22卒 インターンES
研究開発職
22卒 | 横浜国立大学大学院 | 男性
-
Q.
これまでの経験で得た能力や知識を、アサヒ飲料の仕事でどう活かしたいですか?(全角400文字以内)
-
A.
私が貴社の仕事で1番活かせるポイントは美味しさを基準化する事だと考えております。具体的には貴社の既にある味覚センサーで得られた情報と色のシグナルを結びつけることです。例えば、ある食べ物の甘み、苦み等の5つの基本味をそれぞれの色で表現すると、それらを組み合わせた色がその食べ物の色になります。その色を基準に同じ味の食べ物を作る際には先ほどと同じ色になるようにそれぞれの5つの基本味の色情報から調整すれば良いという訳です。もしこれが可能になれば、目的の味を作る際に色をイメージして味を調整するので、味を調整できる人が大幅に増加することができ、味を色で可視化する事も可能になると考えております。これに私が現在大学の研究室で取り組んできた、汚れを色情報から数値化して洗浄性を評価する経験を活かして尽力できたらと考えております。これにより少しでも貴社の商品開発に貢献出来たらと考えております。これにより、長年の味覚に対する経験を積んだ限られた人のみが判断していた美味しさに対する評価がこの手法を使えば誰でも対象物を評価できるようになると考えております。 続きを読む
-
Q.
卒論・修論の研究内容について専門外の人にもわかるようにまとめてください。 研究テーマが未定の場合は、これから研究したいと考えているテーマについて教えてください。(全角600文字以内)
-
A.
私は無機物汚れの除去メカニズムについて実験・研究しています。水垢汚れや鉄さびなど、身の周りには様々な無機物汚れが存在しているが、その汚れ除去法は確立されていないものが多いからです。特にそれが顕著なのが鉄さび汚れで、実際の鉄盤を用いた効率の良くない洗浄実験により洗浄法が確立されておらず、環境面や人体面に問題のある酸を用いて洗浄されています。そこで私は白布を用いて鉄さび汚れの再現を試みました。汚れを薄く広げることで効率の良い洗浄実験が見込め、上記の課題解決への基盤形成になると考えたからです。方法としては、白布に塩化鉄水溶液を添加させ、それを水酸化ナトリウム水溶液に浸漬させることで、従来とは全く異なる方法で汚れモデルを完成することが出来ました。何年もかけて生成する鉄さび汚れをこれにより2日で作成することができ、洗浄実験のスピードが飛躍的に向上して研究が大幅に進歩すると考えています。 続きを読む