17卒 本選考ES
土木職
17卒 | 早稲田大学大学院 | 男性
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Q.
NAAに入って「取り組んでみたい仕事」を、志望動機を踏まえて教えてください。(500文字以内)
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A.
私は人々の生活の根幹となるインフラに関わり、より多くの人を支え喜びを与えるような仕事がしたい。地元新潟で経験した中越地震や中越沖地震によりインフラの大切さを痛感し、将来的に関わりたいと思うようになった。その中で日本の玄関口として経済を支える役割を担う、日本を代表する国際拠点空港である貴社に魅力を感じている。空港という交通インフラを担う貴社であれば、国際化が加速することを鑑みると日本人だけでなく、世界中の人々に貢献できると思い志望している。私は土木技術者として、空港の安全管理に従事したい。交通インフラは安全であることが当たり前という点は、馬の世話を日々行い健康管理する点に通ずるものがある。当たり前である健康というものを守り抜き、世話を通じて状態を良くすることにやりがいを感じられるため、仕事を行う上でもお客様の安全安心のために全力を尽くすことができると自負している。その中で計画から設計、施工管理と一連の業務を担当できることは、プロジェクトの核となり関係各社をまとめていくことは馬術部での経験を活かしたいと思う。貴社に入社できたあかつきには、安全面の追求を通じて日本のさらなる発展に貢献したい。 続きを読む
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Q.
大学時代の研究テーマ、あるいは力を入れて学んでいることについて、分かりやすく説明してください。(500文字以内)
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A.
私の研究テーマは、『地震動と津波外力を受ける津谷川橋梁の破壊の進展』である。東北地方太平洋沖地震で実際に被災した、津谷川橋梁の被害状況の再現を汎用ソフトT-Dap3による数値解析で追っている。今までの研究では上流側に倒れた橋脚と首折れしている橋脚の破壊原因が明確に解明されておらず、私の研究により近い将来発生するであろう首都直下型地震の被害予測に役立てたい。手順としては、コンピュータで設計図から橋梁のモデルを作製し、そのモデルに地震波を流す。応答値を確認し、構造物への影響を評価する。次にそのモデルに津波波力をかけて同様に影響を評価し、構造物の破壊状況を推測する。数値解析するにあたり、最も苦労したのは構造物のモデル作りだった。計算ソフトを使うのが初めてだった私は当初苦戦していた。解析で何度エラーが出ても小さなミスを一つ一つ粘り強く直し、最終的に正しい解が導かれることに面白さを見出し、土木学会全国大会で発表することができた。そこで今まで感じたことのない達成感を感じ、さらなる研究の意欲が湧いた。これからは精度を高め、将来的に津波が発生した際に津谷川橋梁と同様に破壊されてしまう橋梁の特定をしたい。 続きを読む
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Q.
これまで、自ら進んで困難な状況にチャレンジしたことはありますか?それはどのようなチャレンジだったのか、なぜチャレンジしたのか、目的とチャレンジの結果も併せて記入してください。(500文字以内)
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A.
馬術部には大学から始めた初心者と、10年以上の経験者が混在し、技量の差から待遇面で格差があった。そのため意識格差があり、チームとしての連帯感が薄かった。主将になった私は、最初の団体戦である東京六大学大会での35年振りの優勝を目標に据えた。毎年2位であった同大会は、経験者の個人力の合算の結果2位に甘んじているのだと考え、チームを一体化することに注力した。この問題点を解決するため2つの試みをした。1つ目は個人ミーティングを開き、話し合いの中で得られたことにより一人一人目標を定めた。個々に合わせた練習プランを実践することで、的確な指導が行えるようにした。2つ目は私自身が部活に真摯に取り組み、目標とされるような部員になろうとした。人として信頼される主将になれば結束力が高まると思ったからである。馬術の練習というのは、1日40分程と限られた時間をいかに密な時間にするかが重要になる。以上の取り組みで練習意欲を掻き立て、練習の質が向上した。未経験者の技術が向上し、チーム内に良きライバル関係を作り切磋琢磨できたことで、結果的に六大学大会で優勝。この経験からコミュニケーションにより人の心を動かせると実感した。 続きを読む