22卒 本選考ES
技術職
22卒 | 東北大学大学院 | 男性
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Q.
10年後の世界はどのようになっていると考えますか。それを踏まえ、 キヤノンに入社してやりたいこと、実現したいことは何ですか?
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A.
2030年の世界は、より進んだIoTによりあらゆるものがつながり、情報がやりとりされるので、その情報を表示するための小型のディプレイの需要はさらに拡大します。また、一般消費者向けの4Kや8Kなどに代表されるディプレイの高画質化はさらに推進され、より、画素が高密度でかつ歩留まりがよい製品が要求されます。また、過去のブラウン管などでは考えられなかった、超大型ディスプレイが産業向けにより積極的に取り入れられると考えられます。 このように、多用途、複数サイズ、大量生産が要求されるディスプレイの需要に合わせて、FPD露光装置の社会的需要は拡大し続けると考えます。さらに、露光装置もより大型の基盤に合わせて大型化し、さらに歩留まり改善のため、位置合わせの精度の向上と同時に大量生産に対応した高速動作するという背反する物事も成立しなければならないと考えられます。 自身の研究過程において、リソグラフィ&エッチングプロセスを自分の手で行って、プロセス装置動かしてデバイスを作成しました。製造装置を動かして経験した知識、ノウハウを生かして、より高性能な新規露光装置の開発設計に携わりたいです。そして、用途に合わせて、高画質を実現したディスプレイを社会全体に普及させて、あらゆる人が質の高いディスプレイ体験ができることを提供することを通してスマート社会の実現を行いたいです。 続きを読む
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Q.
学生時代に力を注いで挑戦したこと(していること)を教えてください。 (その挑戦において、困難だったことや、その困難にどのようなアプローチで取り組んだか、またその経験から得られたことなどを具体的に記載してください。学業もしくは学業以外でも可) (400文字以内)
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A.
学生生活の中で力を入れて取り組んだことは、アルバイトでの塾講師として、「個性に合わせて人を導くことができるようになる」を実施したことです。 自分が働かせていただいた塾では、複数の生徒を同時に担当し、個別授業を行っていました。生徒それぞれは、習熟度、成績、勉強習慣、性格と異なっており、個々に合わせた指導が必要でした。限られた授業時間内で、個性が異なるそれぞれ生徒に対して、日々の授業での疑問点の解決を行うと同時に、これまでの成績や会話を通して分かった性格などを参照しながら、勉強方法を提案、自宅学習の改善の実施などを行い、個性に合った授業を行い成績が上げるようにしました・ 以上の努力の結果、自分が1年間担当した受験生全員が、志望校に合格したと分かった時は非常にうれしかったです。以上の経験を通して、個性に合わせて人を導くという得難い能力を身につけることができました。 続きを読む
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Q.
卒業論文で取り組んだことについて教えてください (500字以内)
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A.
CRF-Venusマウスは、これを持つ遺伝子組み換え雄マウスと、野生型雌マウスを交配させ、その子供に遺伝子を引き継がせることで、系統を維持している。その際、その子供マウスがCRF発現するか否かは50%の確立であり、発現したマウスの特定は必須である。 本研究はPCR法を用いて、遺伝子発現の有無特定を行う際の精度向上を目的とした。PCR法とは、目的のDNAを含んだ細胞を酵素とプライマーを含んだ反応液に入れ、特定のサイクルで温度上昇と冷却を繰り返すことで、目的のDNAを増幅させ、そのDNAを電気泳動などで観測することで特定する。 安定した十分な量DNA増幅を行なえず、発現判別が不十分であったが、反応液を構成する薬液の改良、加熱-冷却サイクルの温度と時間の調整を行い、電気泳動法を用いて目視で確認できるほど十分な量が増幅される実験系を確立した。 続きを読む