18卒 本選考ES
リサーチャー
18卒 | 立教大学 | 男性
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Q.
あなたはどんな基準で会社選んでいますか?就職活動の軸を具体的に教えてください。(300~750字)
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A.
私は「自身のやりたいこと」を軸に会社選びをしています。言い換えれば、「自己表現」ができる会社を探しています。私は自分のやりたいことを明確にするために、まずは小学校の頃から現在までで自分自身がやりがいを感じた出来事を振り返りました。それは自主調査と曲のピアノアレンジでした。その二つの出来事に共通することは、いずれも「自ら考え抜き、自身の考えを表現していく」というものです。前者は調査テーマの策定やアンケートの作成、アンケートで得られた結果の解釈とプレスリリースの発信を通じて「自分でどう調査するか考えを組み立て、得られたデータをもとに自分の考えを文章で記す」という作業を行いました。また、後者においては「原曲が持つ魅力や世界観をどうピアノに落とし込むかを自分で考え、それを楽譜に記して演奏する」プロセスを踏まえました。両者のプロセスと同じように、現象や物事に対する自分の考えを目に見える形で発信していくことが私のやりたいことです。それが実現できる業界として、自ら収集したデータをもとに新たな解決策を考える市場調査業界を志望しています。(467字) 続きを読む
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Q.
あなたの強みと弱みを教えて。具体的なエピソードも交えてください。(300~750字)
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A.
私の強みは物事の本質を考え抜く力です。カタカナ言葉とどう付き合っていくのかを明らかにするための調査設計をする際、どんな方向性で調査すればそれが明らかになるかを考える必要がありました。そこで私はカタカナ言葉がどこでどういう状況で使われ、その時どんな問題が生じるかを想像しました。よく不快な言葉として挙げられるアジェンダやアグリーは会社での会議で使われる語彙だと考えました。すると「他人の意見を理解する必要がある会議において、意味の知らないカタカナ言葉を言われると聞き手が不快に感じるのではないか」という仮説が生まれました。加えて「聞き手が不快と感じるにも関わらずなぜ話し手がカタカナ言葉を使うのか」という疑問も生まれました。この仮説と疑問から、聞き手と話し手がカタカナ言葉をどう受け止めているかを明らかにする方向性にすることで、カタカナ言葉が使用される背景を明確にする調査ができました。 一方で話し合いに参加しづらいという欠点があります。実際に中古のアパレル商品を取り扱うオンラインショップの利用者を増やす方法をグループでディスカッションをした際、事前知識が無い上に他のメンバーの意見を聞くことが精いっぱいだった私は、自分の意見をほとんど構築できず、ほぼ聞くだけになってしまいました。このように他人の意見を聞いて理解しつつ話し合いがどういう流れになっているかを捉えた上で意見を構築することは、私にとってとても難しく感じるのです。そこで現在自分なりの話し合いの参加スタイルを模索しています。例えば知りたい情報を他のメンバーから引き出す質問をする、また話し合いが進むに従って様々なメンバーが指摘する複数の問題点の何を解決すればいいか問いかけるなど、話し合いの環境を整える方向で議論に貢献しようと考えています。(750字) 続きを読む
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Q.
学生生活を通じて成長を実感したことについて、具体的なエピソードを交えて教えてください。(300~750字)
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A.
私が成長を実感したと思った経験は、自分の意見を述べる以外の話し合いへの参加スタイルを見つけたことです。結論から言うと、私はリマインダーの役割に適性があると考えました。リマインダーとはチーム全体にやるべき仕事を全体に共有する人を指します。大学の授業で、チームでプレゼンを行う機会がありました。しかしチーム結成から発表まで10日しかないにも関わらずチーム全員が直接顔を合わせられる機会は少なく、それゆえにインターネット上でないと連絡が取り合えない状況にありました。私はまずLINEのグループを作ってチームメンバー全員を招待し、忙しい中でも気軽に連絡がとれる環境を作りました。またチームメンバー全員が何をやるべきかを把握しやすくするため、決定事項と未決定事項を整理しいち早くLINEのグループ内で共有しました。しかしこの状態では既読がつくだけでした。そこで私は発言を質問形式にしてみました。具体的には「発表に盛り込むコンテンツで盛り込みたいものはありますか?」などです。すると他のチームメンバーが発言してくれるようになりました。例え「アイデアがないです」という意見があっても、それがみんなと話し合う勢いを作ることに繋がりました。このように私がメンバーの意見を発表する場を作ることで、納得のいく研究発表をすることができたのです。私はこの経験から、何を話し合えばいいかを明確にしたり、他のメンバーに話し合いの機会を与えたりすることで、話し合いの環境を整えることも大事な役割であることを学びました。(636字) 続きを読む