【16卒】シミックホールディングスの夏インターン体験記（CRA）No.48（2017/12/14公開）

製薬業界とCRO業界の間で迷っていたので，現場の人がどのような考え方を持っているのかを知りたいと感じた．

先輩が受験した際の様子を聞き，どのようなタイプの学生が評価されやすいのかを把握しておいた．事前情報では，グループディスカッションの後に個人面接を行うことを知った．また，選考では積極性を全面に出しつつ意見を出せない学生などがいた場合は，その人の意見を抽出ようにすることで評価が高くなる傾向があることを知った．当日はこれらの情報をもとに，ガツガツしすぎず適度に自己主張をすることを心がけた．面接ではフィードバックがあり，グループ全体の様子に気を配りながら進行を行った点を評価してもらえた．その結果，インターンシップに参加できたとかんがえられる．

グループディスカッション → 最終面接

就職活動時期の変更をどう評価するのか

グループディスカッションでは，積極的に進行を行う学生がいなかったので，自分が担当した．グループディスカッションでは，ただ単に良い悪いではなく，自分の考えをより論理的に表現できているかが評価されていたように思う．多く発言していたものの論理的でなかった学生がいたが，その学生はインターンシップにいなかった．また，学生同士がどれだけ親密になれたかを評価するグループディスカッションもあるが，この会社のそれはテーマについてどれだけ論理的に発言ができているかを評価するものだったと感じている．最後に面接官に対して結果の報告を行ったが，これも話の流れをどれだけ正確にわかりやすく伝えるのかが評価されていたと感じる．

学生の意見を決して遮らないように気をつけてくれていたので，自分の考えを的確に伝えることができた．「なぜ製薬企業じゃないのか」という質問も，決して圧迫しているものではなく学生の考え方をじっくりと聞いてくれる質問であると感じた．

グループディスカッションではどのような役割を心がけたか

グループディスカッションでは，臨機応変に対応できるように心がけている．今回のグループではグループを引っ張っていく役割の学生がいなかったので，その役割を担うことを心がけた．途中には全体の意見が分散して方向性が定まらなくなる部分があったため（具体例を例示しながら），その際にはこれまでの議論の過程を全体に示し，議論の方向性を明らかにすることように気をつけた．各々の学生はとても興味深い意見を出してくれていたので，それらの意見を融合しながらグループとしての意見を明確にするように努力した．

なぜ製薬企業じゃなくてCROなのか

製薬企業では，医薬品を創りだす立場であるため，仕事にバイアスがかかってしまい正確な結果を導き出せないおそれがある．その一方で，CROは製薬企業や病院と独立している機関であるため，医薬品の開発においてバイアスをかけることなく，正確な結果を生み出すことができると考えている．

質問：「日本で初めてCRO業界に参入したシミックは，今後も海外展開を考えている．そのなかで，現在障壁だと感じていることは何か」回答：「各国で治験の進め方のルールが違うこと．一つ一つの国の治験の進め方に対応することで，将来的には世界各国で治験をできる会社にしていきたい」

広告を作る

前半にやったこと

会社がマイナビ・リクナビに掲載する際の広告を考えた．前半では社員がシミックの現状と将来性をプレゼンした．それらのプレゼンをもとに，グループではCRO業界の将来性などについて話をした．

後半にやったこと

更にシミックのことを調べ，模造紙に最終的な広告プランを作成した．最終的な広告を作成するまでに何度か社員に広告を見せる機会があり，方向性を確認してもらった．インターンシップ全体を通じて企業理解のやり方を知ることができたので，後の就職活動に活かすことができた．

社長，人事部長，人事部員，現場のマネージャー

なし

最後に5日間を通しての個人評価をしてもらうことができた．良い意見の種を持っているが，その種が意見に成長するまで全体に示さないため，もったいない．種の段階で良いから全体で共有し，全体で種を意見に成長させるように心がけるともっと良い人材になれる．

時間がないなか発表をまとめなくてはいけなかったので，非常に大変であった．また，数多く出た意見を短い時間で示さなくてはいけなかったので，重要な点をピックアップして表現することの難しさを知った．この経験が後の面接で活きた．