- Q. 志望動機
- A.
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社のレポート
公開日:2020年7月20日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
カルチュア・コンビニエンス・クラブにおいては、非上場のためIRが公表されていない。そのため、サービスを知るために、ニューズピックスや日本経済新聞での記事を集め、概要を把握するとうことを行った。また、「企画会社」としての側面が強いため、実際の蔦屋書店・蔦屋家電を訪問し、どのような企画が開催されているのか、どのような意図があるのかを自分の目で確かめるという作業を行った。一番苦労したポイントとしては、開示されている情報の量が上場企業に比較すると圧倒的に少ないことである。少ない情報をもとに、自分の中で考えることが必要だった。面接の中での、逆質問の機会を最大限利用し、自分の考えをブラッシュアップする必要がある。
志望動機
私がカルチュア・コンビニエンス・クラブを志望した理由は、企画会社として20代のうちから、マーケティング、店舗企画に携わることができることである。最終的な社会人としての目標が、代替不可能な人間になるということを設定している。具体的には幅広い業界への知識と複数の専門的スキルを習得している人間である。そのため、カルチュア・コンビニエンス・クラブにおいては、マーケティングの部署や実際に店舗を運営することといった幅広い仕事をすることができると考えた。ただ、1番の魅力としては、出された企画がその人の属性に関わらず、フラットに扱われると感じた点である。20代では、小さな企画を、その規模を徐々に大きくしていくことが可能である環境は自分の成長環境として適していると感じた。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年12月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
学生時代に力を入れたこと。カルチュア・コンビニエンス・クラブを志望した理由。
ES対策で行ったこと
エントリーシートではオーソドックスな質問であるため、簡潔に分かりやすくという点を意識した。特段対策したことはない。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年01月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 人事社員
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
1次面接であったため、学生時代に力を入れたことを中心に聞かれた。そのため、志望度というよりは、しっかりと質問に対する受け答えができているのかという側面が重視されるように思われた。
面接の雰囲気
面接の全体的な雰囲気としては、非常に穏やかであった。実際に面接中においても笑顔で聴いてもらえたため、印象的だった。
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代に力を入れたことを教えてください。
私が学生時代に力を入れたことは営業のアルバイトで、成約率を向上させたことです。成約率の向上のためには、最終的な成約を阻害する要因を特定し、それに対する施策を打ち出す必要があると考えました。阻害要因として、最終的な契約者に対するアプローチが不足していること、知識量の不足が想定された。それに対して、アプローチ方法を顧客に合わせてパターンを複数用意すること、他者情報の知識の強化という施策を行った。この施策を実際の営業の現場で繰り返し反省することで、策を向上していった。その結果として、以前の成約率が40パーセントであったものが、実行後には70%にまで向上した。また、全社員中の成約率のランキングにおいても上位になった。
カルチュア・コンビニエンス・クラブにおいてどのようなことを実現したいか
私は蔦屋書店を小型化した、地域密着型の店舗を地域に根付かせたい。私は頻繁に踏めだの蔦屋書店を利用する。その中で感じた、居心地の良さとコミュニティを創出できる可能性を、小型店舗という形で実現したい。私の地元はいわゆる田舎と呼ばれる地方の街である。その中で、祖父母を通じて感じた、高齢期のコミュニティ創出に関する問題点がある。それは、長年固定化されたコミュニティでは、恒例に伴う死亡によって、所属するコミュニティ自体が過疎化し、さらには新たなコミュニティを創出することができないことである。この問題を現在の蔦屋書店の持つ、居心地の良さと人が集まりやすい空間によって解決することができるのではないかと考えている。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2020年02月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- マーケティングの社員と人事社員
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
マーケティングに携わる社員であったため、学生時代に力を入れたことを聞かれた際に、課題や解決策をナンバリングし、論理的に伝えるように心掛けたことが評価されたように思われる。
面接の雰囲気
実際の現場社員との面接になるため、1次面接よりも緊張感のある感覚であった。しかし、面接自体は非常にフランクであった。
2次面接で聞かれた質問と回答
大学では何を学んでいるのか。
私は大学では、主に観光、その中でも廃墟にテーマを絞って研究をしている。私自身、炭鉱の廃虚を観に行った際に、想像以上に多くの観光客が訪れていたこととその中でも外国人の割合が高かったことに疑問を感じ、なぜ人々は廃墟に魅力を感じるのかということを研究している。大学の学部が文理融合の学部であるため、統計学、経済学、心理学、文学などの様々な知識を習得してきた。そのため、習得した学問や知識をアウトプットしやすいという観点からも、観光というテーマを選択した。観光学自体、他の経済学や文学のように体系的に確立しているものではないため、様々な角度からテーマを切り込むことができそうだと感じたことが、観光を選択するにあたったプロセスである。
逆質問があればお願いします。
マーケティングに携わる社員として、新卒後の知識の少ない状態の時には、どのような学習を通してインプットを行ったのかを教えてください。マーケティングに携わる中で、マーケティングならではの苦労やつらいと思うことがあれば教えてください。どれくらいの規模の案件を扱うことが多いのか教えてください。マーケティング以外に求められるスキルには、具体的にどのようなものがありますか。実際の仕事の事例があれば、どのような仕事で、どのようなスキルを求められましたか。マーケティングというと、実際の施策を実行することはできないというイメージがあります。実際に働かれる中で、そのように感じ、もどかしさを感じた経験はございますか。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年02月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 役員の方
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最終面接のほとんどの時間が逆質問に割かれていた。ここで重視されるのは、本当にカルチュア・コンビニエンス・クラブに興味があるのかということではないかと感じた。逆質問でも志望度をアピールすることが大切であった。
面接の雰囲気
役員の方であったため、対人時のプレッシャーは感じたが、フランクに話していただけたため、緊張感は次第にほぐれた。
最終面接で聞かれた質問と回答
大学では何をしたのか教えてください。
私は、大学において様々な経験を積むことを意識して生活していました。何事においても本物を体験するというモットーの下、外国人との交流を図るフットサルリーグの運営や、営業のアルバイトなどを経験しました。これまでの人生で、誰かに何かを企画する経験や外国人と積極的に交流する機会がそれほどなかったため、実際に体験できるようなサークルを探し、現在では自分の企画を外国人とともに創り上げています。また、大学2年生時に参加したインターンシップにおいて、社会人として営業の重要性を感じたため、実際に自分が営業を行うようなアルバイトを探し、現在では成約率も向上し、全国約100名の営業社員の中でも上位3名にランクインしました。
逆質問をお願いします。
・これからカルチュア・コンビニエンス・クラブに入社する社員に求められるスキルや姿勢はどのようなものがあると考えられますか。
・ご自身のキャリアの中で、印象的な仕事はどのようなものですか。また、その理由は何ですか。
・経営層からみるカルチュア・コンビニエンス・クラブの強みはどのようなものですか。
・ご自身が20代、30代の頃にはどのようなことを意識したことが、現在の立場に繋がっていると感じられますか。
・カルチュア・コンビニエンス・クラブにおいて、経営層の人たちに共通する考え方や力、スキルはどのようなものがあると考えられますか。
・入社時に持っていたビジョンが変化したタイミングはございますか。また、それはどのようなきっかけがありましたか。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
就活については自分が満足がいくまで続けることは大切だと言われた。また、希望する部署の社員の方とも面談を設定してもらえた。
内定に必要なことは何だと思うか
カルチュア・コンビニエンス・クラブというと非上場ではあるものの、有名なサービスを展開している企業である。企業としての内部事情がなかなか見つけられなかったことには特に苦労した。そのため、自分の中でビジネスモデルを理解したり、どのようなサービスを今後展開していくべきなのかを考えたり、仮説を立てることが重要になってくる。その答え合わせを面接の中で行っていくイメージであると、企業理解も進めることができ、また自分とのミスマッチをなくすことができると思う。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
まずは、学生時代に力を入れたことについて、予想される質問の回答をしっかりと準備していたことが面接の通過につながったと感じる。さらに、各面接において逆質問が他の企業に比べて多くできるため、今後の面接につながるような質問を意図をもってできたことが内定につながったと感じる。
内定したからこそ分かる選考の注意点
最終面接に関していうと、25分間程度が逆質問の時間に充てられた。ここで、本当に入社の意思があるのか、地頭がよいのか、人柄が企業とマッチしているのかを判断されているように思われた。ここで十分にアピールできる人は内定しているのだと思う。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定者インターンも存在するらしい。また、実際の社員の方との座談会もオンライン上で複数回行われた。
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カルチュア・コンビニエンス・クラブの 会社情報
会社名 | カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 |
---|---|
フリガナ | カルチュアコンビニエンスクラブ |
設立日 | 1983年3月 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 3,068人 |
売上高 | 903億900万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 髙橋誉則 |
本社所在地 | 〒573-0032 大阪府枚方市岡東町12番2号 |
電話番号 | 03-6800-4500 |
URL | https://www.ccc.co.jp/recruit/newgraduates/ |