【金融未来への一歩】【23卒】りそな銀行の夏インターン体験記（文系/2daysワークショップ RESONA Business Academy）No.18055（早稲田大学/女性）（2021/9/27公開）

経済学科で、もともと金融に興味があり、就活でも金融を中心に見ていた。銀行、証券、生保、損保など金融はほぼ全ての業界を見ていて、りそな銀行は全国に視点を持ち、三大メガバンクに次ぐ規模の銀行だったので、応募した。

特別工夫したことや、行った対策は特にない。ただ、金融業界のインターンシップは質問がワンパターンなので（ガクチカ、インターン志望理由など）、頻出質問に関しては7月くらいにはある程度固めておいた。

グループ面接があったので、他の学生の話もしっかり聞く姿勢も見られていると感じた。

法人営業グループワーク、新規事業立案グループワーク

1日目はりそなグループに関する座学が30分ほど行われた後に、法人営業ワークを行った。２日目は新規事業グループワークを行い、最後に30分ほど座談会が行われた。

法人営業、新規事業立案

法人営業ワーク、りそなの強みを活かした社会課題を解決する新規事業立案

1日目にやったこと

まず初めにりそなグループに関する座学が行われた。そこでは、りそな銀行の強みや「脱銀行」を目指した事業の実例などの説明を受けた。その後、５〜６人ほどのグループに分かれ、法人営業のワークを行った。ワークの中では、人事の社員の方がお客様役をやり、学生が社員役となって、ヒアリング、提案を行った。お客様である中小企業に対して事業承継の提案を行うというもので、ヒアリングを行う中で相手のニーズを引き出し、最適なソリューションを提案した。

2日目にやったこと

新規事業立案グループワークを行った。りそな×○○のテーマでりそなの強みを活かして社会課題を解決する新事業の立案を行なった。グループごとに発表を行い、社員の方の評価で優勝グループが決定された。最後に座談会が行われた。

人事部の社員

優勝グループにはりそな銀行のグッズが郵送された

1日目の法人営業ワークでは社員の方がお客様役をやったので、お話する時間はある程度あった。２日間通して、ワークでグループの議論が行き詰まった時は、アドバイスをいただくこともあった。最後に座談会があったので質問がある学生は質問することができた。

2日目のワークで、何もない状態から自分たちで新規事業の立案を行うのが大変だった。また、ワークの時間もとてもタイトだったので、限られた時間の中で満足のいく提案を行うのはとても難しいと実感した。今まで、銀行が預金や融資などメインの業務以外にどのような事業を行なっているのかについて知識がなかったので、どの程度のアイデアが斬新さと実現可能性のバランスで最適なのかを判断するのが難しかった。

２日間通して５〜6人のグループに別れてワークを行なったので、半分以上はグループで話し合う時間だった。ただ、ワークの時間がとてもタイトだったので、雑談などで交流を深める時間はほとんどなかった。

今までは、銀行はお堅いイメージが強かったが、社員の方々の雰囲気もとても和気藹々としていて、インターンシップへの参加を通して、りそなに限ったことかもしれないが、銀行に対するイメージが大きく変わったと感じる。また、りそなグループが理念として掲げているものが現実でもしっかり実行されていることを知ることができた。

金融の専門知識がなくても、ワークを行う上では特に問題はなかったと感じる。事前にりそなグループの企業理念や中長期経営計画などを調べ、理解しておくと、当日のグループワークで意見を出しやすいと思う。

２日間のインターンシップを通して、りそなが大事にしてい理念や雇用体制を知ることができたからだ。座談会で社員の方の詳しいこれまでのキャリアなどを知ることができたので、制度と実際の社員の働き方の一致を確かめることができた。一方で、1日目の法人営業ワークは選択肢制である程度答えがわかりやすかったので、実際の現場での営業では答えがわからない場合がほとんどであり、非常に難しそうだと思った。

今回のインターンシップに参加してみて、インターンの段階では周りの学生のレベルはそこまで高くないと感じたため、本選考で十分に自己アピールすることができれば、内定が出ると思った。また、りそなはエリア内で働くことができるとのことだったので、銀行の中では、自分のような転勤したくない学生でも受けやすいと感じた。

志望度が大幅に上がったわけではないが、少し上がった。理由は、女性の活躍が進んでいること、自分で勤務希望エリアを選ぶことができるので、他の銀行と比べ、転勤が少ないことだ。しかし、オンラインでのインターンだったので、女性の活躍に関してはデータのみで、実際に現場ではどのようになっているのかはわからないなと感じた。

上記でも述べたとおり、インターンシップ後のフォローアップイベントや懇親会などは開催されないと思われるので、インターンシップ参加によって本選考で特別に面接が免除されることなどはないと思うからだ。しかし、企業理解を深めるという点では、参加しておいて損はないと思う。

経済学科なので、金融を中心に見ていた。金融の中では、３大メガバンク志望だったが、インターンシップの応募の段階ではそれ以外の銀行や地銀なども見ておこうと思い、横浜銀行やりそな銀行にエントリーした。金融のほかにも、メーカー、IT、マスコミなど幅広い業界を見ていた。ファーストキャリアでは、ベンチャーや中小企業よりは、教育体制の整っている大企業が良いと思っていた。

今までは銀行に対して、金融の中でも特にお堅いイメージが強かったが、社員の方々の雰囲気などを見ても、他の金融業界の会社と特に変わらないようだと感じた。「脱銀行」を掲げ、積極的に銀行の古いしきたりや制度から脱却しようとしていると感じた。また、銀行は転勤族のイメージだったが、りそなでは社員が関東か関西で勤務希望エリアを出すことができ、基本的には引っ越しをせずに勤務を続けることが可能であるということを知ったので、働き方に対するイメージも大きく変わった。