【鉄道×街づくり、未来への軌跡】【20卒】東海旅客鉄道（JR東海）の冬インターン体験記（文系/総合職事務系統）No.5142（上智大学/男性）（2019/4/16公開）

街づくりや都市開発に興味があり、その中でも鉄道や駅を中心とすることが多いことから鉄道会社における街づくりや都市開発に興味を持った。JR東海はこれから都市開発系の事業に力を入れていくということを聞いていたため、興味を持った。

ありのままの自分をそのまま見せること。面接でも今の自分が持てる力を全て発揮することを心掛けて臨んでいた。

エントリーシート → 最終面接

基本的な質問が多かったため、それに対して適切な回答を心掛けた。就活生としてこれまでやってきたことを発揮できたことが評価されたと思う。

なぜ当社のインターンシップを志望したか。

弊社の日本の大動脈における安全安定輸送を当たり前のものとする責任感と使命感の中で、チャレンジ精神を大切にして事業に取り組む姿勢に共感した。これまで私もチャレンジ精神を大切にしてきたため、弊社の環境下でどれだけ私のチャレンジ精神が通用するか、そして弊社の環境が自分が働くうえでどれだけ適合するか見てみたいと思い、志望した。

学生時代に頑張ったこと

体育会〇〇部での〇〇としての活動だ。登山を行う当部では、活動の安全性が課題だった。この解決に際して、体力と技術のどちらを重視するかで意見が分かれた。部活の活動日数上、両者に優先順位をつける必要があった。私は自身のスポーツ経験から基礎体力の強化が技術を応用させると考えたが、議論は平行線を辿った。両者を満たす方法を模索し続けた結果、知人の登山ガイドの助言より、定期的な登山の継続が体力を強化することに気づいた。そして、技術講習の強化と同時に、登山の定期的な実施をすることで、課題解決することができた。この経験から、相手を論破することよりも双方を満たす方法を模索することの重要性を学んだ。

JR東海の四つの事業領域の中からグループで一つ選び、課題に沿ってグループワークと発表を行う。

前半にやったこと

鉄道営業、海外事業、中央新幹線事業、関連事業の四つの事業領域についてのインプットを座学や実地見学によって行った。関連事業では名古屋の駅ビルの中を実際に社員に案内してもらいながら見学した。

後半にやったこと

前半の日程でインプットした内容を踏まえて、4つの班がそれぞれ一つ事業を選び、各事業ごとに与えられたお題に沿ってグループワークを行い、最終日に行われる発表に向けて準備をした。最終日には全班が発表した。

人事課長代理、その他人事部社員

特になし。

グループワークにおいて、自分達が最も意識していた「グループ全体での納得感」というものがしっかりある状態で発表したことに注目し評価していただけたことは、非常に嬉しかった。

基本的に学歴が高い人ばかりが集まっていたため、そのことで初めは不安になり、なかなか自分をだすことができなかった。また、一人一人がしっかりとした意見や考えを持っているため、議論においても非常に意見がぶつかることが多かった。グループワークの内容も非常にレベルの高いものであり、取り組むのに苦労した。

JR東海という会社を本選考で受ける際にはどのくらいの学歴の人が受け、どのような能力を持った人が受けるのか、といったことを事前に知ることができたことは多大きな収穫だった。また、社員の方がどのようなマインドを持って働かれているのかということを知ることができたことも大きかった。

基本的に準備しておけばよかったと思うことはない。全体を通じて楽しむことができたので、ありのままで参加すればよいと思う。

社員の方がいつ何時も丁寧に接してくれたので、社員の方とより近い距離でお話することができたから、それによって、社員の方がどのようなマインドで日々仕事されているのかということや、どのように物事を考えているのかなどといったことを間近で知ることができた。

参加した学生の学歴は非常に高く、ハードルはとてつもなく高いと感じている。しかし、インターンシップの中で「自分はまだまだ足りていないな」と感じた点もあったと同時に、「自分の強みが活きる」と感じた点も見つけることができたので、いい意味で自信を持つことができた。

4日間を泊まり込みで活動することで、非常に社員の方と身近に接することができた。それによってどのような性格の社員の方が多いのかということや、社員の方々がどのようなマインドを持って日々働かれているのかということが良く分かった。そこで感じたことが自分には合うと確信することができた。

インターンシップによる本選考直結はないが、普段の説明会では学ぶことのできないJR東海の事業のことを知ることができたため、会社の理解度という点では他の学生には負けないと思う。

二週間後に社員訪問のオファーをいただき、社員訪問を行った。インターンシップで疑問として残ったことなどを質問することができた。

基本的には総合不動産デベロッパーを軸に就職活動をしていた。具体的には、東急不動産や東京建物、新日鉄興和不動産やNTT都市開発などだ。それと同時に、駅や鉄道を基軸とした街づくりや再開発にも興味を持ったため、JR旅客各社や東京急行電鉄、京浜急行電鉄、小田急電鉄などといった鉄道会社についても興味をもっていた。

基本的に就職活動における軸に変化はないが、JR東海に関しては、関連事業そのものに対する魅力ではなく、日本の大動脈である三大都市間の安全安定輸送を支えるという責任感と使命感を持って働くことができる環境そのものに魅力を感じた。今後は、鉄道会社についても視野を広げ、鉄道事業とその他の事業がどのような関係性を持っているかという点も気にしていきたい。