21卒 インターンES
理系コース
21卒 | 北海道大学大学院 | 男性
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Q.
大学あるいは大学院で,専攻もしくは今後,学ぼうとしている学問について,誰にでも分かるように説明して下さい.
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A.
地震大国である日本はこれまで数々の震災による被害を受けてきました.災害現場において救助者は,余震や火災などによる二次災害の危険にさらされながら救助活動を行う必要があります.そこで,要救助者を安全かつ迅速に発見・救助するために,レスキューロボットの開発が進められています.レスキューロボットを用いた救助活動を行うにあたっては,その現場であるがれきについての性質を十分に知っておく必要があります.しかし,がれきに関してこれまでほとんど解析が行われておらず,知見が蓄積・共有されていません.そのため,災害現場に発生したがれきの特徴や救助活動の状況に応じた適切なレスキューロボットの選択,走行経路の選択,制御方法の選択ができないという問題が挙げられます.これらの問題を解決するためには,異なる特徴をもったがれきにおいて様々な移動機構を有するレスキューロボットの走行試験を繰り返し行い,がれきの特徴に対して使用するレスキューロボットの種類や制御方法が適切かどうか評価する必要があります.しかし,実際にがれきと実機のレスキューロボットを用いて繰り返し走行試験を実施することは,多くの時間とコストを要するため困難です.そこで,私の所属している研究グループでは,モデル化したレスキューロボットを仮想空間上に構築したがれき上を走行させて評価することで,がれきやレスキューロボットに対する知見を集積しています.具体的には,レスキューロボットが走行したことによるがれきの移動量を評価し,二次災害を防ぐためのロボットの走行経路や制御方法を検証しています.しかし,レスキューロボットの実環境での挙動とシミュレーション上での挙動が異なるという問題があります.そこで,私の研究では実機の走行機構に即したレスキューロボットモデルを構築することによって,より精度の高いシミュレーションを目指しています. 続きを読む
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Q.
理系コース[1day]に応募する理由についてご記入下さい.
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A.
私が貴社に興味を持ったきっかけは,他社のインターンシップで金融関連の顧客情報などを管理するシステムの開発に携わったことです.私は金融に対する知識が乏しかったため,ユーザの要求を十分に満足するシステムを構築できなかったと感じています.また,その中で保険や証券などの金融機関は誰しもが深く関わるものだと改めて感じ,その重要性を再認識しました.その際,ITの観点から様々なユーザが使いやすいインターフェイス,そして膨大なアクセス量にも耐えられるサーバ環境をどのように構築しているのかに関心を持ち始めました.証券会社はお客様のお金を扱うため,些細なミスも許されないと想像しています.そのような環境下で,SEは何を重要視してどのようにシステムを構築しているのかを学びたいです.また,金融業界において必要となる知識や考え方を知ることで,自分の持っている能力を活かすことができるか見極めたいと考えています. 続きを読む