【香りの魅力、業界の秘密】【23卒】高砂香料工業の冬インターン体験記（理系/高砂香料を知る1day仕事体験！）No.24659（非公開/非公開）（2022/4/25公開）

先輩が本選考に応募したESが手元にあり、それまであまり見てこなかった香料というものに詳しくなりたかったというのがインターン参加の1番の動機。あまり大きくない業界なのでどうせならその業界で日本トップの企業について知れば勉強になると考え参加した。

インターン参加は先着順だったため応募開始のメールが来たらすぐに会社のホームページまでいき、予約した。

香りの評価体験

インターン当日までに指定された無糖紅茶３種類を用意→企業側が用意したフォーマットに従いそれらを評価

おいしさに関与する香料の重要性

香りの評価体験

1日目にやったこと

インターン当日までに指定された無糖紅茶３種類を用意し、当日は企業側が用意したフォーマットに従いそれらを評価した。また、飲んだ時に一番強かった印象をコメントで共有し、いくつかのコメントに対し社員の方からコメントがあった。

なし

参加人数が200人以上と数多く、インターンの円滑な進行のため参加学生側は顔も声も出さない状態だったので社員の方との関りはコメント欄のみだった。評価体験中、社員の方から鼻をつまんで飲料を口に含むよう指示があり、嗅覚が働いていない状態での味覚についてしる良いきっかけとなった。

３種類の無糖紅茶をインターン当日までに用意するという事前課題であったがそのうち１種類がなかなかどの店舗でも売っていなかったため探し出すことに苦労した。メールでもその商品について入手難易度が高いと書かれており、あらかじめ分かっているのであればもっと違う商品群を指定してくれればいいのにと感じた。

他の学生とのかかわりはなかったが評価体験のコメントで独特の感性を持つ方はおり、五感は人ぞれぞれであることを改めて実感した。

香料というのはかなり幅広い分野の商品に影響を与えるものであり、食品であればフレーバー、日用品類であればフレグランスというように呼び名も変わることや、香りのパフォーマンスとしてコンセプト、消費者が求める香り、持続性といった項目があることなど香料という業界について深く知ることが出来た。

私自身、香料について基礎中の基礎も知らない状態でインターンに参加したため、香料の分類（調合香料と香料素材）についてなども当日知ったという状態だった。そこまで大きな業界ではないからこそ、香料についての基礎的な知識を予め身につけておけば、社員の方への質問時にもっと細かいところまで質問でき、本選考での志望動機に繋がるようなことが聞き出せたのではないかと感じた。

まったく無知の業界ではあったが社員の方も香料について専門に研究していたわけではないということ、入社後には６ヶ月の研修があるということ、現在調香師として活躍されているかたは会社に入ってから知識を身につけたとのことから、香料に対する情熱さえあれば、企業が勉強の機会をくれるのだなと感じたため。

薬学部というバックボーンや現在の研究テーマが強みにはならないと感じたため。香りに関することは企業に入社後教育してもらえるという空気を感じたが社員の方のお話を伺ううち、その前段階としてHPLCといった種々の分析機器を研究で扱っている人の方が有利に働くと感じたから。

もともとは自分の開発した商品が身近なスーパーマーケットやドラッグストアに並び、お客様が直接商品を手に取る姿を見ることが出来、やりがいや達成感を味わいやすいという理由で日用品や食品業界などを見ていたがどの業界にも一長一短があった。その中で、香料は日用品や飲料、食品含め幅広い業種にアプローチでき、自分の望みに最も近いことが出来ると考えた。

１回のインターンシップに200名以上が参加しており、かつ当日も顔出しや発言の機会はなかったため。ただし、香料について理解を深めることが出来るというメリットはあった。

もともとは自分の開発した商品が身近なスーパーマーケットやドラッグストアに並び、お客様が直接商品を手に取る姿を見ることが出来、やりがいや達成感を味わいやすいという理由で日用品や食品・飲料業界を見ていた。それらの企業の中でも人々の健康に貢献することの出来る商品カテゴリーを持つ会社で社会貢献をしながら働きたいと考えていた。

日用品、飲料、食品業界と様々な業界について一長一短あり揺れていたが、そのすべてにアプローチできる香料という存在を知り、より様々な商品に香りという付加価値をつけ消費者に還元できる高砂香料工業という企業への志望度が大幅に上がった。また、日本のその他の香料会社のマイページにも登録し積極的に情報収集するようになった。