- Q. 志望動機
- A.
楽天グループ株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2018卒楽天グループ株式会社のレポート
公開日:2017年12月11日
選考概要
- 年度
-
- 2018年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
IT企業について全般的に調べていた。メガベンチャーもしくは大手という立ち位置であり、特に理念などについてはすごくこだわりを持っている会社。社長が創設者であるから本なども大量に出回っていたそれを見ながら勉強するのはありだと思う。本当はインターンシップなどに参加すると良いのかも入れないが自分はしなかった。しかしながら、中長期戦略や会社の株主向けの情報は積極的にみた。
それ以外は面接を実際に受けて見て逆質問を次の面接で活かしながら進めた、例えば前の人がサッカーに力を入れていると言ったら、それを次の面接までに調べて話しました。そのようなことを繰り返すことで楽天に対するスピリットを強く感じることができた。
志望動機
私は三木谷のエッセイを読んで強く共感しこの会社を志願致しました。三木谷の成功のコンセプトの中で最も共感したのは顧客満足度の最大化という観点である。
なぜこれに強く共感したかというと、企業において利益というのは切っても切り離せないが、人類全体の幸福に貢献すること、細かく見ると一人一人の顧客の満足度を向上させれることが会社の今後の繁栄に直結するという考え方に強く共感したからである。
三木谷は”自分の仕事が誰かを幸せにしてくれるという実感は、仕事を続けて行くための極めて重要なモチベーションなのだ”と言っているが、私はこの言葉に心当たりがある。私は大学時代のサークル活動や中高時代の部活動でリーダーシップを取る経験があったが、ほぼボランティアに近い活動のモチベーションは他者からの感謝や信頼を実感していたからであると振り返る。その過程で在籍する集合体にさらなる愛着を持ち、そしてその集合体をより良くしていこうという発想が生まれる。そしてさらに他者から評価されるの繰り返しであった。私はこの過程および好循環こそ、当事者意識の根元にあるものであると考える。
私は就職活動を通して様々な企業を見る中で、大企業や中小企業、多彩な業種を見ながら自分の将来と照らし合わせてきました。その中で記憶に残っている企業は決して金儲けのためだけに仕事をしているのではなく、社会を良くするなどの大きな”夢”や企業としての”存在意義"を持ちながら仕事をしている方々でした。振り返るとこれらの企業に強く惹かれたのはやはり、当事者意識を持って顧客満足度を向上させようとしている点であると分析できる。
自分も誰かのために、強いては社会のために当事者意識を持って仕事ができる人間でありたいと思う。並びに、その様なエッセンスを持って仕事をすれば、厳しいこともあるが、必ず納得のいく行動ができたと振り返られるであろうと考える。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2017年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
実際に行ったインターンシップとその内容
ES対策で行ったこと
企業研究と株式情報を徹底的に読んだ、並びに社長の本である成功のコンセプトという本をESまでに読んだ。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2017年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
SPIに関してはすごく勉強していたが、見たことのないWEBテスト出会ったのであまり対策できていなかった。
WEBテストの内容・科目
よくわからない
1次面接 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 中年
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自分の経験の多彩さであると思う。企業研究より自分のしてきたことを聞かれていた。逆質問なども特になく、すごく人物重視であったと思う
面接の雰囲気
特別に一日で二度選考が行われた
優しい社員さんであった。自分の話を全て聞いてくれる人で、
そのように自分の良さを引き出す面接だったかもしれない。
1次面接で聞かれた質問と回答
研究に関して、研究の成果と有用性
私が所属している研究室は○○センターの○○研究グループです。
また、私の研究テーマはStrip Readout型平行平板雪崩式検出器の開発です。
私が所属するグループでは、原子核の粒子ビームを標的に照射する実験から原子核の性質を測定しています。この測定において、照射前のビームの位置や時間などの情報を深く知ることが大変重要であり、私は照射される大量の粒子の情報をより正確に取得する検出器を開発していました。具体的な目標としては1秒間に100万個の粒子が通るビームを95%以上の検出効率で0.5mmの精度で位置情報を取得できる検出器です。この様な検出器は今まで存在しませんでした。
私はこの課題を解決すべく、今まで使われていた検出器に着目しました。私はこの検出器の読み出し手法を変更することによって、1秒間に20万個以上数えることのできなかった検出器を100万個以上数えることができる検出器に変更しました。さらに、読み出し方法の変更で位置の精度が0.1mm以下であることが分かり、今現在はこの検出器に関する解析手法の確立及び論文執筆に時間を使用しています。
最終的に自分が作成した実用性が証明され、来年度9月の我々の実験の正式投入の為に量産されることが決定しました。
サークルやバイトなどで頑張ったこと
学部時代にはアカペラサークルに所属していました。歌い手としてはグループのリーダーとして、各地のイベントや1500人の前で歌を披露するなどの機会を経験しました。運営としては、私は部長ではありませんでしたが、合宿・学園祭・700人規模のコンサート運営の運営長を通して、当時課題であったサークルの統一意識の希薄化の解決に4年間を費やしました。
特にホールライブ運営ではIT技術を用いてQRコードから投票できるシステムを作成し、当時課題であった企画を推し進めることができた。
部活動としては中学および高校と陸上競技部に所属しており、共に部長を経験しました。中学生時代は4×100mリレーで県ベスト8まで進んだ経験があります。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 50代
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
なんでもやりたいという熱意。
あと、今まで熱意を持って実際に行動してきた点が非常に評価された。
企業研究よりそういうものが重要
面接の雰囲気
多分特別ルートだと思うが、すごく年配の人間と話した。場所も本社でなく就活を応援する施設であった。(知るカフェ)
雰囲気は極めて圧迫。とても厳しい質問が飛んできた
最終面接で聞かれた質問と回答
配属希望と職種の希望は?
第一希望はマーケティングをしたいです。次はカード及びトラベル事業につきたい。
マーケティング事業は全事業に精通することができ、自分が大学院で学んだデータ解析のスキルを活かすことができるため、この事業を強く志願しています。
カード事業を含めたFintech事業も今後さらなる進展が期待されるため、自分もその時代の流れに身を投じてみたいという思いがあります。
トラベル事業は説明会の時のサミットでビックデータとの繋がりに注力しているとおっしゃっていたので、そのような新たな試みに強く興味を持ちました。
また、私は貴社でデータサイエンティストもしくはデータアナリストとしてのキャリアを積んでいきたいと考えています。また、データ分析を軸においたマーケティングにも非常に興味があります。
自分の理想とするキャリアの実現のために、大学院でデータ解析を主軸においた研究だけでなく、半年間ほどMicrosoft Japanでクラウドサービスのマーケティングに関する長期インターンに参加しています。
合わせて、データサイエンティストで必要な統計知識およびIT知識の向上のため、資格の勉強を進めています。
志望動機。本の感想と自分の考えるイノベーションとは
私は御社でのキャリアを通して、様々なバックグラウンドを持った人間と協力しイノベーションを起こし、将来的に人がより人として暮らしやすくできる価値を提供して行きたい。
また、自分の可能性や価値を広げて行きたい。
今まで、研究者のような道として物理学を極めてきました。
しかし、今までのサークル運営や部活動などの集団能力を広げる経験を通し、何か自分の可能性をもっと広げられるのではと感じた。
御社はアントレプレナーシップを大切にし、様々な国の人と関われる。
色々な経験でキャリアを積むことによって、大きく自分の可能性を広げたい。
最終的には様々な社会問題を解決したい。ITの推進などのイノベーションは時に社会問題を引き起こし、良くも悪くも文化を変えうる。
倫理観がしっかり基づいた、イノベーションを起こしたい。徹底的に考えつくされたイノベーション
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
迷っている自分を大変尊重してくれた。考える期間も1ヶ月以上くれ、その間に先輩社員や役員と話す機会を設けてくれた。
内定に必要なことは何だと思うか
自分をとにかくアピールすること、
私はアピールポイントとして
1. 物理学専攻として最先端の研究を行っていること
2. 研究だけではなくサークル運営などにも力をいれていること
この二つをあげていました。
技術系の選考や企業では1.の研究に関することがメインで聞かれるのですが、自己分析を繰り返して得られた自分の思考の根幹となる2.の研究以外の活動もアピールしながら、本当の自分を知ってもらいたいと説明していきました。アピールする内容は一つの事柄のみを頑なに主張するのではなく、企業のことをしっかり分析し、その企業に対して何をアピールすべきかを意識しながら柔軟に説明しました。 当たり前の様にも思えますが意外と難しく、アピールすべき点をしっかり考えることは非常に大切だと思います。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
自分の特徴をよく理解していない人。
理系専攻や修士以上となると、どうしても自分の学んできた分野に絡まないと就職できないのではないか?と不安になったり、自然とその分野で就職をするものであるという思考に陥ってしまいます。 私自身もその様な感情を抱いていました。 しかし、それは全くの誤解です。理系専攻にも大学院生にも様々な道は拓けていて、アピール次第では専門外の業界にアクセスするチャンスを持っていると感じました。 そもそも私は大学出願の時点では専攻で就職先が決まると考えていませんでした。多くの方も同様ではないでしょうか。 ですので、もう一度自分を振り返ってみてください。自分が何に喜びを感じるのか?どんなことがしたいのか?そういったことをもう一度考えてみてください。 自分の学んできた大学・大学院の経験が大事であった人もいれば、中学時代の経験が根強く残っている人もいると思います。自分の経験を振り返ることが就職活動できっと役に立つと思います。
内定したからこそ分かる選考の注意点
企業研究というより自分の今までしてきたことをアピールできることが重要。
多彩な事業であるから、志望動機は簡単に作れるので、そちらは心配しなくていい。
よくプレゼンをネットにアップしているのでそれを見るとよく理解できる。
内定後、社員や人事からのフォロー
役員と面接や内定者アルバイトの機会などもあった。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 20代の成長環境
- 会社のブランド・知名度
- 成長市場で働きたい
入社を迷った企業
LINEヤフー株式会社
迷った会社と比較して楽天グループ株式会社に入社を決めた理由
自分の軸と企業で経験できることがマッチしていたことが決め手でした。
就職活動開始当初に想定していたものとは全く異なる社風でしたが、就職活動を通して自己分析が深まることでそちらの方が自分に合っていると感じました。 他の内々定を頂いた企業さんにも懇親会などで社員の方と話をする機会を設けていただきましたが、その中でも内定を承諾した企業さんは特に今後のビジョンなどを掴むことができ、わくわくできた点が決め手となりました。 私は就職活動を通じて転職も考慮に入れたキャリアステップを考える様になったため、入社後に何ができるのかも強く意識しましたが、入社後に成長できる環境が整っていると感じた点も内定先を決める要因となりました。
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楽天グループの 会社情報
会社名 | 楽天グループ株式会社 |
---|---|
フリガナ | ラクテングループ |
設立日 | 1997年2月 |
資本金 | 4467億6800万円 |
従業員数 | 30,830人 |
売上高 | 2兆713億1500万円 |
決算月 | 12月 |
代表者 | 三木谷浩史 |
本社所在地 | 〒158-0094 東京都世田谷区玉川1丁目14番1号 |
平均年齢 | 34.4歳 |
平均給与 | 794万円 |
電話番号 | 050-55816910 |
URL | https://corp.rakuten.co.jp/ |
採用URL | https://corp.rakuten.co.jp/careers/graduates/ |