【化学メーカーの未来へ】【22卒】東レの冬インターン体験記（理系/化学系インターンシップ）No.18349（上智大学大学院/男性）（2021/10/13公開）

夏のインターンなどを通じていろいろな業界を見た結果、やはり今、化学を専攻していて、その知識や技術が最も生かせそうな化学メーカーの研究職で働いてみたいと考えたことが一番の動機である。（本インターンシップは本来2020年11月、12月に予定されていたが会社の都合で2021年1月に延期になったものである。）

ESのみの選考であったため、ES対策に力を入れた。就活サイトを見て通過したESを集めて自らのESを訂正していった。

ESのみの選考であったため、言わずもがなそこが最も大切であると思う。

現場社員によるエピソードトークと東レのIT技術について知るインターンシップ

会社説明→現場社員のお話→質疑応答　の流れで二日間行われた。

研究開発職のキャリアや仕事内容について

東レの研究開発職を知る/デジタル活用技術を知る

1日目にやったこと

採用担当からの会社説明が初めに行われ、その後、実際に研究開発の現場で働く社員二名によるエピソードトークがあった。最後にそれぞれの社員に対しての質疑応答があり一日目は終了であった。

2日目にやったこと

二日目は会社説明ではなく、IT化が進んだ現代において東レ社内ではどんなIT技術が活用されているのか講話があった。その後は一日目と同様に現場社員の話と質疑応答で終了した。

なし

二日間を通してウェビナー形式でのインターンシップであったため、インターンシップ中に社員さんとの関わりは質疑応答くらいしかなかった。会社からこちらに対しての一方的な情報提供の場であった。

相当数の学生が参加しているらしく、質疑応答も自分の本当に聞きたい質問が埋もれてしまい、何度か投稿する必要があったため大変であった。中には、採用ホームページなどを確認すればすぐに出てくるような質問もあり、参加したほかの学生より多くの情報を得るのは難しい状況であった。

他の学生との関わりはあまりなく、チャット形式でのやりとりが中心であった。

二日間を通して、何名かの社員が就職してから今に至るまでの業務内容を詳細に教えて下さったため、入社してからどのようなキャリアを歩む可能性が大きいのか知ることが出来たことが最大の収穫であったと思う。また、今後会社としてどのような方針で進んでいくのか、そのビジョンについても背景から詳しく知ることが出来た。

採用ホームページを詳しく見ておくなど、会社の基本的な情報を知っておくべきだと思った。自分自身は軽く予習をしてから参加したためスムーズに理解できた。

インターンシップ当日にお話しして下さった社員さんが、そもそも入社の段階から学会で声を掛けられそのまま入社した経歴があり、自身が行っている研究をそのまま生かせる人でないと働くのは厳しいのかなと感じた。また、実際の業務内容についても難解なところが多く、詳細なところまで理解が追い付かなかったから。

まず、今回のインターンシップに参加したところで何か有利になりそうな点がなかったというのが一点ある。また、採用されている学生の学歴が旧帝大レベル以上と高く、インターンシップでのお話を聞いていると研究内容にも関連性がないと厳しいのかなと思ったから。

上がった訳でも、下がった訳でもなく変化がなかった。元々、この会社の仕事内容やキャリアプランについて知ることが目的で参加していた。目的の情報を得ることはでき、やっている内容は面白そうだと感じたが、実際に採用されるかはかなり難しそうだと感じたため志望度に変化はない。

インターンシップ中にグループワークはなく、学生はチャット形式での参加であったため、特に本選考で優遇されるといったことはないのではないかと感じた。ただ、キャリアなど具体的なイメージを語れるようにはなるとは思う。

化学系の専攻であるため、大学、大学院と培ってきた専門性を活かせるところで働きたいと考えていた。その中でも、私はずっと研究室でとある分析機器をずっと使用していたのでその技能をを活かしたいと考えていた。具体的な会社名を挙げると、三菱ケミカルや信越化学などの大手化学メーカー、また長瀬産業といった専門商社である。

社員さんは皆さんとても優しそうで良い雰囲気の中働くことが出来そうだと思った。また、私は、化学メーカーの研究職で就活を進めようと考えていたが、今回のインターンシップでお話を聞き、研究メインで仕事をできるのは専門分野がその会社の今力を入れて研究行っている分野と近しい人でないと厳しいと感じ、他の業界も改めて見ようと思うきっかけになった。