【19卒】ヤマサ醬油の冬インターン体験記（文系/総合職）No.3705（青山学院大学/女性）（2018/9/28公開）

食品メーカーは同じような商品を取り扱っている会社が多いため、その会社それぞれを差別化するためにも社歴を研究することは不可欠だと学んだ。加えて、午後の先輩社員による座談会では、実際の業務やその裏側、社員の雰囲気を直接見れて企業研究の一部として役に立った。

その企業の業務形態を理解した上で、いくつか社員への質問を用意しておくべきだった。ここまで少人数制で質問できる機会はこれまでなかったから。

海外事業部に興味があり、その代表社員として来てくださった方が女性で、その人の就職活動の軸だったり、就職してからの心構えだったりが私の考えと一致していたから。その方の話を聞いて、仕事のスピード感も把握できて、どのように働くのかイメージが沸いた。
そして、そんな社員さんと一緒に同じ目標に向かって働きたいと思えたから。

インターンシップの選考が他社に比べて簡易的であったり、インターンシップ開催中人事の方が学生を吟味している様子はなかったため、この参加だけでは内定に直結するとは思わなかった。また、昨年度の内定者が少ないこと、この業界が競争倍率が高いこと、これらから内定獲得はそう簡単ではないと知っていた。

前にも上げたように、私自身が関心を寄せている部署の社員の方から直接お話を伺えたり、その部署で女性社員が活躍しているのを目の当たりにして、自分がこの会社のその部署で働いているのを想像できたから。また、そんな社員の方々を見て、私も一緒に働きたいと思えたから。

インターンシップ参加者のみ選考が早く始まったり、エントリーシートの質問項目が簡単であった。面接が始まってからも、インターンシップ参加者と情報共有がされているように思った。

直接的なフォローがあるようには思わなかった。ただし、このインターンシップに参加すると、選考が別ルートになった。

メーカーに就職することを決めていた。その中でも食品業界に特に関心を寄せていた。大きい会社であれば将来性、海外進出の可能性、事業規模、知名度の点からファーストキャリアとしては適切だと感じていた。事業の幅や汎用性の高い調味料メーカーに特に関心を寄せており、日本の代表調味料である醤油メーカー（キッコーマン、ヤマサ醤油）に就職することを希望していた。

大企業になると取り扱う事業規模が莫大であること、歯車になる可能性を秘めていることを社員の方から直接聞き志望企業や業界は変わらずとも、就職活動と就職後の覚悟が変わった。また、歯車になりにくい中小企業も視野に入れるようになった。また、インターンシップ参加学生が就職活動を真剣に考えているのを知れて、就職活動への意欲が高まった。