22卒 本選考ES
技術職
22卒 | 京都工芸繊維大学大学院 | 男性
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Q.
現在所属しているゼミもしくは研究室でご自身が取り組まれていることを教えてください
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A.
私の研究テーマは「リグニンの構造解析と複合材料の開発」です。リグニンは木材中に20~30%程度含まれるバイオマスですが、多くは紙パルプの製造段階で廃液として産出され廃棄されているのが現状です。リグニンの材料としての利用が少ない理由としては、モノマーの結合様式が異なることや、木材の種類によりモノマーの構成比が異なる特徴を持っているために材料としての利用が難しいのが現状です。本研究では、リグニンを材料としての利用を目指す前段階としてリグニンの構造解析を行いました。それぞれの木材からジオキサンを用いてリグニンをより天然に近い状態を維持したまま抽出し、リグニンの構造特徴をFT-IR測定により解析を行いそれぞれのモノマーの構成比の割合や結合の割合などを明らかにしました。現在はモノマー構造が類似し相互作用が高いと思われる漆を混合した複合材料を開発し薄膜の物性評価と耐紫外測定を行う予定です。 続きを読む
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Q.
所属研究室の研究概要(主題テーマ)をご記入ください
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A.
私の所属研究室の主なテーマは「竹材の生物学的特徴の解明とセルロースナノファイバー材料への応用」、「天然の結晶形態を維持したフィブロインナノファイバー材料の創製」です。前者では、有力なバイオマス資源として注目されていながら生物学的研究があまり行われず木材資源の代替材としての利用にとどまっている竹材の新規利用システムの構築を目指し、ナノ複合材料の開発を行っています。後者では、シルクフィブロインの高い生体適合性を活かした新規生体材料の創製を目指し、従来の方法である溶剤を用いることなく解繊させたフィブロインを製造し、新素材を用いたバイオメディカル材料の開発を行っています。 続きを読む
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Q.
あなたが荏原に入社してやりたい仕事について教えてください
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A.
私は貴社に入社後は廃棄物の処理プラント事業に携わりたいと考えています。理由としては、私が大学の研究でリグニンの研究を行っており、研究を通じて将来は環境に配慮した社会づくりができる仕事をして社会に貢献したいと思うようになりました。貴社の廃棄物処理プラント事業での開発業務では、ごみ処理施設での発電効率の向上やリサイクル技術を中心に行っていることに魅力を感じました。設計業務では、プラント建設の初段階となる業務内容はプラントが建設されることにより地図に残る仕事ができることに魅力を感じました。貴社に入社することで環境を重視した業務に携わることができ、将来的での社会貢献性が高くやりがいを感じることができると思ったため貴社を志望します。 続きを読む
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Q.
あなたらしさを表すエピソードを教えてください
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A.
私は、社交的な性格であると周りから言われることが多いです。初対面の人とも積極的に話をし、困っている人がいたら進んで相談に乗ることも多いです。このような性格となったきっかけは、父親の仕事の関係で小学校中学校で転校を経験したことです。転校先では、仲良しグループが形成されている状態であったために私がその輪に入るためには、自ら積極的に話しかけていかないとみんなと仲良くできないと思ったので積極的に話しかけることで周りと打ち解けていきました。その中で、友人が何か困ったことがあれば助けたいという思いが強くなっていき、進んで助けることができました。小中学校でこの経験をしたので、大学編入後でも、大学の授業や実験などを通じて話しかけ、コミュニケーションを取ることができ、異なる環境でも即座に対応することができる正確になりました。 続きを読む
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Q.
あなたがこれまでに目標を決めて、その達成のために努力したことについて教えてください。行動する中で、あなたが苦労した点や、どう乗り越えたかもあわせて記載ください。
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A.
私が目標を決めて達成するまで努力したことは大学時代での編入試験の勉強です。私は大学入学後により高いレベルで勉学に励みたいと思い現大学の編入を志望してから一年以上毎日勉強し多い時には一日10時間以上勉強しました。その中で苦労したことはTOEICの成績が上がらなかったことです。半年以上毎日勉強しても伸びず勉強しているのになぜ伸びないかの原因が分からなかったため高得点を修得している大学の友人にアドバイスを求めました。そこで私の行っていた勉強法とは全く異なっていて、今までの勉強方法が間違っていると自覚したため、友人が行っていた方法で自分に一番合った方法を試行錯誤しながら勉強に励んだところ、数か月で150点アップし編入試験に合格することができました。私はこの経験で困難なことが起こっても諦めずに努力を続け、困難なことが起こったら悩みを一人で抱えずに友人に助けを求める大切さを知りました。 続きを読む
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Q.
あなたがこれまでの人生で、課題に対して、新しい価値を提供した経験について教えてください
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A.
私が、課題に対して新しい価値を提供したことは、大学時代に個別指導塾での塾講師としてアルバイトをしていた時での経験です。塾講師での目標は生徒のテストの点数を上げることで、そのためには教え方は重要であると思っていましたが、生徒とコミュニケーションを取る中で生徒の勉強に対する苦手意識が低くテストの点数が上がりませんでした。そこで私は、生徒の勉強に対する苦手意識を克服させるためには生徒自らが自信を持つことが不可欠であると考え、自信をつけさせるために授業時間内で生徒が問題を正解するたびに褒めることにより生徒に自信をつけさせ苦手意識を払しょくさせることに注力しました。その結果、褒められて自信のついた生徒は、段々と主体的に勉強に取り組むようになり、授業中では以前では見ることができなかった積極的に質問をするようになりテストの点数を大幅に向上させることに成功しました。 続きを読む