【大手に匹敵、魅力のデベ業界】【20卒】住友不動産の冬インターン体験記（文系/総合職）No.6609（一橋大学/男性）（2019/7/24公開）

外資系を中心に見てきたが、日系企業のいわゆる大手も見てみたく思い、デベロッパー業界を受けてみようと考えた。その際に業界研究にちょうどいいと感じて申し込んだ。三井不動産や三菱地所には及ばないが、住友不動産も住宅などは強みを持っており、残っているデベロッパーのインターンもここしかなかったことも応募した理由である。

面接がグルディスだと聞いていたので、面接対策を中心に行った。学生時代力を入れたことを深掘りして対策した。

会社説明/物件見学

1日目にやったこと

まず1時間半ほど会社説明会が行われる。その後人事の方や現場社員の方とのトークセッションがあり、その後グランドタワーでたまたまテナントに空きがあったフロアの見学を行った。

なし

一貫して企業からの説明や見学会だったためにそのようなフィードバックなどの時間は設けられなかった。しかし少人数だったこともあり、説教的に社員の方に絡んでいくと覚えてもられるように感じた。

学生は少ないものの、トークセッションの時間が長く取られており質問を多く投げかける必要があった。事前に紙が配られて、いくつかの質問はそこから答えてもらうもののそれだけでは時間が余ってしまい、学生に質問が振られた。紙に書いた以外の質問をその場で考えて投げかける必要があった。

会社説明会は大きく時間を割いており、住友不動産の過去の取り組みやこれからの開発、展望などについて詳細に知ることができた。また、たまたまグランドタワーのテナントが1フロア空いていたためにそこを見学できたことは勉強になった。普段はオフィスとして使われているフロアの何もない状態を見ることができ、そこから東京を一望できたのは素直に感動した。

会社説明会で企業について詳細に説明してくれるものの、のちのトークセッションで質問の時間を多く取られるため事前に業界、企業研究をして質問を考えておくべきだと感じた。

他のデベロッパーと比べて少人数であり利益率が高いことをアピールしていたが、非常に厳しい社風であると感じた。直接には言わないものの、残業などが多くいわゆるブラック企業的な雰囲気を感じた。これは住友系全般に言えることかもしれない。社員の方も体育会系が多いように感じ、自分には合わないと感じた。

先ほども言ったように、社風が自分には合わないし、企業も私のような人材は求めていないように感じた。厳しい雰囲気であり、若手に対しても裁量は大きいというもののちゃんとした教育制度が整っているかは不明だった。いわゆる体育会系の雰囲気に私はあっておらず、企業もそれを感じ取って内定は出ないように思えた。

インターンシップの内容自体は文句なく素晴らしい内容であった。特に物件見学は、実際のオフィスビルのフロアを見学できる非常に貴重な体験ができ充実したものであった。しかし意図してかせずか新卒での女性社員は全くと言っていいほど取っておらず、この時代にあっていないように感じた。

少人数のため、積極的に絡んでいけば人事の方に顔は覚えてもらえるという点において有利になると感じた。別に2dayインターンの方では早期選考に呼ばれたりと確実に有利に働くので、参加を進める。

コンサルを中心に就職活動を進めており、視野が狭くなっていると感じたため業界を広げている段階であった。主に銀行、保険、不動産、商社に視野を広げており、コンサルが第一志望には変わらないものの商社や不動産にも興味が湧いていた。不動産特にデベロッパーは、事業内容が単純に面白そうだと感じていたため興味が高く、三井不動産、三菱地所、住友不動産を見ていた。

デベロッパーは全体として事業内容が素晴らしく、面白そうに感じたものの、事業の規模が大きすぎて自分がやったという達成感は感じづらいように感じた。個人の裁量が大きいとはよく聞くが、自分がやったことが直接結果に結びつく点で言えば、やはりコンサル業界の方が魅力的に移り、総合デベロッパーは志望業界から外れた。