【未来を拓く街づくり】【20卒】東京建物の夏インターン体験記（文系/総合職）No.4171（上智大学/男性）（2018/12/12公開）

総合デベロッパーという業界を見始めていた夏前の時期に、自分のアルバイト先の商業施設はどのデベロッパーが手掛けたのかというちょっとした疑問から調べてみたところ、東京建物という会社だということを知り興味を持った。

夏休みは部活動で忙しかったため、選考のフェースを把握したのは〆切の1週間前だった。そこから東京建物について調べてESの対策をすると同時に、録画動画もあったためそこでどのような内容のことを伝えようかというネタをひたすらに考えていた。

八重洲の街をより良くするアイデアを考え提案する

1日目にやったこと

企業説明…企業理念や具体的な事業内容等
社員のパネルディスカッション…3つの部署の社員の方のキャリアや働き方の話
フィールドワーク…八重洲・日本橋・京橋エリアをグループごとにフィールドワーク
グループワーク…お題に沿って、フィールドワークした内容を踏まえて提案を考える

2日目にやったこと

グループワーク…1日目の続きで、午後の発表に用いる資料を模造紙で作成
プレゼン…約10分程の時間でグループごとに行い、半分ごとに社員の方が細かくフィードバック
懇談会…社員の方8名程がバラバラになり、学生の質問等に答える

不明

なし

プレゼンのフィールドワークの質は非常に高かった。各グループのプレゼンで出たポイントとなるものを、今の街づくりや再開発事業等でのトレンドと結び付けていただけたことで、その後の他のデベロッパーのインターンシップ等でも非常に役に立つような知識を知ることができた。

フィールドワークをしたことは非常に良かったが、そこから何が得られてどのようなアイデアとしてアウトプットすればよいかということを思考することが非常に難しく感じた。フィールドワークで感じることはたくさんあったが、それをビジネスとして、東京建物という会社としてそうするかということは、限られたワークの時間と非常にあいまいなお題の関係から、非常に難解なものになっていると感じた。

一つは、東京建物という会社の雰囲気が非常に感じ取れたということである。人事の方を初め、非常に働きやすい環境であるということを随所に感じられた。もう一つは、街づくりや再開発事業においてトレンドとして用いられている知識など、知っておくとおもしろいということをフィールドワークを通じて知ることができたことである。これに関しては本当に勉強になった。

インターンシップに参加する前に準備しておくべきことは何もない。知らないことが前提で進められるし、逆に言えば選考の過程である程度業界のことを調べるため、それが自然と準備になっていると思う。

今回のインターンシップでは社員の方が「東京建物らしく」、学生が非常にのびのびとワークを行うことのできる環境をつくっていたので、その点は入社後の後輩へのフォローと同じような感覚で行っていたのではないかと思った。このような環境の企業で働きたいと素直に感じた。

この企業は本当に自分に合っていると率直に感じた。働きやすさや働いている人の人柄、雰囲気、チャレンジできる環境などが非常に良いと思った。この雰囲気をもとに自分が東京建物で働いた時にどのようなことができるかをイメージしながら本選考に臨めば、内定はでると思う。

事前のイメージは少し堅いイメージであったが、実際は非常に穏やかで良い雰囲気の企業で、スマートな人が多い印象を持った。そのような環境下で働くことは自分にとって、長い目で見て非常に楽しさとやりがいを感じることができるのではないかと思ったことで、志望度は高くなった。

この夏のインターンシップは選考には直結しないと思う。人事からのアクションもないことに加え、このインターンシップでは企業理解と業界理解を学生にしてもらうということを重要視していたように感じ、選考よりも前のフェーズとしてインターンシップを開催しているように感じた。

初めから総合デベロッパーを第一志望にして業界を少しずつ見ていた。夏休みは部活動が最も忙しい時期でもあったことから、とりあえず自分が興味のある業界のインターンシップに絞って考えていた。企業に関しても、大学の春学期のテストが終わってからでもエントリーシートの提出がが間に合うという点で参加する企業を考えていた。

このインターンシップを通じてますます総合デベロッパー業界や東京建物という企業への志望度が高まった。しかしそれと同時に、デベロッパーでも企業によってカラーが大きく異なるということにも気づくようになり、もっと多くの総合デベロッパーを見て勉強したいと思うようになった。それと同時に他にも少しでも興味のある業界や企業は、デベロッパーを志望する際にも活きるかもしれないと思い、幅広く見ていこうと思うようになった。