- Q. 志望動機
- A.
株式会社横浜銀行の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒株式会社横浜銀行のレポート
公開日:2020年7月20日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
メガバンクも合わせて受ける場合は、なぜメガバンクではなく横浜銀行に行きたいかを論理的に説明出来なければ厳しい。他行と比較したときの横浜銀行の強みは神奈川や東京という巨大で多様性のあるマーケットと、横浜銀行の「人」だと思うので、この二つについて理解するためには3日間のインターンに参加する事を強く推奨する。この銀行ではインターンに参加する事が少なからず選考に有利につながる上、インターンで企業研究も十分に可能。座学での基本的な企業説明の時間や、行員との対談を通して会社の特徴から給与などの福利厚生まで、全てインターンで把握できる。インターンに参加していない場合は、OB訪問とセミナーは必ず行くべき。ネットでの情報を鵜呑みにしてしまうのはお勧めできない。
志望動機
私が貴行を志望する理由は二つあります。一つ目は、神奈川県という巨大で多様性のあるマーケットに魅力を感じたからです。貴行のインターンに参加した時、神奈川県は横浜のような都市部から、箱根や鎌倉のような観光が盛んな地域まで、地域一つをとっても様々な特徴があるという多様性のあるマーケットである事を知り、そのような地域の経済を長期的に支えてみたいと考えたからです。二つ目は、貴行の「人」に魅力を感じた事です。インターンやOB訪問に参加した際に、どのような質問にも親身になってお答えいただいた事が強く印象に残っていました。また、地域経済を支える事に前向きに取り組んでいる方々が多いと感じ、このような素晴らしい魅力をもった方々と一緒に働きたいと考え、貴行を志望しました。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2020年03月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
・あなたが横浜銀行で実現したいことは何ですか?また、そこにあなた自身のこれまでの経験や強みをどのように活かせますか?
・これまであなたが困難に直面しながらも「成し遂げたこと」は何ですか?また、困難を乗り越えるために何をしましたか?具体的なエピソードを400字以内で記述してください。
ES対策で行ったこと
インターンに参加していたため、その時の企業説明の資料やメモを振り返りながら、みん就などのサイトで掲載されている志望動機を参考にした。また、どの企業でも大事だが自己分析を丹念に行った。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
夏頃からインターンに参加しており、とにかく様々な企業のwebテストを何回も受けて慣れました。
WEBテストの内容・科目
玉手箱。内容は言語、非言語、性格診断。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
インターンやOB訪問という具体的な体験談を通して自分の想いを伝えたため、説得力が増し、面接官にも肯定してもらえた。
面接の雰囲気
かなり穏やか。質問自体は広く聞かれ、深堀りされる事はない。答えた事に対して「そうですよね」としばしば頷きながら聞いてくれた。
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代に力を入れた事を教えてください。
私が学生時代に力を入れた事は、サークル活動です。〇〇サークルの代表を務めており、運営方針について話し合いの司会進行を務め、決定を行うためリーダーシップをとる場面が多くありました。私が特に力を入れたのは、昨年の新歓活動です。人数が著しく減少していたため、この危機を脱するために新歓期間で1年生を多く勧誘しなければならないと考えました。しかし、自分の大学には他にも知名度の高い○○サークルがあり、新入生を増やす事は決して簡単ではありませんでした。そこで、新歓期間中の食事会や体験練習、説明会などのイベントの開催回数を増やし、もっと自分のサークルの事を知ってもらおうと努めました。また、新歓期間中は新しいアプリを活用し、新入生情報の管理と情報共有を徹底的に行うことで、新入生に対しより親身な対応が出来るよう心掛けました。その結果、30名の新入生が入団を決意してくれたので、貴重な経験をする事が出来ました。
インターンに参加した際に印象に残っている話があれば教えてください。
私は官公庁に出向された行員の方の地方創生の話がとても印象に残りました。地方創生の基本的な考え方として、将来の商売の種まきというものがある事を初めて知り、驚いた事を今でも覚えています。長期的な視点で経済を支える事で、それが将来のビジネスを生むのであれば、必ずしも目先の利益を追わない事がある。地域に新しいビジネスが生まれれば新しい雇用が生まれ、それが経済の活性化に繋がる。経済が活性化していない地域に観光業という異業種の提携を通していかに客を呼び込み、お金を落としてもらうかを考える。その時のグループワークの時間は、私が地域経済に貢献してみたいと思うきっかけになりました。インターンを通して、地域戦略統括部の業務にも興味を持つようになりました。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 20年目、本部行員
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
上記の設問の後も業務理解について深く聞かれ、答えに窮してしまったが、自分の知識不足を素直に認めて面接官にアドバイスやフィードバックを求めた事で危機を切り抜ける事が出来た。
面接の雰囲気
やや圧迫気味の面接。面接のペースがかなり早く進むので、スピーディーに答える事を強く求められている印象をもった。学チカや志望動機についてはかなり深堀りされた。
2次面接で聞かれた質問と回答
法人渉外としてやってみたい事はありますか。
法人渉外として、地域の中小企業を支えてみたいと考えています。中小企業を支えたい理由は二つあります。一つ目は、貴行のインターンに参加して地方創生の話に強い感銘を受けた事です。地域の経済を活性化するためには、目先の利益を追うのではなく、長期的な視点をもって提案を行い、施策を実行していく必要があると学びました。その中で、日本の企業の殆どが中小企業であるため、中小企業の経済力を上げていく事が、地域経済の貢献にとっても影響が大きいため、中小企業を支えたいと考えました。二つ目は、中小企業を担当する事で経営者と会う機会が増える事です。ダイレクトにお客様を支えられるというやりがいはもちろん、自分も経営者とお話する事でより成長出来ると思っております。
では、中小企業が困っている事にはどんな事があると思いますか。
事業承継が中小企業の大きな問題であると考えます。日本の企業の殆どを占める中小企業の経済力を高めていく事が地域経済の活性化につながりますが、実際には後継者問題に悩まされている経営者が数多く存在すると伺っております。その経営者の方の代が終わり、後継者がいなかった場合、その企業はなくなり、結果として地域の経済力は低下してしまいます。銀行として、この事業承継問題に取り組む事が大切な業務の一つではないでしょうか。経営者が自分の企業を残したいのであれば誰かに事業を承継させなければなりませんし、企業を存続させる必要がない場合にはM&Aを提案し、地域の経済力を落とさないようにしなければなりません。こういった経営者の悩みに耳を傾け、経済の活性化のための提案を行う事が銀行の役割だと考えます。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 10年程度の人事(インターンの進行役)
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
第一志望である事と、その理由を論理的に話せた事。実際の志望度が第一志望でなかったとしても、少なくともこの銀行では「第一志望です」と言わないと内定は難しいと思います。
面接の雰囲気
穏やかな雰囲気で、ほぼ雑談と意思確認。横浜銀行の場合、インターンの進行役が出てきたら、少なくとも最終面接である事は間違いない。内定がそこで出るかどうかは人によるが、インターン組でこれまでの面接も高評価である場合、「第一志望です」とはっきり言えて、志望動機が論理的であればその場で内定を告げられ、雑談と意思確認に移行するため、聞かれる事自体は少ない。
最終面接で聞かれた質問と回答
なぜ金融業界を志望しているのですか。
金融業界を志望する理由は、私の将来のビジョンにあります。私の就活の軸として、対話を通じてお客様の想いに応え、社会を支えるという事を掲げております。私は塾講師のアルバイトで保護者対応の仕事をしており、保護者の方のお話から生徒の課題を認識し、それに対してアドバイスを行う仕事にやりがいを感じておりました。そのため、社会に出ても似たような仕事が出来ないかと考えていました。就職活動を通して様々な業界を見ていく中で、その中で金融業界が無形商材を扱っているため商品の性能ではなく人間力で評価して頂ける事、そしてお金の流れを通じて社会を支えられるという社会貢献性の高さが私が将来やりたい事と一致していると感じたため、金融業界を志望させて頂きました。
なぜ銀行を志望しましたか。また、なぜメガバンクではなく地方銀行を志望したいと思ったのでしょうか。
私が銀行を志望した理由は、どの金融機関よりも銀行が一番幅広い業務を行えるからです。他の金融機関と比べて、他業種やグループ内での提携や容易であり、金融商品として保険なども取り扱っているため、顧客の多様なニーズに幅広いソリューションでお応えする事が出来るのが銀行の魅力であると感じました。
私が地方銀行を志望したいと思った理由は、銀行員として働くのであれば私の担当する地域の経済を変えてみたいと思った事にあります。メガバンクでは、数年単位で転勤を行うため、数年で特定の地域の経済を変える事は至難の業ですし、実際に出来る施策もごくわずかであると感じました。しかし、地方銀行であれば、特定の地域に勤務範囲が限定されているので、一つの地域に時間をかけ、長期的に経済活性化に貢献出来ると感じました。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定後に就活を終了して欲しいと言われる事はまずありません。承諾期間もなく、就活を続けたいと言っても問題ないと思います。しかし、内定者には座談会や懇親会などの拘束が生じてきますので、実際の横浜銀行の志望度が低く就活を続ける場合には注意が必要です。
内定に必要なことは何だと思うか
この銀行ではインターンに参加しているかいないかが大きな分かれ道になると言っても過言ではありません。非インターン組で内定をとるためには高学歴かつ優秀と判断されなければ厳しいと思います。また、面接の回数も変わります。インターン組で高評価だった場合は3回で終わりますが、非インターンは確実に4回は面接しますし、最終面接でもその場で内定を出してくれない可能性もあります。明らかに人事部がインターン組を優先しているスタンスである事は間違いありませんし、インターン自体はOB訪問に相当する座談会やも支店見学など充実した内容ですので、企業研究はこのイベント一つで十二分に出来ます。しかし、インターンに全参加していても内定がとれない人もいましたし、書類選考の時点で連絡がこない人もいましたので、インターン組も慢心せずに、ES提出の時点から念入りにインターンの内容を振り返れているかどうかが大切です。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
人柄として、素直であるかどうかが見られているように感じました。横浜銀行では必ず一回は圧迫面接をされます。フローとしては特に二次面接あたりが鬼門で、質問攻めで詰められ、思うように実力を出し切れずに不合格になる人が多かったようです。正解を言える事が本当の能力ではありません。変なプライドは捨て、自分の弱さを認め、上司や先輩にアドバイスを積極的に求められる人の方が企業としても採用したくなるものです。内定者とそうでない人の違いはそこにあると思いました。
内定したからこそ分かる選考の注意点
志望度が高いのであれば、夏・秋・冬のインターンに全て参加する事を推奨します。リクルーターが付き、ES提出後から優先的に選考に案内されます。自分は冬しか参加していなかったためか、書類選考から10日間ほど経過してから面接を案内されましたが、リクルーターが付いていればインターン直後あたりから連絡が来るようになり、ES提出後一週間以内には面接に案内されます。しかし、どの企業でもそうですが、リクルーターが付いていても内定が取れるわけではありませんので注意が必要です。また、学歴はある程度重視されており、MARCHレベルが平均的な学歴層ですので、それより低い学歴だとたとえインターン組でも書類選考後の連絡がかなり遅くなる事があります。
また、横浜銀行は選考の進行速度が非常に速いので、面接をしている場合はその場合格か翌日に連絡がこないと不合格の可能性もあり得ます。
内定後、社員や人事からのフォロー
今後のイベントや必要な資格(入行前・入行後ともにあります)を案内されます。また、内定者座談会が開催されます(5月から月1回程度のペース)。私は内定を辞退したため、1回しか参加していませんでしたが、初回は人事部との座談会で少人数の同期と自己紹介し合い、その後質問の時間を設けて頂きました。私が得た情報によれば、二回目は行員との座談会で、業務理解を深めるものだったようです。
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横浜銀行の 会社情報
会社名 | 株式会社横浜銀行 |
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フリガナ | ヨコハマギンコウ |
設立日 | 1920年12月 |
資本金 | 2156億2800万円 |
従業員数 | 4,067人 |
売上高 | 2779億5900万円 |
代表者 | 片岡達也 |
本社所在地 | 〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目1番1号 |
平均年齢 | 37.6歳 |
平均給与 | 757万円 |
電話番号 | 045-225-1111 |
URL | https://www.boy.co.jp/ |
採用URL | https://boy-recruit.yokohama/recruit/ |