21卒 本選考ES
総合職
21卒 | 一橋大学大学院 | 女性
-
Q.
あなたはどのような基準で会社を選んでいますか?就職活動の軸を具体的に教えてください。300~750文字
-
A.
(a) よりよい知の提供をもって社会に貢献する事業内容であること、(b)研究活動で培った能力をさらに生かし、専門性を磨ける仕事内容であること、以上の2点を就職活動の軸として重視している。 (a)は、その事業内容を純粋に好きだと思えるか、つまり「好きこそ物の上手なれ」を体現できるか否かに直結すると考えている。研究を通じて、よりよい知に触れ、最適なかたちで提供することを自らのポリシーとして掲げたいと考えるようになった。このような私にとって、御社の信用調査を基盤とした事業内容は非常に親和的であると言え、志望した。 (b)は、具体的には「潜在的な事実や課題を対話から引き出し、言語化する力」を指す。これは修士論文にて農村の社会構造を研究するにあたり、フィールドワークやインタビュー調査をする中で身につけたものである。初対面で、かつ世代の大きく離れた方と2時間に及ぶインタビューを実施することもあるが、深い対話として適切であり、調査者として信頼されるような展開を常に心がけている。この力をビジネスパーソンとしても発揮し、自らの専門性を切り拓く端緒としたい。 続きを読む
-
Q.
あなたの強み・弱みを具体的なエピソードを交えて、教えてください。300~750文字
-
A.
私の強みは、「逃げられない目標」を自らに課し、これに向かって努力や工夫を重ねることで成長する力である。これは主に、高校からヴァイオリンを習い始めるという遅さながら、国際基督教大学CMS管弦楽団でコンサートマスター(以下「コンマス」; 演奏者の中でのリーダー)を務める中で培ったものである。通常、大学オーケストラのコンマスを務める者は、幼少期から楽器の経験がある場合がほとんどである。しかし私は、経験の浅さにより演奏技術を人一倍磨く必要があった。その中で、定期的にソロ曲を披露する機会、すなわち自らの技術の粗をも暴露する機会を設け、自らを成長せざるを得ない状況に追い込むことで、技術不足の克服に努めてきた。努力の質と量をともに高める工夫を重ねた結果、今となっては経験の長い演奏者にも認められるほど技術が向上した。 一方で弱みは、さまざま目標に突き進む最中で、時として視野狭窄に陥る点である。コンマスの役割として最も重要なことは、団の演奏をまとまりのあるものに仕上げることである。日々演奏上の課題の発見と克服に心血を注ぐわけだが、時として楽器の初心者を置き去りにするような指導方針を打ち出したり、練習を休みがちな団員を必要以上に問い詰めてしまうこともあった。自らの掲げる目標を達成したいという意志の強さのあまり、自らと違う考えや姿勢の仲間に対する思慮が欠けてしまっていたのである。この点を自覚したり、仲間から指摘されたこともあったため、自らの思い描く目標と相容れない状況に遭遇した際には、とかく他者と視点を揃えるよう努力し、この弱みの克服に取り組んでいる。 続きを読む