
23卒 インターンES
コンサルタント
-
Q.
選択したトピックについて、どのような企業(または、政府)がどのような社会的インパクトを与え得るか、また、その結果、私たちの生活がどのように変化するか
-
A.
現在の日本の農業における課題は4つある。(1)農家の人手不足、後継者問題が挙げられる。その要因は農業に進出する若者が少ないからである。理由としては農業に興味はあるがやり方がわからないため行動に移せないなどが考えられる。(2)農作業が重労働を必要とすることである。現在の日本は少子高齢化もあり農家の大半が高齢者である。そのため重労働によって体を壊す、農業を継続できないという問題が起きている。(3)作物を育てる上で大量の農薬を使用していることである。その要因は害虫の居場所を特定することができないため虫がいない所まで農薬をまいているからだと考えられる。(4)作物の廃棄問題である。その要因は必要な場所に必要な量の作物を届けることが出来ていないためあまり需要がない所まで多くの作物を届けてしまっているからだと考えられる。 4つの課題に対してスマート農業の導入により以下の解決が可能となる。(1)に関しては人工知能を利用することで農業に関する知識や技術をシステム化することが出来る。そのため現在農業に興味はあるがやり方がわからないがために農業ができない若者でも簡単に農業を行うことが可能となる。(2)に関しては農業ロボットを利用することで高齢者の負担を減らすことが出来る。具体的に農業ロボットは作物の種を植える、作物を育てる、作物を収穫するなど農業全般を行うことが可能となる。(3)に関しては人工知能を利用することで害虫の居場所を特定し、早期発見が出来る。それにより害虫のいる場所にピンポイントで農薬を撒くことができるため必要最低限の使用に抑えることが可能となる。(4)に関してはloTを利用することで、市場の動向や消費者が欲している作物を事前に把握することが出来る。それにより必要な場所に必要なものを無駄なくかつ早く届けることが可能となる。 次に4つの課題が解決されることで私たちの生活への変化は3つある。1つ目は今まで以上に新鮮な作物を購入することが可能となる。なぜなら農薬の使用を必要最低限に抑えられ、かつ早く我々の元に届くからである。2つ目は農業に興味がある若者が今までより簡単に農業を行うことが可能となる。なぜならの農業に関する技術や知識がシステム化されているからである。3つ目は今までに比べ農作業を行う上で体への負担が少なくなる。なぜなら重労働を必要とする作業は農業ロボットが行ってくれるからである。 続きを読む