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株式会社ブレインパッド 報酬UP

【データ革命を牽引】【21卒】ブレインパッドのデータサイエンティストの本選考体験記 No.9669(東京工業大学大学院/男性)(2020/7/6公開)

株式会社ブレインパッドの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

※ 本ページに表示されるタイトルおよびHTML上のメタ情報には、生成AIが作成した文章が含まれます。

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2021卒株式会社ブレインパッドのレポート

公開日:2020年7月6日

選考概要

年度
  • 2021年度
結果
  • 内定入社
職種
  • データサイエンティスト

投稿者

大学
  • 東京工業大学大学院
インターン
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

 近年は事業会社が自社内でデータサイエンス部門を創設することも多くなり、それらの企業と受注会社であるブレインパッドでできることの違いを意識すると良い。受注会社でしかできないこと(幅広い業界のデータに触れられるなど)を志望動機に盛り込むと説得力が増す。
 また、ブレインパッド内でもデータサイエンティスト・エンシニア・ビジネス等、職種が分かれており、なぜその職種を志望するのかを考えておくと良い。データサイエンティストならば「情報化社会である現代は、単純な技術はすぐに全世界に広まり、コモディティ化する。その中で、ビジネスへの応用という視点を持つことで差別化を図れる」といった具合である。
 加えて、ブレインパッドが持っているサービス(Rtoasterなど)の内容などを理解した上で疑問点を洗い出し、逆質問に活用できるとgood。
 インターンや会社説明会も盛んに行われているので、ホームページから情報を集めると良い。

志望動機

私がブレインパッド を志望する理由は以下の2通です。1つは、データ分析業界の受注会社のなかで、国内のリーディングカンパニーに位置しているためです。事業会社のデータサイエンス部門では触れられない様々な業界のデータを扱えることや、常に日本のデータ活用を引っ張る立ち位置で仕事ができるであろうことに魅力を感じています。2つ目は、貪欲に知識を身につけ、スキルを上げていく環境が揃っているためです。データサイエンティスト同士で常に最新の論文の話題が会話に上がったり、盛んに勉強会が開かれるという風土に、知的好奇心が刺激されました。ブレインパッド に入社した際には、データサイエンティストとして、最新の技術の習得や研究に加え、それらの技術のビジネスへの活用を行っていきたいです。

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2019年10月

1次面接 通過

実施時期
2020年01月
形式
学生1 面接官2
面接時間
60分
面接官の肩書
データサイエンティスト2人
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

社員も理系大学生・大学院生出身者が多いので、論理的に受け答えができたのが評価されたと考えられる。事前の準備もあり質問に詰まることなく答えられたのも良かったと感じる。鋭い質問でも臆せずにアイデアを出し切れたのも良かったと思われる。

面接の雰囲気

2人とも20~30代の方。面接官:学生=2:1の面接でしたが、雰囲気はなごやかだった。質問内容は研究の概要(異分野の人でもある程度理解できるように噛み砕けるか)、企業の志望動機、職種の志望動機、その他チームでの経験など

1次面接で聞かれた質問と回答

研究テーマについて噛み砕いて説明してください。

 私の研究テーマは「人工ニューラルネットワークによる量子多体系の解析」です。
 量子多体系とは、電子や原子などミクロな粒子の集団が、互いに相互作用することによって超伝導などの多用な振る舞いが現れる系です。これに対し、私は人工ニューラルネットワークを用いた解析を試みています。
 ニューラルネットをはじめとする機械学習の方法は、誤差を表す関数が最小になるように変数を最適化します。この方法をもとに、量子多体系のエネルギーが小さくなるようにニューラルネット内の変数を学習させることで、極低温における系の振る舞いなどを明らかにすることができます。
 この研究により、従来の方法では扱いが難しい系の解析が可能になり、高温超伝導など物理学における重要なテーマの解明に役立つことが期待されております。

どんな仕事をしてみたいですか?それを実現する具体的なアイデアは何かありますか?

 企業の生産性の向上に携わる仕事がしたいです。日本ではいまだにIT活用が進んでいないために生産性の低い方法で仕事をしたり、適切な人員配置ができずに社員の力を十分に発揮できていない現場が多い印象があります。それを、データ分析やIT導入のコンサルティングによって解決しいていきたいです。
 具体的な方法として以下のものが考えられます。まず全ての社員の営業力、技術力、マネジメント力などの各スキルを数値化したデータを用意します。次に、チームの人数やスキル構成からチームの生産性を算出する関係式などを用意します。この部分は大量のデータを用いた回帰などによる導出も考えられるでしょう。最後に、今ある全社員とそのスキルのデータから、全社の生産性を最大化するように人事配置を最適化します。こうして、全社の生産性の最適化が果たされます。応用が考えられる業界として、深刻な人手不足や長時間労働などが叫ばれている医療業界などが挙げられます。
 その場でなんとかアイデアを捻り出し、そこそこ評価していただいた雰囲気だった。

独自の選考 通過

実施時期
2020年02月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

選考形式

小論文

選考の具体的な内容

決まったテーマで小論文を書き、面接の数日前までに提出する。合否はwebテストと次の面接を合わせて総合的に判断される。
テーマ概要:
1. 革新性、協調性、リーダーシップ、論理的思考力の4つで、ブレインパッドが重視していると思われる順番と理由
2. データサイエンティストとして成し遂げたい仕事
3. 仕事を通してどのような人間に成長したいか(長所・短所をもとに)

WEBテスト 通過

実施時期
2020年02月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

WEBテスト対策で行ったこと

SPI・玉手箱の対策をメインで行った。問題集を買い、苦手なところを重点的に周回して対策した。

WEBテストの内容・科目

eF-1Gという名前のwebテスト。SPIに比べ特殊なものが多く(文章を暗記して問題に答える、図の中から三角形の数を答える、IQテストのような推理問題など)、例題も出回っていないため対策は困難。SPIや玉手箱の対策をし、取れる問題を確実に取っておくのが良い。
結果は次の面接と小論文を合わせて総合的に判断される。

2次面接 通過

実施時期
2020年02月
形式
学生1 面接官1
面接時間
60分
面接官の肩書
データサイエンティスト
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

1次と同様、論理的に話せたところ。逆質問で、ブレインパッドのウィークポイントとなりそうな点(競合他社や引き抜きなど)をきき、企業研究をアピールできたと思われる。

面接の雰囲気

20〜30代。物静かな方だったが、なごやかだった。The理系という印象。質問内容は1次と特に変わらず、研究内容と志望動機、学外での経験など。小論文やwebテストのことも特に訊かれなかった。

2次面接で聞かれた質問と回答

学外での経験を教えてください。

 私は学習塾の長期インターンシップで、中高生たちが自身の人生に本気で向き合えるようにサポートする仕事を行なっております。
 はじめは「学習塾=勉強を教える」という固定観念に囚われ、生徒達との対話を疎かにした一方的な授業を行なってしまいました。そのために生徒からの信頼を得られず、退塾者まで出してしまいました。先輩講師や社員と意見を交わす中で、そもそも生徒が自身の人生について考えるスタンスを形成できていなかったことに改めて気付きました。そして、「生徒がなりたい将来像」から細かい目標を立ててサポートすることや、生徒の性格に合わせて会話の方法を変えるなどの工夫を盛り込みました。結果として、生徒が自主的に自習をしたり、自ら志望校の資料を持ってきたりするなど、生徒が自身の人生に本気で向き合えるようになりました。
 今後も多くの中高生に本気で向き合い、彼ら・彼女らの人生が幸せになるようサポートしていきたいです。

逆質問:Rtoasterというプラットフォームを持っていると思いますが、どのような戦略で売り出していく予定でしょうか?

プラットフォームサービスも競合がかなり多いので、自社のサービスの特徴をしっかりと把握した上で売り出していくことが必要でしょう。実際、自社のサービスは最近までシェアNo1だったのですが、他社サービスに抜かれてしまいました。なので、他社サービスにはない強みを生かしていくことが重要と思います。また、単にサービスの導入で終わらず、どのように活用するかというアイデアとともに売り出していくことが必要と思います。具体的には、プラットフォームの部門とデータ分析の受注を行う部門は別であり、この部門間の隔たりを無くしてシナジーを生むことができればと思います。ただ、一口にシナジーと言ってもそう簡単に生じるものではないので、何かしらもっと具体的な方法を考えていく必要があるでしょう。

3次面接 通過

実施時期
2020年02月
形式
学生1 面接官1
面接時間
60分
面接官の肩書
データサイエンス部門の部長職
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

これまで同様、自分の言葉で論理的に話せるかどうか。逆質問でも、自分の意見を少し交えた相槌ができたのも効いた可能性がある。

面接の雰囲気

40台ぐらいの物静かな方。雰囲気は1次・2次同様なごやかだった。質問内容も2次までと似ていたが、チームでの経験や、部下の教育を行いたいかなどの新しい質問もあった。

3次面接で聞かれた質問と回答

チームでの経験はありますか?

私は学習塾の校舎運営に携わり、運営チームの功績が塾内で表彰されました。校舎で様々な数値目標が置かれた中で、私は授業報告・週次面談ログ記入率100%という目標を追いました。数値を任された当時、このログ機能は有名無実化しており、記入率は1桁台でした。絶望的なスタートでしたが、同僚の講師たちに根気よく働きかけ、なんとか初週は記入率100%を達成しました。その後も結果に一切妥協しない姿勢でログ記入を徹底し、更に記入の意義を伝えることやクオリティ向上にも尽力しました。他の校舎運営メンバーともうまく連携し、私の担当以外の数値目標も多くのものが達成され、「最低限やるべきことはこなす」という風土を醸成することができました。

仕事の中で、部下を育成するということも時には必要ですが、大丈夫ですか?

是非やっていきたいと思います。大きなプロジェクトを成し遂げるにはチームの力が必要ですが、チームがチームとして実力を発揮するには、一人一人が個人でも十分な能力を持っている必要があります。その観点で、新人教育というのは長期的にチーム、そして会社の力を最大にする上で欠かせないと考えます。教育によって、一時的には自分のリソースが奪われますが、部下が無事に育てば、プロジェクトを通して様々な仕事を部下に割り振ることができ、結果時にリソースに余裕が生まれるとも考えられます。
 学習塾で校舎運営を行った際、新人講師を含めたチームで生徒状況のキャッチアップや校舎の方針の共有などを行っていた経験を生かしていきたいです。

最終面接 通過

実施時期
2020年02月
形式
学生1 面接官1
面接時間
60分
面接官の肩書
データ分析部門の責任者・役員
通知方法
電話
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

自分が考えていることを包み隠さず話した。これまでの面接で、会社との相性がかなり良いという感覚をえていたので、気張らずに自分の考えを話すことができた。面接官も自分の考えにかなり納得してくれたようで、かなり手応えがあった。

面接の雰囲気

40代ぐらい。かなり気さくで話しやすかった。これまでの面接とは打って変わり、ほぼ雑談のようだった。逆質問の時間が長く、またかなり丁寧に答えてくださった。「会社の価値観と合うか、一緒に長く働けそうか」という基準で見ていた。
結果は、役員会議で一度審議するため1〜2週間程度かかるとのこと。

最終面接で聞かれた質問と回答

どのような価値観で働いていきたいですか?

ファーストキャリアとしては、自分の各種スキルを上げて市場価値を高めていきたいです。そしてゆくゆくは世界の価値観を根底から変えられるような仕事をしてみたいと考えています。就職活動を始めた当初は、「年収」や「福利厚生」、「企業のブランド力」ばかりを見ていましたが、これらの考えは「自分が会社から何かを与えられる」という立場でしか考えていないことに気づきました。そして、再び考えた結果、自分が企業の中で、そして社会に向けて価値を出していきたいと考えるようになりました。その実力を得るために、まずはスキルを確実に上げていきたいと考えています。スキルが上がればできることも増え、最終的には社会に価値を供出できるとともに自己実現も達成できると考えます。

逆質問:受注会社として、幅広い業界のデータを扱えるのはメリットだと思うが、逆に広く浅くなってしまわないか。各業界でのデータ分析では事業会社に負けてしまわないか。

ホワイトボードを使って、図とともに丁寧に説明してくださった。要約すると、
「事業会社と我々受注会社では、扱うデータのタイプが異なる。事業会社は、その業界で頻繁に得られるデータを活用するが、稀にしか得られないデータを扱う際には特定の業界の知見に縛られていない我々受注会社が有利となる。将来的なビジョンとしては、様々な業界の「低頻度」かつ「高重要度」なデータを扱うノウハウを蓄積することで、自社の有利なポジションを獲得できると考えられる。実際、クライアントがGoogleなどの事業会社にデータ分析を頼んだ時に、あえてブレインパッドに仕事を回してくれることもある。それぞれが得意とする分野が違うためである。」という感じ。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

「折角の機会なので、様々な企業の方と話をして自分の適性を見極めたい」と話し、了承していただいた。基本は待ってくれるが、今年の採用が上手く行っていたこともあり、例年より早めに採用を切り上げるとのことだった。その影響で、4月はじめには結論を出すようにと申し出された。

内定に必要なことは何だと思うか

まだ知名度が高くないこともあり、大企業ほど情報が出回っていないと考えられる。インターンや説明会に参加し、質問したいことを質問し切ると良い。
一口にデータ分析の企業といっても、事業会社なのか受注会社なのかで実態がかなり異なる。そこをしっかり意識することが必要。加えて、職種(データサイエンティスト・エンジニア・ビジネス)を志望した理由も考えておくのがBetter。
研究やゼミ内容をかなり掘られるので、日頃から真面目に研究に取り組んでおこう。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

会社の考え方に合っているかが一番大きい。
ただ「データ分析業界い将来性があるから」というだけでは厳しい。自分の過去の経験と照らし合わせて、自分の言葉で志望理由を語れると良い。
データサイエンティスト職やエンジニア職の面接では、特に話の論理性や、難しいこともある程度かみ砕いて説明する力をみられるので、これらができるかどうかで印象がかなり変わると思われる。

内定したからこそ分かる選考の注意点

まだ知名度は低いとはいえ、年を追うごとに注目されてきているので、年々倍率は上がると思われる。ありきたりな受け答えだけでなく、自分の経験や考えに基づいた、自分にしか答えられないような回答ができると通過しやすくなるだろう。

内定後、社員や人事からのフォロー

コロナの影響もあり、対面でのイベントは勧められなかった。社員も数名参加するweb内定者懇親会の案内がされた。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 20代の成長環境
  • 社員の魅力・実力
  • 成長市場で働きたい
  • 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる

入社を迷った企業

フューチャー株式会社

迷った会社と比較して株式会社ブレインパッドに入社を決めた理由

フューチャーからも内定をいただいたが、新卒のタイミングで大学・大学院で学んだことが最も生かされるだろうという観点でデータ分析業界であるブレインパッドを選んだ。フューチャーにもデータ分析部門があるが、できて日が浅く、実績という面でやや心配であった。福利や給与の違いも年々埋まってきており、待遇に大きな差がないならばということで一番興味のある業界を選んだ。特に、受注会社として幅広い業界のデータを扱って知見を深められる点や、最新技術をキャチアップしていく風土に魅力に感じ、選考開始当初から第一志望群に入れていた。

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株式会社ブレインパッドの選考体験記

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ブレインパッドの 会社情報

基本データ
会社名 株式会社ブレインパッド
フリガナ ブレインパッド
設立日 2004年3月
資本金 3億3200万円
従業員数 545人
売上高 105億6100万円
決算月 6月
代表者 関口朋宏
本社所在地 〒106-0032 東京都港区六本木3丁目1番1号
平均年齢 35.0歳
電話番号 03-6721-7001
URL https://www.brainpad.co.jp/
NOKIZAL ID: 1131570

ブレインパッドの 選考対策

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