【未経験からの挑戦、成長への一歩】【21卒】アスクルの夏インターン体験記（理系/エンジニア）No.9738（富山県立大学/女性）（2020/7/20公開）

フロントエンドwebエンジニアに興味があったのが動機です．日系企業最大大手のEC業界で，実際の業務と同じソースを使ってエンジニア体験ができるのが興味深かったため応募した．東京までの交通費や滞在費を全額補助してくれる点も参加を後押しした．

面接の選考は特になく，人数に制限があったため，インターン応募開始初日にすぐ応募した．100字程度の文章で現在有しているスキルを書き，情報処理技術者の資格を取るための勉強をしていることをアピールした．

ECサイト「LOHACO」に対して、班で改善案や新たな機能を考え、それを実装するグロースハック業務を実践する

前半にやったこと

自社の紹介や簡単な業務説明があり，グループ内で今のLOHACOの改善案について話し合う機会が多かった．エンジニアの方も加わって話す機会も多くあり，懇親会もあった．

後半にやったこと

前半で考えた改善案をもとに，グループでコードを書いて実装した．使用した言語・フレームワークはjava8,SpringFramework,Thymeleaf,TypeScriptだった．実装したものをスライドにまとめて，最終日に発表した．

採用マネージャー，エンジニアCTO

なし

最終日のプレゼン発表後，全体に対して，もっと時間を意識することが大事であるとフィードバックされたことが印象に残っている．これは，プレゼンの制限時間に対して，どの班も枠内に収まってなかったからである．業務に携わっている人は１秒にも価値があり，その時間を無駄にしてはならないという話だった．

周囲がweb制作に長けている人が多いのに対して，自分は未経験の分野であったため，理解するのに苦労した．自分たちで実装しなければならないが，その知識に乏しかったため，非常に歯痒い気持ちであった．知識はあっても班で分担して作業するため，話し合いに積極的に参加してくれない人がいると，意見がまとまらず苦労した．

webエンジニアの業務内容を知ることができたのが良かった．未経験の分野だったので，自分にこの仕事が合う/合わないを吟味することができたのが一番の収穫であった．高いスキルをもった参加者が多く，レベルの高いインターンであったので，その後の就職活動でも刺激をもらうことができた．

java等の言語を事前に学んでおけば，改修作業の際スムーズにできると感じた．HTMLやCSSも触ることになるので，復習しておくと良い．

エンジニア社員と同様の業務を体験できたので，働く自分をイメージしやすかった．また，本社内はとてもオープンで，他の部署の人たちの様子も観察できたので，企業の雰囲気が掴めた．メンターに普段のルーティンを聞く機会もあり，どの程度の仕事内容を日々行っているのか想像できた．

他のインターン参加者に対して，自身のスキル不足は実感していたから．参加者の経歴を聞いて，実力重視であることは感じたので，自分に内定が出るとは思えなかった．また，働く社員も優秀な人が多く，自分がそこに混じって働いていることはイメージできなかった．

手を挙げた人に対して，やってみさせるというベンチャー気質があることに惹かれたため，志望度が上がった．EC業界については詳しくなかったが，参加したことでこの仕事がどのように社会貢献しているか知り，その姿勢にブレがないことが志望度が上がった要因である．

インターン参加者限定の勉強会に参加すれば，顔をよく覚えて貰えるため有利になると思った．またインターン参加者のみの早期選考が11月に知らされた．この早期選考は12月までには内定が出ていた．

webエンジニアに興味があったが，下請け企業は視野に入れておらず，メーカーや通信販売業界を見ていた．具体的な企業は決まっていなかったが，大手企業に注目して企業を探していた．自身の大学での専攻が機械系でもあったため，ファナックや安川,三菱等の重工機メーカー等や食品業界のエンジニア職種も視野に入れていた．

インターンに参加したことで，自分にはwebエンジニアは不向きであることを実感したので，志望業界を絞ることができた．本社内で業務をすることができたので，大手で働いた場合の雰囲気を掴め，自分にはベンチャーより合っていると感じた．他のインターン参加者は優秀な人が多く，インターン参加後も連絡をとっていたことで，就職活動でも刺激をもらうことができた．