつけてしまったり、そんなことはいいから学校の勉強をしなさいと言ったりするというのもあります。ですから、子どもへのアプローチと同時に、大人に対して、大人自身が人生を楽しむこと、そして、子どもの夢を壊さないように働きかけることが大事だと思います。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年01月
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- リクルーティングチーム社員、社長
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
臆せず、自分の考えを述べたところだと思います。面接のために用意した答えを言うのではなく、普段の思考の深さを洞察されたような気がします。
面接の雰囲気
最初にこれまでの面接でお会いしたリクルーティングチームの方々と模擬面接をしてから、社長面接に臨みました。全体的に柔らかい雰囲気でした。
最終面接で聞かれた質問と回答
課外活動の中で一番頑張ったものを教えてください。
NPO法人に所属し、岩手県陸前高田市の中高生と、首都圏の大学生が一緒にプロジェクトを行う事業のメンバーをしていました。中高生との関わりももちろんですが、私にとって学びが大きかったのは大学生同士の関係性づくりです。ある時、やる気にならないからタスクを進めたくないというメンバーがいました。私は、期限があるのに自分の気持ちの問題でやらないなんて許されないと思い、反発しました。しかし、きちんと向き合ってみると、その背景にあったのは、最高のゴールを描いてみんながやる気になってからでないと、最高のものは作れないという考えでした。それをきっかけに、人と意見が食い違った時、その背後にあるものにまで想いを巡らせることの大切さを知りました。
入社したら、研修の開発をしたいと考えています。その希望を叶えてもらうことはできますか?(逆質問)
開発がしたいという希望は、ぜひ持ち続けてください。100%希望が通るとは言えませんが、希望や適性を考慮して配置を決めていきます。また、お客様は、みなさんビジネスをなさっているので、お客様のご要望にお応えする研修を作るためには、ビジネスのことを十分に知っておく必要があります。そのために、入社後、最初の数年間は営業の仕事をしてもらう可能性が高いです。でも、それはより良い研修を作るために必要なことだと思って理解してください。そして、開発がしたいんだという想いを持ち続けて、それを社内でも発信してもらえれば、他の人の希望や会社の状況によってタイミングがありますが、きっと、希望の部署に配属される日がきます。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定後も、納得をして会社選びができるよう、急かさないと断言してくれました。また、OB訪問も組んでくださり、率直に疑問点や不安をぶつけることができました。
内定に必要なことは何だと思うか
人材育成について、いかに自分なりの考えと熱意を持つことが大事だと思います。誰かの受け売りではない、自らの経験に裏打ちされた考えと、人材育成を通して実現したい社会に対する想いを伝えることが必要です。また、無理に自分を格好よく見せる必要はありません。それよりも、失敗から何を学んだのか、自分の考えや価値観がどう変遷してきたのかということが語れる方が強いです。それから、育成だからと言って育てる方だけに目を向けるのではなく、自分自身が学びを楽しんでいることも大事だと思います。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
自分の経験の一つ一つを、自分の中で意味付けられているかどうかだと思います。ただ事実として経験があるだけではなく、そこから何を学び、それが今の自分にどうつながっているのか、という点を自己分析の中で深掘りしておくことが必要だと思います。
内定したからこそ分かる選考の注意点
人が変わることにものすごく重点を置く会社です。内定者を見ていても、学びを糧に自分を変化させて行くことのできる人たちだと感じます。そのため、自分自身が変われるか、人の潜在的可能性を信じられるか、というところは様々なエピソードを通してみられているところだと思います。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定ご面談、OB訪問、内定者研修がありました。今後も内定者研修は予定されています。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 社員の魅力・実力
- 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
入社を迷った企業
株式会社エル・ティー・エス
迷った会社と比較してALL DIFFERENT株式会社に入社を決めた理由
最終的には、組織よりも人にアプローチがしたいというのが一番大きなポイントでした。コンサルティング会社は、組織を変えることで結果的に人が変わったり、組織を変えるために人に変わってもらったりします。それに対して、人材育成は、人を成長させることで、結果的に組織が変わっていきます。どちらも、人や組織が変わるきっかけを生み出す仕事ですが、どちらを起点にしたいのか、というところを考えると、より教育に近い人材育成の方だったということです。
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ALL DIFFERENTの 会社情報
会社名 | ALL DIFFERENT株式会社 |
---|---|
フリガナ | オールディファレント |
設立日 | 2006年2月 |
資本金 | 1000万円 |
従業員数 | 232人 |
代表者 | 眞﨑大輔 |
本社所在地 | 〒100-0006 東京都千代田区有楽町2丁目7番1号有楽町ITOCⅰAオフィスタワー |
電話番号 | 03-5222-5111 |
URL | https://www.all-different.co.jp/ |
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