【創作デザートで輝け！】【20卒】三栄源エフ・エフ・アイの夏インターン体験記（理系/特になし）No.5547（千葉大学大学院/女性）（2019/4/18公開）

ナビサイトで食品メーカーを探していたらたまたま出てきたのがきかっけ。当時はよく知らなかったが、創作デザートコンテストという実践的な内容で、興味をひかれたと同時に、食品メーカーにおける仕事を知る上で役立ちそうだと感じたので応募した。また、先輩にインターン参加者の特別選考があると聞いたのも動機の一つ。

例年、冬季のインターンのみで夏季は初の試みらしく、情報はあまり得られなかった。エントリーシートはOpenESで、追加質問は「インターンに参加する目的」についてのみであったので、誰かに添削してもらうこともなく、提出した。

食品添加物を用いたデザートの開発

1日目にやったこと

まず会社概要やインターン全体の説明を受け、マーケティングのために会社周辺のコンビニやスーパーでデザートを買いに行った（各グループ２０００円支給。不足分は自腹でも可）。その後試食をし、商品コンセプトやそれに合わせたレシピを２パターン考案。必要な材料や器具を決定し、社員の方に伝える。

2日目にやったこと

前日に考えたレシピ通りに商品を作成。都合により当初の予定より時間が短縮されたため、商品の作成とプレゼン準備を同時進行で行った。最後に実際に商品試食をしてもらいながらプレゼンをし、社員およびインターン参加者の投票によって１位が決定された。

人事部の社員、営業部の社員。

ゼリー詰め合わせ。

全グループの発表を通じて「BtoBでなくBtoCよりのプレゼンになっている、相手が企業の方だという意識を忘れている」と言われたこと。それ以降、他のインターンでも目的や相手を見失わずにプレゼンすることを心掛けるようになった。

レシピを練るにあたって、レシピ例や各素材の特徴などが書かれた紙は配られるが、やはり普段の料理で使わない添加物などを使うのは難しく感じた。また、プレゼン準備の時間が少なかったため、発表資料のクオリティや話す内容など、プレゼンのクオリティはあまり上げられなかったと思う。

インターンシップに参加して一番良かったと思うのは、今までよく知らなかったBtoBの世界に触れられたこと。一般消費者向けとは違った、企業向けに提案する開発や営業の面白さが分かった。また、実践的な内容だったので、実際の業務についても理解が深まった。

特に準備をしなくても大きな成長には繋がったが、時間の使い方や役割分担など、グループワークのやり方についてはもう少し分かったうえで参加できれば、より有効なものとなったとは感じた。

今回のインターンシップでは、二日間という短い時間の中で、マーケティングから商品企画、開発、営業までの全体を体験できる形となっていたため、一つ一つ別の職種としてみた時には、内容が薄めであった。特に、研究職としての「開発」についてはイメージがわいたが、「研究」についてはわからない部分があった。

内定が絶対に出るとは思わないが、可能性はあると感じた。BtoC企業と比較して一般知名度が低いためか、インターン参加者を見る限りは、超高学歴の学生はおらず、学部生も多かったため。また、特別フローを設けていることから、企業側からもインターン参加者をとろうという意思を感じた。

志望度が上がった理由は、実践的な体験を通して、BtoB事業の面白さに触れられたこと。また、企業説明や商品開発によって、本当に多岐にわたる添加物を作っていることが分かったと同時に、それらが幅広い食品に用いられており、様々な課題解決に役立っていることが理解できたから。

インターン参加者特別選考はあるが、筆記試験後のグループワークでかなり落とされるらしく、インターン参加者人数に対してそこまで枠は多くないと感じた。アンケート（志望動機やガクチカ等エントリーシートのようなもの）や筆記試験、グループワーク、テストセンター、面接二回、とそれなりに段階もある。

インターンシップに参加する以前から、学校で専攻している分野を活かせると考え、食品業界に大きな興味は持っていた。しかし、まだ企業研究も浅かったため、食品業界の中でも特に、自分も食べたことのある家庭用商品を作っているメーカーや、テレビで広告宣伝を行っている企業など、自分になじみの深い会社を多く見ていた。

このインターンシップに参加したことによって、食品業界のなかでも業務用商品や素材などを扱う、BtoBの企業にも目を向けるようになった。また、以前は商品開発にばかり意識が向いていたが、企業を相手にした提案型営業にも興味を持つようになった。また、知名度や規模だけでなく、実際に何をやっているのかを大切に企業を選べるようになったと感じる。