【未来を創る挑戦】【23卒】アドバンテストの夏インターン体験記（理系/夏季インターンシップ）No.21725（早稲田大学大学院/男性）（2022/3/25公開）

日本は半導体製造装置業界で世界をリードしておりその一つである会社アドバンテストでのインターンの機会があったから。
また、残業が少なく高収入であるという面にも惹かれて、本選考の優遇を貰いたいと考えていたから。

自身の研究内容と直結していなかったので、自分のアピールポイントを明確にして、他者との差別化を図った。

グループワークが中心のインターンだったので、協調性を重点的に見られていたと考える。

お茶運びロボットを作ろう

インターン全体の説明→グループワーク→発表→総括

製品を開発する際の一連のフロー
設計書の作り方

グループワークを通じた製品開発を体験

前半にやったこと

1日目は、インターン全体の説明と部署での実際の会議を見学した。２日目から、3人1グループにわかれてどのようなお茶運びロボットを作るかをきめた。3日目は概要設計書と詳細設計書の作成をおこなった。

後半にやったこと

4日目は詳細設計書の作成と実際に動かすロボットの作製を行った。5日目は発表に際するパワーポイントの作製を行った後、実際に社員の前で発表会を行った。最後に、皆でインターンの振り返りを行った。

部長、課長クラス

粗品（が後日郵送されたらしい）

インターンの中心となるグループワークでは、一グループに1人の中堅社員が担当としてついて、指導とロボットの作製を行ってくれた。終盤には各人に対してフィードバックをくれた。

オンラインということで、実際のロボットの作製は社員が行った。したがって、意思の疎通がむずかしく、思った通りに行かないことがあった。また、ロボットへのプログラミングの書き込みなども遠隔で行う必要があり、思い通りに動かないこともあった。タスクの割には与えられた時間が短すぎる印象があった。

グループワーク内での他2人との交流が中心だった。異なる学科の2人と協力して一つのモノを創り上げる貴重な機会だった。

異なる学科（担当）の人たちと、オンラインという意思疎通が難しい状況で一つのモノを作ることになった。この経験から、上手く伝達がいくように、気になることがあったら逐一のコミュニケーションをとることが非常に大事になってくるとわかった。また、しっかりとした設計書の作成がそれ以降の工程を楽にしてくれることも学んだ。

ロボットの作製でarduinoというプログラミング言語を使った。以前使用したことはあったが、久しぶりの使用となったため、使いこなすために時間がかかった。

要件定義→概要・詳細設計書の作成→試作→動作確認という一連の工程を体験することができた。実際の業務に即したインターンとなっていたため、仕事をしている感があった。
社員との交流の場も複数回設けて頂き、実際の仕事内容や働き方を知ることができた。

インターンではグループワークが中心であり。企業として協調性を重視していると感じた。インターンシップでは、フィードバックでコミュニケーション能力の高さを評価して頂いたので、ある一定の評価を受けていると思ったから。
また、評判として、学歴を重視していると聞いているから。

実際の業務の説明を聞き、半導体製造装置業界に対して魅力を感じなくなった。具体的な理由として、非常にニッチな業界で装置の製造ということで、機械系の業務が多かった。自分の志望領域とは違うと感じた。また、転職をした際に、製造装置系の知識がメインで汎用性のあるスキルが身につきにくいと感じた。

夏のインターンシップは2日程のみで合計30人しか採用されないので、採用された時点で、ある程度の評価はもらえていると感じた。
また、5日間あるのでアピールの場はたくさんある。

コンピュータに関する研究開発職に興味があり、総合電機メーカーの研究開発職を中心に調べていた。具体的にはSONY、日立製作所、富士通、NEC、パナソニックなど大手である。 半導体業界にも興味はあり、日本がリードしている半導体製造装置業界に位置するアドバンテストにも応募した。しかし、参加後は実際の業務が思ったようなものではなく、興味が薄れていった。

半導体製造装置業界については、詳しい内容を知らなかったが、情報系の人材も採用しているので、クリエイティブなことも可能かと思っていた。しかし、実際は機械系の業務がメインで情報系の仕事はかなり少ないとわかった。
社員は非常に真面目な人がおおい印象。残業も前評判通り、かなり少ないようで、ワークライフバランスはかなりとれている様子だった。